キリマンジャロ遠征その3(高度順応に不安を抱えながらDAY2へ)


緊張と興奮からかあまり眠れずに二日目の朝を迎えました。

<手前の荷物は、私たちがポーターさんに預けた荷物>

 

ちなみにゲストテントは3人用テント3張りだったので、私は優雅にお一人様生活。普段、そうそう「ゆったりテント泊」は無いので、どこにどう荷物を置いて、どこに身を置けばいいのかがわからない貧乏性(笑)。

まあ、3泊目くらいからはすっかり広い生活に慣れ、ゆったりストレッチとかしてましたが(笑)。

 

前回のブログで書き忘れましたが、初日の晩から朝晩2回のSpo2チェックが始まります。Spo2とは、経皮的動脈血酸素飽和度のこと。小難しいけど、要は身体の中にどれだけ酸素を取り入れられているかってことです。

平常範囲は96~99%です。

 

標高が上がれば上がるほど空気中の酸素量は減りますので、大体富士山位で平地の1/3、標高5000m位で半分、エベレスト山頂となると1/3ほどになります。しかも呼吸で体内に取り入れられる量はもっと減り、富士山で半分、5000m1/3、エベレストでは1/4だとか!

 

前のブログでも書きましたが、今回私にとっての高度順応のチャンスは、出発前の週の富士山のみでした。

ちなみにエルブルスの時は富士山に2回、アコンカグアの時は5回登っていました。それにプラス「MIURA BASE」の低酸素トレーニングも受けていました。

 

しかし、北海道に拠点を移してしまったために富士山へは行けないし、ましてやMIURA BASEに通うなんということは夢のまた夢。

 

出発前は相当焦っていたし、正直、自分のコンディションがどうなるか全くわからない不安状態でのチャレンジでした。

 

ちなみに昨晩の私のSpo2はというと、91~92%。心拍数は100です。

何回か高所を経験してきたので、大体の自分の陥りやすい状況というのがわかっているのですが、Spo2はまずまずですが、若干心拍数が高めです。私の場合、心拍数が上がりすぎると、結果的にSpo2が下がってきて高度障害を発症しやすいので、初日の晩から高山病の予防薬として使用されるダイアモックスを1/2錠飲み始めることにしました。

 

それが功をなしたのか解りませんが、体調は問題なく次なるキャンプ地へと出発となりました。まあ、正直ここで体調が崩れ始めていたら、この先は相当まずいことになると思います。

 

低木帯を歩いていく道からは、目指すUFURU PEAKが望めます。

 

その内に低木の中に様々な岩が目立ち始め、そこを彩るかのように花々が咲く登山道が続いていきます。

とにかくお花が不思議で綺麗です。日本とは違って肉厚でトゲトゲしているけど、嫌味がない感じ。

 

 

熱帯雨林からうって変わった山の様相の変化、そして目の前にそびえるPeak、振り返るとアフリカの大地から湧き出る雲海が広がり、ただただ感動しながら登っていました。

 

 

行動時間約5時間程度で、予定通りに二日目のシラ2キャンプ(標高約3,750m)に到着です。

この日のキャンプの様子は次回に繰り越し〜

 



キリマンジャロ遠征その2(熱帯雨林の中、登山開始!)


いきなり色々ありましたが、予定通りキリマンジャロ登山の玄関口となる町・MOSHIに到着し、ホテルに到着するや否や、翌日スタートする登山荷物の仕分けになりました。

 

この後どういう風なスケジュールかと言いますと。

 

1、MOSHIのホテルに一泊し登山の荷物準備。登山に必要のない荷物はホテル預け→67日のキリマンジャロ登頂へ。

2、下山後、また同じホテルに一泊しサファリツアーの荷物準備。サファリに必要のない荷物はホテル預け→34日のサファリツアーへ。

3、サファリから戻ったらまた同じホテルに一泊し、全ての荷物をパッキングして帰国。

 

という具合です。

 

とにかく赤道直下、しかし高地登山あり、サバンナ地帯のサファリツアーありという複雑な気候なので荷物に悩んだことと言ったら伝えきれません。

まあこの荷物に関しては、後日ゆっくりお伝えするとして、まずはアフリカ大陸最高峰へGO!です。

 

登頂の祈願を祈ってカンパ〜イ!

