撮影〜自分らしくあるために〜


写真家・渡辺洋一さんとの出会いは、病気が解る前の2007年2月。その頃の私は、スキーヤーという職業に対して、たくさんの不安を感じながら、その意味を探していました。

日々こなしていくレッスンや大会などの行事、もちろんたくさんの笑顔のお蔭で、支えられて過ごせたけど、”これでいいのだろうか?なぜスキーを続けているんだろう?”と言った疑問がフツフツと湧いてきていたのです。

自分が自分らしくあるために…

辿りついた答えが、作品という形でスキーと関わってみたいということでした。テクニックとか技術論とかではなく、写真という四角い枠の中で、スキーヤーとして自然と融合し、自分のスキー観をどう表現できるのか。

そんな想いを胸に、その道に顔が広い兄に紹介してもらい、洋一さんにコンタクトをとり、レッスンの合間を縫い単身でニセコを訪れたのです。

その時撮って頂いた写真が雑誌にのり、BODY BASEの裏表紙を飾ることになりました。そして何より、その春に私を襲った闘病生活中、病院のベッドで幾度となく、写真を眺めては、もう一度雪上に立ち、このときのように再び元気に滑ることを願っていたのです。

今日、再び洋一さんに撮って頂くことができました。天気予報は午前中が雪で午後からは少しずつ回復してくるとのこと。午前中遅めに迎えにきてもらい、準備をしてスキー場へ。

洋一さんは過程を大切にする方です。いきなりシャッターを切るのではなく、会話をして一緒に滑って、その人なりを解ってきた上で撮影をしたいという信念を持っています。最近感じること…スキーをしていても、ただ滑るだけに夢中になっていて、過程を楽しむことをしない人が多いな〜と。リフトの上や日差しを待ちながら、そんな話をしたりと、作品へ向けてひとつずつ作り上げていきました。

今日は、この冬一番と言っていいくらい、めちゃめちゃ軽い極上のパウダー!しかもオーバーヘッドのおまけつき。天候が良ければセカンドピークへ登って、一本にかけて撮ろうということだったけど、雪は降り続いていたのでNG。スキー場から少し外へ出ての撮影になりました。

パウダーの撮影は、基本はノートラック。誰かが滑った跡や、自分が滑った跡がついているところは滑りません。なので、下見をするには対面側や下から見て、何回もかけて丁寧に地形を教えてもらい、目印の木を覚えていきます。

日差しは期待できずにラストの一本になりました。最後はロングランでスピードが乗り、とことん楽しんでいる姿を撮ろうということ。写真というのは、その一瞬だけど、スキーヤーがココロから楽しんでいるのか、どういう気持ちで滑っているのかが全て現れるそうです。

「さっき見た、あの斜面で撮るから」と言い残し先に降りた洋一さん。待つ間、斜面や雪の感覚を身体に取り入れ、リズムにのり生き生きと滑っている自分をイメージしていると、バクバクなる心臓と呼吸。

そして合図のワンコールが鳴り、さあスタート!

雪が波のように押し寄せて、無音のリズムの中で私を躍らせてくれる。そこに存在する全ての木々が、観客となり、まるでひとつのステージを作り出すように…

スピードに乗ってくると、一瞬斜面の入り口が解らなくなり、焦る!1秒にもたたない時間の中で、頭の中にフラッシュバックした光景。

こっちだ!

自分を信じ、斜面へ飛び込むと下には洋一さんの姿が。スピードは落ちていない、身体が心地よいほど動きリズムを刻んでいる。思ったより斜度があり崩れる雪と一緒に落ちていくと、あっ!!

