黄色い鼻水


風邪を引きました。鼻水、くしゃみ、咳、喉の痛み、そして熱…
記憶を辿ると昨年の4月にインフルエンザにかかって以来の久しぶりの風邪です。考えると、乳がんが発症してからは、それはそれは身体に気を使う毎日なので、回りで風邪引いただのお腹壊しただのと言っても、私はへっちゃらのへーだったのでした。

きっかけは乾燥と集団生活。週末はスキーへ行ってきたのですが、久しぶりに相部屋で寝てしかも乾燥している中だったので一発で喉がやられてしまいました。自分の家で生活をしていないと、どうしても食生活が偏ったり、スキーをするわけだから体力も消耗するので当たり前と言ったら当たり前なのでしょうが。。。

私は化学療法を3ヶ月行ったので、身体の免疫はまだ落ちている状態なんだと思っています。話に聞くと1年くらいは、身体の中から毒素が抜けきれないそう。先日のブログで書いたように自然療法を取り入れて、身体の免疫をアップさせようと色々と実践してますが、40年以上かけて作ってきた身体なのですから、そう簡単には変わるはずはありませんもんね。という以前に、免疫の低下からがん細胞の繁殖を許してしまった身体に、もっと低下させる化学療法をやったわけだから、全体の機能が低下しているのは当たり前だのクラッカー(古っ!)なのだと思っています。

思い起こせばこの3,4年は一年中風邪を引いたり、ウイルス性胃腸炎にかかったりと常に病院へ通っている日々だった気がします。しかしですね、以前は長引いていた風邪の諸症状も今日はスッキリといっていいほど治った感があります。これは何故なのでしょうか?私の身体に聞いてみると”少しずつだけど体質が変わってきたんですよ”と言っています。

なんと表現したらいいのか難しいけど「身体はまだ弱っているけど以前より抵抗力がついてきている」という感じなのでしょうか?

免疫といえば白血球が思い浮かびますが、興味を持って知れば知るほど、身体のしくみって面白いなーと思います。風邪や怪我などで身体に侵入してきた細菌やウィルスを、この白血球が退治してくれるわけです。白血球の中の好中球というのが、最初に異物と闘ってくれるのですが、その時に異物とともに戦死すると、それが<膿>と呼ばれるものになるそうです。よくお医者さんで鼻水の色とか聞かれますよね?黄色い鼻水や痰が出ている最中は、身体の中で白血球が闘っている最中なのでしょう。

以前は中々鼻水が黄色くならなかった記憶があるのですが、今回はあっという間に黄色い鼻水が出るようになっていました。そう考えると少数ながらにきちんと闘える白血球が身体の中に増えてくれたのかなーと。まあ、あくまでも自分勝手な推測ですが…

それと面白い感覚もありました。週末で外泊するときは色んなものを制限なく食べたり飲んだりしているのですが、今回は身体がヤケに反応したのです。お肉食べたくない、玄米食べたい、ビタミン足りてないetc.
帰ってすぐに、いつも飲んでいるビタミンの宝庫<ノニジュース>をゴクゴクと飲み、カバノアナダケを煎じたお茶を飲みながらナツメを食べたら、身体も気持ちもスーッと落ち着いたんですよね。

ちなみに前述した免疫の難しい話、ワタクシメは漫画から勉強しました。小学館から出版されている、まんが脅威の小宇宙ってやつです。漫画版「ミクロの決死圏」という感じで中々面白いですよ。


ホルモン療法


朝の散歩では、手先がしびれるような寒さが続いています。近くの公園で簡単なスタンディング・エクササイズを行っているのですが、ピンと張り詰めた空気の中、ゆっくりと身体を動かして、呼吸を始めると、とても真摯な気分になります。今日はいなかったのですが、時折、おじさんが太極拳をやっているんですよね。今度やってみようかなーなどと思いつつ…

11月の手術を終えた直後から、現在はホルモン療法をやっています。乳がんの中には、女性ホルモン(エストロゲン)の働きでガン細胞が増殖する「ホルモン感受性ガン」があり、全体の6〜7割りを占めているそうです。このようなガンに対しては、エストロゲンの作用を抑えることで増殖を抑制するホルモン療法が有効だそう。

手術後の病理検査で、その感受性があるかどうかがわかるのですが、私はエストロゲン受容体がプラスで、その他の女性ホルモン受容体(プロゲステロン)がマイナスでした。もちろん両方が陽性の方で尚且つその数値が高いほど感受性が強いので、ホルモン療法が有効となります。