キリマンジャロビール、かなり美味しいです。

 

翌朝、現地ガイドの方々が迎えに来てくれて一路マチャメルートの登山口へ向かいました。

キリマンジャロはバリエーション豊富なルートがたくさんありますが、たっちーが選んだのは、少し時間がかけながら高度順応をして全てテント泊となる、山の南西から登るルートです。

 

一番メジャーなのは山小屋泊で登れるマラングルートで、日数も短いので日本人にも人気が高いそうです。

が、後にも先にもこのルートで大正解!

 

町を出発し郊外へと向かうと、思ったより集落が多いことに気がつきました。その集落ごとに多くの人が集まり、露店で物を売ったり、何やら話し込んでいたり。そして何をやっているのかは不明だけど、必ずバイク野郎集団がいて、停めたバイクにヘルメットをかぶりバイクにまたがっているんです。これについては最後まで謎でした(苦笑)。

 

そしてバナナ農園を横目に標高をどんどん上げ、標高約1800mの登山口に到着です。

 

いや〜、人がいるわいるわで大賑わい。

考えてみたら私たち5名に対して、ガイドさんポーターさんなど19名がつき、総勢24名という大所帯になるんですから、他のチームもいればそうなりますよね。

 

登山口ではポーターさんたちの荷物チェックが行われます。一人に対して持っていい重量は20kgと決まっていて、測りで厳しくチェックしていました。

 

ちなみに思ったより涼しく、半パン姿だったたっちーは長パンに履き替えていました。

 

さていよいよ出発です。

現地ガイドはリーダーのHappyGodと、サブガイドのArnoldのお二人です。「Pole pole〜」と幾度となく言われながら、熱帯雨林の中を歩き始めました。

Pole poleとは「ゆっくりゆっくり」というスワヒリ語。

 

1日目は、熱帯雨林と次にやってくる低木帯との境目にあるキャンプ地・マチャメキャンプ(標高約2,835m)まで、約11kmの道のりです。

 

熱帯雨林、ものすごく楽しみにしていたのですが、想像以上に素晴らしかったです。日本じゃ絶対見られない種類のよくわからない巨木あり、キリマンジャロにしか咲いていない花々あり、おまけにモンキーまで登場してくれて、いきなりキリマンジャロの豊かな自然に大満足でした。

<インパテンス・キリマンジャリカ>

 

<エバーラスティングフラワー>

 

 

 



キリマンジャロ遠征その1(初日からアクシデント)


2019921日午前8:15分、アフリカ大陸最高峰・キリマンジャロに無事に登頂することができました!

まずは応援してくださったみなさまに、心よりお礼申し上げます。

 

と、堅苦しい挨拶から始まりましたが、ここからはいつも通りにゆっちん口調で、スルスルっと遠征の様子をお伝えしていきたいと思います。

 

いやいや、本当にがんばりましたよ(自負)。

ブログでの奮闘ぶりを読んでいただければ、その姿がわかるかと思いますが…

 

新千歳空港からDOHA経由でキリマンジャロ空港へ。

行きは乗り換えがスムーズなので、フライトタイムは26時間くらい。初のカタール航空でしたが、これまたサービスはいいしご飯は美味しいし、なかなか快適です。

 

もりもりご飯を食べ、ワインを飲み、映画を見てご満悦の旅でしたが…

ここで何もなく終わるはずが無い、私らしい旅の始まりがやってまいりました。

 

羽田から、DOHAまでの座席はエコノミーにも関わらず、アメニティーやら何やら付いていました。何が良かったかって枕も付いていたんです。

いや〜快適、快適と枕を使いながら、ふとあることに気づきました。

 

「そうだ!せっかくポーターさんが荷物を運んでくれるのだから、テント生活をより快適にするために、この枕をGETしていこう」という悪だくみです。

 

DOHAに到着し飛行機を降りるときに、なるべく周りに気付かれないように、そそくさと枕をバックパックに押し込めました。

 

しめしめ(笑)。

 

初のDOHAターミナルでしたが、さすがは世界のハブ空港。広いし、綺麗だし、活気あふれています。

次の便のゲートがまだ決まってなかったので、しばし待ち、ゲートがわかってからみんなでカフェに入ることにしました。

 

「そうだそうだ、みんなに枕を自慢しよっと」と、バックパックをガサゴソしていた時です。

 