トラバースラインに突っ込み、最後はものの見事にダイビングでフィニッシュ。

「大丈夫?でも、いいのが撮れた!最高だよ!」

本当に楽しい時間でした。この先いろんな形で、私色を塗り重ねていくとき、今日経験したことはとても大きな財産になるのだと思います。


洋一さんのギャラリーUPAS(ウパシ)は、羊蹄山が一望できる静かな場所にあります。奥様はとてもチャーミングな和菓子職人で、ご主人と同じ何かを作るという仕事をされる方。そんな夫婦関係も素敵だなーと、ココロに何かが響きました。

UPAS HP 素敵な写真が満載
http://www.upas.jp/


ゆきむし


ひらひらひら〜と降り始める雪。まるで自分の意思があるように、飛び回り色んなところに着地します。そう、ゆきむしのように…

そんな一瞬のひとときが私は大好き。

今日は暖かい朝を迎えました。宿のご主人・近藤さんが一緒に滑りましょうと言ってくださり、こうじさんご夫妻と4人でスキー場へ。山頂はガスがかかっていたので、花園ゲートから東斜面、そして秘密のNポイントを滑りぬけてきました。

少し重めの雪、でも完璧なノートラックと開けたバーン。日本とは思えないほどのロングコースを思いっきりスピードをだし、雪が作り出す浮遊感を味わったその瞬間に、重力を感じそして宇宙を感じる至極の幸せ。

自分の人生は誰のものでもなく、あたり前だけど一度しかやってこない。

病気になりスキーを諦めたとき、いつの間にか自分のスキーをしてきていないことをココロから後悔しました。もう一度元気になれるなら、私としてのスキーをしたい!そう願い、雪の上に立ってから1年。

3日間のキャンプが終わり、ホッとしたこともあるのか、今日は気が抜けてます。朝滑ってお昼前には終了して、お気に入りのカフェでランチ。ここのソイラテ、かなり美味しいのでね♪


ぼ〜っと雪景色を眺めながら、満面の笑みで帰っていった参加者の方々を思い出していました。
一昨日は、近藤さんのご好意で、ピークへ登り北斜面を滑るという経験を味わってもらえたこと。滑るということだけでなく、準備や過程を楽しめるのもスキーなんだということ。たくさんの自然や楽しみの裏には、大きなリスクもあるんだということ。全てを通して、それが私にとってのスキーなんだということを伝えられたのかなーと思いながら…

スキー界に入り20年近く、たくさんの経験をさせてもらい、だからこそ“今”があるのだと思います。

そんな全てに感謝しながら、ゆきむしのように、ひらひらひら〜っとこの先も生きていきたいと、ココロ強く思いました。



奇跡のキャンプ


執念というか奇跡というか、これはミラクル!と言っても過言じゃないことが起こりました。

先週の金曜日から土曜日にかけて、北日本は大荒れの天気だったこと、覚えてますよね?そう、ニセコキャンプ第二段とバッチリ重なってしまったのです。。

行けさえすれば間違いなくパウダーが待っている!が、しかし…

金曜日夜〜日曜日お昼にかけて三々五々集合となっていました。金曜夜の出発組みは、ことごとく撃沈。全て欠航です。しかし週末のため振り替えられても土曜日の午後という状態。羽田から泣く泣く引き返したそうです。

そして私。

土曜日の朝6時半の飛行機だったので4時起きして羽田へとむかいました。
欠航が相次ぐ中、私の予定の便はなんと遅延で9時出発予定。が、実際はどうなるか解らないとのこと。でも、行けないって気がしなかったんですよね〜不思議と落ち着いて座って待っていると9時の時点で、10時半出発(着陸できない場合は函館へ行くか、羽田に引き返す条件付)するという。

結局11時を過ぎて飛び立ったのはいいのだけど、「はて?そんな天候で大丈夫なんだろか?」と頭をよぎる不安なココロ…

過去2回ほど飛行機で”神様仏様〜どうか私を見捨てないでください!”体験があるので、途中からヤケに怖くなってきました。

案の定、着陸態勢に入ってすぐに襲ってくる急激な降下や揺れ。窓の外を見ても、画面を見ても一面真っ白。急にエンジンがごぉぉぉ〜と唸ったと思ったら、ひゅぅぅ〜んと失速したり。10分経っても、20分経っても何も見えやしない。