手術でガンを取りきったんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、乳がんの場合は全身に広がりやすい特徴があるので、局所的な治療だけでなく全身的な治療を行います。抗癌剤による化学療法もそのひとつです。身体の中に、もしかしたら散らばっているかも知れない、ガン細胞を取り除くことで再発や転移を防ぐというのが狙いです。

今行っている治療は、1ヶ月に一度の腹部への注射と毎日服用する錠剤2つぶ。注射は2年間、薬はなんと5年間です。実になが〜い道のりですよね。しかも期間だけじゃなくお金もかかるんですよね〜とほほ。

ホルモン療法では生理を止めてしまうので、特徴としては更年期と同じような症状が多く現れます。個人差があるので副作用がひどく出てしまう場合ももちろんあります。これは自然に生理が終わるのではなく人工的にとめるからかなーと思ったりもしてますが。。準備しない状態で、いきなり身体への変化を起こしてしまう訳ですもんね。
知り合いの乳がん患者さんには、副作用がひどくホルモン療法を打ち切った方もいます。こればっかりは、本当に個人の体質なんですよね。

私は比較的副作用が少ないようで(感じる範囲)、ホットフラッシュといわれる突然汗をかいたりする症状のみ辛い感じです。しかし感じない症状で、骨粗しょう症、肝機能障害、子宮たいガンetc.など気をつけなければならない身体の中の変化がたくさんあります。ホルモン療法は前述したように、副作用が比較的ゆるいのであまり恐怖感を感じません(化学療法と比べて)でも、薬という力によってからだの中に変化を起こさせているのだから、自然ではないことは確かです。

今、色々と取り組んでいることに自然療法があります。そんなにしっかりとやっているわけではないけど、まずは食養生で、がんになりやすい体質を変えること&治療に負けない体力をつけること。そのうちのひとつに1回目の手術直後から始めた<にんじんりんごジュース>というのがあります。これは医学博士・石原結實氏が書籍などで、た〜くさん書いているので興味ある方は、本屋さんの健康というコーナーを見てください。にんじんは先日、無農薬のを大量に取り寄せて、泥をたわしでゴシゴシ洗って使っています。りんごも探さないとね。

そうそう、かなり美味しいですよ♪毎日ジューサーを洗うのが面倒くさいけどー


身体の回復レベル


間隔の超〜狭い冬型の気圧配置になった朝ですね。各地は猛吹雪だそう、それでも春は確実に近付いていて家の近くで咲き出している梅の花を見つけました。木の根元近くには先日の雪が残っていて、季節の移り変わりを感じます。


ここまで書いたら、フジテレビの情報番組「ハピフル」でジャイロの特集が始まりました。ゆきぷうのブログに、この情報が載っていたのですが伝生で伝えるタイミングを失って残念!他にもあるみたいなので是非に。
http://ymt.cside.tv/apps/2008/02/post_131.html

ゆきぷうがレッスンしている姿がばっちり映ってました♪すごいすごーい。
このエクササイズは、もうやってるもんね〜って思ったら鼻が2cm伸びましたよ(笑)

昨日はリンパドレナージュの日、約一ヶ月ぶりです。この間から感じている”疲れ”ですが、雪山へ行って心の疲れは取れても身体の疲れは解消せず…そんな訳で木部先生に相談してみました。

<私の症状>
・腕のムクミは良くもなく、悪くもなく。でもスキーをしても悪い方向へ向かわなかったのは良いとみてもいいのでは。
・背中、肩の凝りがひどく、脇はぼわ〜っとした感じが続いている。
・ドレーンの傷(1回目も2回目も)が痛む。
・疲れやすく、いけそうな自分と身体がかみ合わない。

電気敷き布団に横たわって、身体のあちこちを<手当て>してもらうだけで至極の時間。時折ウツラウツラしながら、2時間くらいかけて、ゆっくりとドレナージュをやってもらいました。

施術が終わって、先生からの診断は以下のようでした。
・背中のリンパの融合点(肩甲骨より下のあたりがそのポイント)にリンパ液がたまっている。
・側湾症(多分先天的なものがあります)が、そのポイントの上にあったり、ドレーンや手術の傷などの影響が複合して流れが滞っているのでしょう。
・頚椎3〜5番にも滞りがある。しかし、バランスの悪さを、リンパ液によってバランスをとっている場合もあるので、弱い首の場合はただちに排出できない。身体全体の調子をみながら、無くなっても良い状態にしていくことをやっていく。