あ〜あ、出かけにコップを洗ってくるんだったとか、部屋をもう少し片付けておけばよかったとか、ココロによぎる沢山の後悔。乳がんでだけは死なない!と言い切ってみたけど、飛行機事故だなんて。。。

30分くらい経ったころでしょうか、前方にある画面にうっすらと誘導路のライトが見えたと思いきや、その10秒後くらいに”ドン!”と着陸したのです。

良かった〜良かったよ〜とココロの中でオイオイ泣いてました。

そして参加のみなさんはというと、次々フライトがキャンセルになったり遅延になったり。しかもキャンセル待ち500人なんていう状況の中、ねばってねばって出た臨時便に滑り込みセーフで乗れたり、しかも千歳からニセコへ行く最終バスも、大幅に遅れたのでなんとか乗れたりと、最終的には執念になって土曜日の夜中12時半くらいに全員到着できたのです。

ちなみに、私のとんだその時間帯、千歳に到着したのはなんと2便のみ。全て欠航もしくは羽田に引き返したそうです。

そんな想いで集まったからには、神様がご褒美をくださらないわけありません!
素晴らしい天気と雪に恵まれ、最高のキャンプが無事に終了しました。




スキーのこと、もっと書きたかったけど長くなったので続きはまた〜


マジック!@五ヶ瀬


昨日は風の強い1日@東京になりましたよね〜

変な話、昨年の今頃だったらこんな天気の日は外に出ることをためらっていました。なんてったって、ウィッグがひょろろろろ〜と飛んでいってしまうかもだったのでね(笑)

念願かなって宮崎県・五ヶ瀬ハイランドスキー場へ行ってきましたよ!初の九州大滑走です。ここは標高1600M、天然の雪もたくさん降るし、コロングコースがある素敵なスキー場でした。聞くところによると今シーズンの最低気温はマイナス18度だったそうです。びっくりですよね!


私は見れなかったけど、駐車場から見える雲海。

スキースクールの校長先生は、スキーヤーにお馴染み田中創さん(佐賀県・副島整形外科理学療法士)の義理のお兄さん。初めてお会いしましたが、いやいや話しが上手くて超ご機嫌な方。スクールのみなさんとも一緒に滑れて楽しい時間を過ごしました。

校長先生のブログ(コナンの日記)2月3日を見ると、私も載せてもらってまーす。
http://conan-snow.jugem.jp/

創さんと会ったのは何年前だろう??自ら国体にも出てたり、トレーナーとしても参加していたりと、九州人とは思えないほど熱いものをかもし出していたのを思い出します。今年ようやく実現した”一緒に滑ろうね”。マッキーと3人で楽しい時間を過ごしてきました。

実をいうと最近、身体全体の調子がいまいち。滑りもいまいち。あれれれ〜〜ってな感じだったので、ここは”身体の見立て”の達人にお任せしてみようと意気込んでのお出かけでした。

滑りでいうと、右ターンのときに内足になる右足(特にかかと)に乗れなくて、身体が回ってしまう。
普段の生活では、骨盤が左向きで胸が右向きに感じてて、呼吸のときに左の胸郭に痛みがある。

“姿勢のくせは動きのくせ”

これは私の分析なんですが、スキーの動きの癖が身体の歪みを助長してしまった感があります。でも、これは仕方のないこと。それともうひとつは、いろんな複合要素で左半身に力が入らず、全て右半身で物事をおこなってしまっていること。

そこで…

創さんから滑る前にもらったアドバイスを実践してみました。左に骨盤が向いているということは右股関節は外旋位になる訳です。内旋にもってくるべく、右足を10回ほど持ち上げることをやってから滑り出してみました。

”マジック!!”

今まで感じれなかった右足のかかとがしっかり斜面について、驚くほどバランスが取れるようになったんです。

BODY WORK for SKIERS

昨年、半年間かけて行ったボディワークの集大成が見えてきました!参加してくださった皆様に、この集大成をお伝えしたいと思いつつ…
その土地の暖かさに触れたり、歴史を探りながら、そこでしか感じることのできないものにめぐり合う、それにスキーという大好きなものが存在するのって、なんだか素敵だなーと思いました。


やっほー!阿蘇の山なみ


名物やまめ&地元で採れる山芋&厚揚げ&so on…@炭火焼。お酒が飲めたらば〜〜〜


樹齢800年、ということは西暦1200年におぎゃ〜と生まれたわけでして。。。いやはや、ものすごいパワーでした@高千穂神社


久しぶりのボート@高千穂峡。ボートに乗る前に大転倒なり〜


ニセコアンヌプリ山頂に立つ


1月8日は朝から晴れ渡り、とても清々しい気持ちで迎えました。

♪やぁまは白銀〜朝陽をあぁびぃて〜♪

って古〜い歌がついつい頭の中をぐるぐる回る私。本当に清々しいんだか何だか解らずに(笑)

今回のスキーの目的は、姉と来たのでゆったりまったり滑ること。そして、1月末に企画したニセコキャンプを成功させるために、下見やら下準備をすることです。このスキー場は、ローカルルールをきちんと守ることができれば、スキー場管理外でも自分の責任のもと、滑ることができます。

条件さえ良ければ、極上のパウダーに出会えるし、その至福感は言葉に例えようのないものにも変わります。しかしその裏には、たくさんのリスクも背負っているので、念には念をいれることが必須。

昨シーズンも数回滑りました。が、まだまだ付いて行くのが必死な段階で、周りを見る余裕なんてないし、転ぶのが怖いし、滑るとすぐに息があがる状態。なんてったって、胸に厚い板を入れているような感覚だったのですから、仕方ないのでしょうけど。

どれだけ私自身が回復しているのか。。。

その日の朝は、宿のご主人・近藤さんの一言から始まりました。

近「よーし、ゆきこちゃん。今日は午前中時間取れるから、一緒に行きましょう!この天気だったら、地形も色々見れるから、教えてあげますよ」
ゆ「きゃ〜!わ〜!まぢですか〜」

ってな訳で、「アンヌプリ山頂〜北斜面〜東尾根〜秘密のポイント(中村や)」を巡ってきました。

ひらふスキー場の一番上のリフトを降りて、ザックにスキーを差し込んでめざすは山頂へ。徒歩20〜30分くらいだけど、昨年は左側に負担をかけることができなかったので、右肩にスキーを担いで、風にあおられながらヨタヨタと登っていました。しかし今年は左側にも均等に重みがかけられるようになったので、ぐっと楽に。一歩一歩確実に登る山は、まるで人生のようだなーなんて感慨にふけったり。


そして山頂。どの方向から風がどれだけ吹いているか、大事なんですよね。

北斜面はまだ雪も少なくブッシュが出ていて、ぼこぼこの上に雪が被っている状態。気持ちはいいんだけど、下に当たると「うわわっ!」って感じ。ブッシュを避けていたら、け〜っこう斜度もあるので、思いのほかスピードが…

はい。今シーズン初転びです。深雪で転ぶときって、スローモーションのようにトキが過ぎていくんですよね。「あっ、足が引っかかった、やばい反対足が上がってきた、あ〜転ぶう!」と言った具合。
頭までずっぽりとハマッて雪の洗礼を浴びたけど、気持ちよかった〜〜♪頭をぶるんぶるんとするとパラパラパラ〜っと雪が飛んでいくんです。まるで犬が頭を振って水しぶきを飛ばすように…

たくさんトラバース(斜面を横切っていくこと)もしました。そのためにはストックで漕がなくてはならないので、両腕もフル稼動。もちろん右腕をできるだけ使うようにしたけど、それだけでは力が足りずに進まないので、左側もかなり使いました。

でも、実は左腕も使うことに最近結構自信がついてきてたんですよ。それはコンガを習っていることから。コンガを叩いているときは左を気にしたりする余裕なんて無いから、全く気にせずに使っているんです。最初のころは、レッスンが終わるとダルくなっていたんだけど、このところ全く気にならなくなってきてるんですよね。嬉しい限り!