施術のあとは、驚くほど軽い身体になった自分がいました。その後スタジオへ行き、ピラティスビギナーエクササイズをゆっくりと行ったのですが、身体が伸びていく感覚や意識するポイントがひとつひとつ明確になり、久しぶりにすっごく気分が良かったです♪一晩明けて、ドレーンの傷の痛みも引いてるし、身体の軽い感覚は続いているので、今度はこの感覚をキープするようにしていきたいなー。

再手術から3ヶ月近く経ちました。いや、逆をかえすとまだ3ヶ月なんですよね。しかも1回の手術ではなく4ヶ月という短い期間に2回もの全身麻酔をして、その間は化学療法を行っていたのだから、まだまだペース配分を考えることが重要だと痛感。そして、この疲れの引き金になったのは、

”身体の回復のレベルと運動量があっていない”

からだと思います。よくいうオーバーワークってやつです。
それでも木部先生に言われたのは”回復にあわせて出来る事を減らす必要はない。もちろん動けなくなるほど疲れるようなら別だけど”何故なら、身体全体の回復レベルというのは早い段階で引き上げておくことが重要だそうです。高く引き上げておくとその後も高い状態で過ごしていけるのです。しかし、時間をかけすぎて少しのレベルだと、その後も低い状態で推移してしまうのだそうです。
そしてレベルの高さが引きあがったとしても、その後は上へ行ったり下がったりと、階段をゆっくり上っていくようなものなので焦ってもいけないそうです。その状態は2年くらい続くそう。

答えとしては”日常の動きや運動の量は減らしながら質はキープする”ということです。

また改めて認識したのは、ついつい手術をした部位や側の具合だけに着目しがちだけど、身体全体の機能も低下しているのだということ。身体全体の回復レベルをあげないと、傷ついた部位や身体はもどってこないということです。


優しい時間


今日のニセコはものすごく良いお天気の朝でした。前回はずっと雪だったので、今回は羊蹄山が綺麗に見れるかな?の期待と、パウダーは望めないのかあ…の悲しい気分とふたつが入り混じってました。

大分フツーの生活に戻っている私ですが、昨日のブログに書いたように身体は疲れているようです。なので、今回のスキーは身体を休めること。スキーで身体を休めるなんて、昨年までの私では信じられないことです。2日間のキャンプであれば、前日の夜には現地入りして、部屋割りだのやり、翌日は朝から夕方までミッチリとレッスン。そして夜もVTRミーティングをやりながら、パーティと称した宴会に突入して、たっぷりとお酒を飲む。翌日も朝から夕方までレッスンをして、戻ったら宿の清算をして荷物をまとめて車で移動。といった具合です。そんな行程を一時はシーズン通して、ぶっ続けしてたのだから身体も壊すわけですね。

東京にいると何かとバタバタしてしまうのが現実。もちろん、そういう生活ができるようになったんだ!という事自体は本当に嬉しいことなのですが、<疲れ>というのは身体の免疫を下げてしまうので良くありません。東京でのバタバタした喧騒を抜けて、山でゆっくりとした時間を過ごすべくやってきました。今の私はレッスンをするでもないので…自分のペースで滑って自分のペースで休むんです。

今日は10時ごろにスキー場へと出かけていきました。最初のリフトでは外人さんが隣になって、気さくな人だったので色々とおしゃべりができました。もう少し元気になったら英会話教室に通おうかな〜とたくらむ私の本日の収穫は、雪祭り(雪の彫刻)=Snow Sculpture へへへっ常に勉強あるのみ! 
その後は自分のペースでゲレンデやオフピステなどを滑って、なんだかんだと休憩含めると4時間くらい。それじゃあ身体休めてないじゃん!と思ったのですが、疲れを感じないほど楽しかったんです♪

ニセコは自分のリスクで入っていけるオフピステがたくさんあります。その区域で怪我をして救出されたり、何か事故があったときは全て自分の責任になるよ、それでも良ければルールを守ってたくさん楽しんでねって感じです。そういうエリアがあるからこそ、無理にロープを潜って立ち入り禁止区域や危険区域に入っていかないんですよね。というか、そこまで開放してくれるスキー場側に感謝して、しっかり守らなければならないルールだと思います。


そこには自分だけの空間がありました。スキー場にきても、回りには人がたくさん滑っていたり、色んな音がします。私が大きらいなのは音楽をかけているスキー場。せっかくの自然の音がぜ〜んぶ消えてしまって、自然を楽しむスポーツにとっては本末転倒。
目をつぶって呼吸をしてみると、雄大な自然はたくさんの音や匂いを味合わせてくれます。小鳥のさえずりや雪がウエアに触る音、ピンと張り詰めた空気が鼻の中に入ると、身体の中の不要なものを全てクリアにしてくれるような感覚…とてもとても優しい時間が過ぎていきました。