<雪>が大好きだなーと改めて感じたわたし。スキーが好きっていうよりも、多分<雪>そのものが大好きなんだと思います。見てて飽きないでしょ?

ふわふわ〜っとした暖かい雪、実は冷たいんだけど、ココロ暖まる雪。顔に突き刺さったり、前が見えなかったりするときの厳しくて凛とした雪。春に溶けていくときの寂しげな、、、でもまた来年ね♪って言ってくれる優しい雪。

そんな大好きな雪たちと戯れるべく、この冬も楽しく過ごしていこうとココロに誓いました。さて、今月末ニセコに集まる方々、とっておきの場所へお連れしますので、良い子で過ごして空の神様を怒らせないでね。


遠くがアンヌプリ。この山の裏側を通って、ここまで滑ってきました(中村やから望む)


常宿・仁里木舎のご主人近藤さん。うしろに見えるは多分ワイスホルン。


スノーイルミネーション


初すべり@熊の湯へ行ってきました。

志賀高原への山道をあがり始めると、道の端っこの方がだんだんと白くなってきて、冬の気配。そのうちに道路も白くなってきて、気分はハイテンション!

雪だね!白いね!なんて言いながら車の中は大盛り上がり。
昼間は雨雪だったのかな〜タイヤが雪を踏むオトは、シャーベットのようなオト。

シャバシャバシャバ〜〜

そのうちに木々にも雪の結晶たちがまとわりついていて、夜のライトがあたり、幻想的な雰囲気に。。それは自然なイルミネーション。スノーイルミネーションの世界。

雪をじーっと眺めているだけでも、な〜んも飽きることを感じない。すっごく晴れて冷えた早朝の静寂の中で感じる雪、これでもかというほど降りしきる雪の勢い、雪解けのころ少しずつ形をなくしていく寂しげな雪。

いつも通りな冬。いつも通りな道。いつも通りな景色。何ひとつ変わってないのに、私にはたくさんの変化が訪れている。そのチグハグさが何だか不思議な気分だけど、でもこうやって迎えられた大好きな冬の季節に改めて感謝…



今回はスキー連盟の研修会でした。本当なら先週に行われた北海道研修へいくべきなのだけど、体力的に考えると無理かなと思い欠席して、本州である補講への参加となりました。

今まで日本で感じたことがなかったのに、今回は初めて<息があがる>ということを感じちゃいました。熊の湯はリフト下でも標高1600Mくらいあるので、高地トレーニング並みだから当たり前といったら当たり前なんだけど、過去感じたことなかったから、少しショック。。

あっ、山をハイクアップしているときはもちろんありますよ。でも、スキー場で、しかも歩いてスキー場へいくだけで、「はぁはぁはぁ…あれれ〜なんか息があがるよ〜みんな平気なの?」なんてことは初めてのこと。

まあすぐに慣れて、最初だけだったから良かったけど。やっぱり体力はまだまだなんだなーと、いきなり手綱を引かれた気分いっぱい。

はいはい、調子に乗らずにゆっくりペースを守りますよーなどと自分に言い聞かせたりして。

そしてただいま筋肉痛でございます。両足ふくらはぎがパンパンで、脛と腿が軽めの痛み。背中と腰の張り、という具合です。

それでも心地よい痛みと全身疲労が私を襲っていて、なんだか幸せな気分です。今もこのブログを書きながら、うつらうつらしているような。。
大好きなことをして、心地よい疲労感を味わいながら寝れるというのは、なんて幸福なことなんだろうとふと思ってしまいました。

それでは

おやすみなさい。。。


優しい時間


今日のニセコはものすごく良いお天気の朝でした。前回はずっと雪だったので、今回は羊蹄山が綺麗に見れるかな?の期待と、パウダーは望めないのかあ…の悲しい気分とふたつが入り混じってました。