そして五感が磨かれた身体で滑ると、驚くほど自分の身体の動きが見えてきました。今の私の身体のバランスが完璧といっていいほど見えたのです。ピラティスやBODY WORKをやるのが、もっともっと楽しみになってきましたよ♪
そんなことを味わいながら滑っていたら、疲れなんて吹っ飛んでしまいました。いや、正確に言うと疲れはあるんだけど、とても心地よい疲れってやつです。

帰ってからは、あっという間にzzzの昼寝タイム♪そして夕方は、近くにあるカフェに出かけました。そこで食べた”焼きりんご”の美味しかったこと!生から焼くので時間がかかるのですが、自然の甘みのみで身体に優しい味です。そうそう、白砂糖は精製されているのであまり良くないんですよね、だから今は極力ケーキや和菓子などの甘いものは食べてません。極力って言うのがミソ、絶対じゃキツイでしょ。


雪が降り出しました。明日は晴れの予報なのでパウダーは期待薄だけど、身体に優しいスキーを楽しみます♪


身体の奥の奥


昨日の雪からは一転して暖かい日になりましたね。しかし度重なる雪で、東京は雪国かい!と思ってしまうのは私だけでしょうか…

昨日は聡子先生と1時間ほど、ビギナーエクササイズの確認をしたのですが、そのときに新しい発見があったので、今日はそれを書こうと思います。
私たちのやっているピラティスでは<ハンズオン>という教える際のテクニックがあります。これは生徒さんが動くときに、手で誘導することなのですが、単に方向性を導くだけではなく伸びて欲しい方向へ引っ張ったり感じてもらうために手を添えたりもします。
私がエクササイズを行って、聡子先生にハンズオンをしてもらっていたのですが、そのときに身体の中で違った感覚が現れたのです。言葉で伝えるのは、難しいのですが、身体の奥の奥が伸びる感じとでも言ったらいいのでしょうか。

私の胸の傷は表面的なもの(皮膚)と、その内側にもあり、どちらも縫っています。もちろん表にある傷は目で見えるので、どれだけ回復しているのかが解りやすいです。今日までのエクササイズや日常生活などで身体の表面的なものは大分回復してきました。もちろんツッパリ感や感覚があまりないというものはまだまだありますが…
しかし、内側というのはそうはいきません。切ったものを縫っただけでなく、身体の一部を取ったわけだから、様々な違和感や痛みがあります。この痛みも説明するのは難しいけど、急に鈍痛が襲い歩いていても立ち止まってしまうくらいの痛みです。だからこそ見えない内側も伸ばしたり動かしたりして回復させていきたいのです。

昨日はひとつのエクササイズで、2通りのハンズオンをやってもらいました。するとひとつの方は、脇が伸びる感じがして、もうひとつの方は胸の奥の奥が伸びる感覚があったのです。右の健常側をやってもらってもそこまで細かい感覚はありませんでした。
何が言いたいかというと、手術をしたからこそ解る細かい感覚が山ほどあるということです。そしてその感覚を忘れないようにして、伝えていくことが大事なのだと思いました。


写真のエクササイズ<ヒップリフト with Arm arcs>では、このあとに背骨を上からひとつずつ床に下ろしていきます。そのときに腕は頭の上に残したままなので、脇が伸びていくのが感じられます。アンディ先生の意図である”脇を開くこと”まさに身体で感じました。お尻がゆっくりと降りていくと、脇の傷がピリピリ痛むのです。これは開いていっているからですよね。

変な話だけど、手術をしたからこそ解ったり感じたりする何か…大切にしなくては!与えられたチャンスなんだしね♪

今週も急遽ニセコに行くことにしました。1回滑ると…”もうどうにも止まらない♪”
な〜んですが、ゆっくりゆっくりです。若い(一応中年?)うちの病気では、心の回復と身体の回復のタイミングが合わないことも多いそう。ご存知私も心の方がメッキリ回復が早いようで(^^); 
通っている鍼治療のヤス先生にも「身体が少し疲れているよ」って昨日言われました。なので、ペースダウンするためにニセコに行ってきます。そして幼馴染のやっこには「心の回復にも感謝、感謝♪」とも言ってもらいました。そうですよね、心の回復があったからこそ、身体も回復します。全てはバランスなんですね〜


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