大分フツーの生活に戻っている私ですが、昨日のブログに書いたように身体は疲れているようです。なので、今回のスキーは身体を休めること。スキーで身体を休めるなんて、昨年までの私では信じられないことです。2日間のキャンプであれば、前日の夜には現地入りして、部屋割りだのやり、翌日は朝から夕方までミッチリとレッスン。そして夜もVTRミーティングをやりながら、パーティと称した宴会に突入して、たっぷりとお酒を飲む。翌日も朝から夕方までレッスンをして、戻ったら宿の清算をして荷物をまとめて車で移動。といった具合です。そんな行程を一時はシーズン通して、ぶっ続けしてたのだから身体も壊すわけですね。

東京にいると何かとバタバタしてしまうのが現実。もちろん、そういう生活ができるようになったんだ!という事自体は本当に嬉しいことなのですが、<疲れ>というのは身体の免疫を下げてしまうので良くありません。東京でのバタバタした喧騒を抜けて、山でゆっくりとした時間を過ごすべくやってきました。今の私はレッスンをするでもないので…自分のペースで滑って自分のペースで休むんです。

今日は10時ごろにスキー場へと出かけていきました。最初のリフトでは外人さんが隣になって、気さくな人だったので色々とおしゃべりができました。もう少し元気になったら英会話教室に通おうかな〜とたくらむ私の本日の収穫は、雪祭り(雪の彫刻)=Snow Sculpture へへへっ常に勉強あるのみ! 
その後は自分のペースでゲレンデやオフピステなどを滑って、なんだかんだと休憩含めると4時間くらい。それじゃあ身体休めてないじゃん!と思ったのですが、疲れを感じないほど楽しかったんです♪

ニセコは自分のリスクで入っていけるオフピステがたくさんあります。その区域で怪我をして救出されたり、何か事故があったときは全て自分の責任になるよ、それでも良ければルールを守ってたくさん楽しんでねって感じです。そういうエリアがあるからこそ、無理にロープを潜って立ち入り禁止区域や危険区域に入っていかないんですよね。というか、そこまで開放してくれるスキー場側に感謝して、しっかり守らなければならないルールだと思います。


そこには自分だけの空間がありました。スキー場にきても、回りには人がたくさん滑っていたり、色んな音がします。私が大きらいなのは音楽をかけているスキー場。せっかくの自然の音がぜ〜んぶ消えてしまって、自然を楽しむスポーツにとっては本末転倒。
目をつぶって呼吸をしてみると、雄大な自然はたくさんの音や匂いを味合わせてくれます。小鳥のさえずりや雪がウエアに触る音、ピンと張り詰めた空気が鼻の中に入ると、身体の中の不要なものを全てクリアにしてくれるような感覚…とてもとても優しい時間が過ぎていきました。


そして五感が磨かれた身体で滑ると、驚くほど自分の身体の動きが見えてきました。今の私の身体のバランスが完璧といっていいほど見えたのです。ピラティスやBODY WORKをやるのが、もっともっと楽しみになってきましたよ♪
そんなことを味わいながら滑っていたら、疲れなんて吹っ飛んでしまいました。いや、正確に言うと疲れはあるんだけど、とても心地よい疲れってやつです。

帰ってからは、あっという間にzzzの昼寝タイム♪そして夕方は、近くにあるカフェに出かけました。そこで食べた”焼きりんご”の美味しかったこと!生から焼くので時間がかかるのですが、自然の甘みのみで身体に優しい味です。そうそう、白砂糖は精製されているのであまり良くないんですよね、だから今は極力ケーキや和菓子などの甘いものは食べてません。極力って言うのがミソ、絶対じゃキツイでしょ。


雪が降り出しました。明日は晴れの予報なのでパウダーは期待薄だけど、身体に優しいスキーを楽しみます♪


雪のパワー


1月26日(土)10:30AM ニセコ、チセヌプリスキー場のゲレンデに立ちました。再手術から2ヶ月10日、待ちにまったこの瞬間です。
ウエアを着る、ブーツを履く、スキーを担ぐ、リフト券を買う、スキーをはく…そんな当たり前の動作ひとつひとつが嬉しくて、愛おしい気持ちにさせてくれます。リフトに乗っているとグローブやウエアに雪がついてきて、まるで”おかえり!まってたんだよ”って語りかけているように、雪は優しく私を迎えてくれました。

チセは町営のリフト一本しかない小さなスキー場。ヒラフ、東山、アンヌプリという大きなゲレンデではなく、小さな小さな場所からの再出発は今の私にとてもふさわしくぴったりです。

1本目から兄に連れられて、オフピステへ。といってもチセは、ほとんどがツリーラン天国なので、そのスタイルが普通。もちろん足慣らしも何もなし「ええ〜っ!ちょっと待ってよっ」と叫ぶ私に兄は「大丈夫大丈夫、ゲレンデより返って柔らかいほうがいいよ!」と叫び返します。え〜い、行ってしまえ、これが持ち前の私の性格とばかりに滑り出しました。しかし、そんな気分と裏腹に滑り出すと、心の奥から”いける!”の声。

いきなりオーバーヘッドのパウダースプレーが私を歓迎してくれました…声もでないほどのしあわせ♪

よく辛いことや悲しいことを乗り越えれば、次には楽しいことがやってくると言うけれど、私はそうは思いません。なぜなら、楽しいことの次には、じゃあ辛いこと?になっちゃうでしょ。乗り越えていったものは、何であれ自分の過去。決して変えることはできない。でも過去は過ぎ去ったもの、終わったこと。楽しくても辛くても<今>という時間と空間を大切に過ごそうと思います。

トンネルを抜けたから、光を浴びて前へ前へと進んでいく。歩く速度も歩幅も変わらずに…今までどおり、変わったのは光を浴びているということだけ。

もちろん完璧ではありません。不都合もたくさんありました。左肩で担いでいたスキーは右肩で担ぐと、長い間の癖があるから、すごい違和感だし、担ぎ方ひとつとっても、ギクシャクして時間もかかります。<こぐ>という動作も力を入れると痛いし、リンパを取った私は左腕に負担をかけられないので、右ストックだけでトラバース(横への移動)したりは重労働。

それでも収穫はたくさんありましたよ。左腕に負担をかけたくないので、できる限り腕や肩の力が抜けた状態で滑りたく、常に力を抜くことを意識しました。スキーは左右均等のバランスで滑るスポーツなので、左をかばうあまりに左右のバランスを崩したくありません。ひたすら力を抜きながら左側もしっかり使うようにしていきたいのです。そのためには、イメージをたくさん使いました。身体という木の幹から腕という枝が生えていて、その枝が幹のコントロールで自由自在に動くなど。それでもすぐに腕に力が入る自分にも気がつきました。今までは、こうやって肩や腕に力を入れてリキンで滑ってたんだな〜ふむふむ。

今朝、ゆきぷうのブログを読んでいて、とっても心に響いたことがありました。

キネシスをやりたい!と思ったその原点が京都にあって、それを感じるために先週末ゆきぷうは京都に夜行バスで出かけたのです。京都行きの話しを聞いた時、私も一緒に行こうかな〜と考えたんですが、私はスキーに行くことを決めました。そしてゆきぷうが京都でキネシスの原点を感じたように、私もニセコで自分の原点を感じていたのです。

私がピラティスを始めた理由は、無理な姿勢でスキーを続けた結果、ボロボロになった身体をピラティスで回復させたい。そして、いつまでも滑れるようにしたい…

もう一度、この原点に戻ることが私のこれからの未来なのだと沸き立つものを感じました。私はスキーが大好きです。雪からはたくさんのパワーをもらいます。だからこそスキーヤーとして、ピラティストレーナーとして”みやのゆきこ”に出来るものを見つけていこうと。

兄が滑っている映像を撮ってyoutubeにアップしてくれました。オレンジっぽいウエアを着ているのが私です。
http://www.youtube.com/watch?v=hGoT0fvkWNg

写真はお世話になった宿・仁里木舎の前で。その宿に集うパウダー大好きな方々&おかみさんのまみちゃんと一緒に。


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