「あれ?飛行機の中で使っていたポーチがない!」

 

もうそこから慌てたのなんのって、広いことに感激していたターミナルを、「なんでこんなに広いのよぉ〜」と泣きたいばかりに駆けずり回ることになってしまったのです。

 

なぜそこまで慌てたかというと、中に大切なコンタクトレンズが入っていたからです。

 

以前、ギリシャのKefaloniaに行った時に荷物が3日も届かず、とても大変だった記憶が新しかったため、16日分のコンタクト半分の8日分を、手荷物としてポーチに入れていたのです。

 

とにかくダッシュしてインフォメーションへ。それぞれに時間がかかるので、待つこと数十分、イライラしながら聞くとトランスファーデスクへ行けと指示。

言われた通りに向かってみるけど、なかなか見つからずに階段で上へ上がったり下へ駆け下りたり。

 

ようやくトランスファーデスクにたどり着き、係りの人に事態を説明しました。

あなたが乗ってきた飛行機は遠くにあるから、時間がかかるとのこと。これから人を向かわせるから少し待ちなさいとの回答でした。

 

待つこと30分。

結果は…

 

発見できず、、、とほほ。

 

しかし私は待っている間に色々と考えました。

もし見つからなかった場合にどう対処したらいいのか?

 

残りの8枚を二日ずつ使えばいいということに気づいたのです。しかしそれには保存液とコンタクトを入れる容器が必要です。

とにかく乗り換えに急がなければならなかったので、その希望は滞在予定地のMOSHIという町に託すことにしました。

 

まあ、リーダーたっちーには、「アフリカ人は目が良いんだから、コンタクトなんて使ってないよ!」と、無情にも言い放たれましたが(涙)。

 

「あ〜あ、、しょっぱなからとんでもないことになってしまった。こんなんでキリマンジャロを楽しめるんだろか…前回のエルブルスではビンディングが壊れて大変なことになるし、全く私はなんでこうダメダメちゃんなんだろう」と嘆きつつキリマンジャロ空港へと身体は無事に到着しました。

 

しかし心はウキウキです。

ずーっと昔から行きたかったアフリカの大地を踏みしめているんですから!

 

機内預けの荷物は無事に出てきて、現地のエージェントの方とも合流し、一路町へと向かいました。

 

 

たっちーがすぐにドライバーに説明してくれて、途中でドラッグストアへ寄ってみることに。

ドラッグストアと言っても、町の小さな薬屋さんって程度。はい、ありませんでした。

もう一軒あるからということで、次のお店へ行くとそこも同じくらいの小さなお店です。半ば諦めつつ聞くと、ありました!!

なんとオプティーフリーの箱が輝いています!

「中にコンタクトを入れる容器が入っているか?」と聞くと、「ないよ」とつれない返事。

 

それでも保存液があったのだからヨシとし、あとはホテルでなんか策を相談してみることにしました。

 

やるなぁ、アフリカ!

目が悪い人もいるのね〜

 

結果として、箱の中には容器もありメデタシメデタシ(笑)。

 

しかし中に入っていたのはコンタクトだけではありません。

 

  • 買ったばかりのBBクリーム←あ〜日焼け対策がぁ
  • これも買ったばかりの目薬←まあ、これは仕方なし
  • 手ピカジェル←うわ〜これも必要なのになぁ
  • メガネケース←これはサングラスと一緒にケースに入れられればなんとかなる

 

何はともあれ、最重要品のコンタクトが半分あるのだから不幸中の幸と、自分を納得させた初日になりました。



キリマンジャロへ向けて(トレーニング編その2北海道で登ってます)


強い台風が関東地方を直撃し、大きな傷跡を残していった先週末。

昨年、富士浅間神社から6合目まで歩き、その続きで山頂を目指す「富士山ハイキングツアー」を予定していましたが、考え抜いた末にキャンセルしました。

 

1泊2日の富士登山ですが、遠く北海道へ移住した私にとって富士山はとっても遠い山になってしまったのです。

なんてったって3泊4日かかる!

 

金曜日中に御殿場まで入って宿泊→翌朝のバスで五合目→高度順応のため8合目あたりの山小屋に宿泊→山頂に登り下山→バスで御殿場へ行き宿泊→翌日に羽田から北海道へ帰る

 

という長い道中になるんです。

 

最短だと、初日になんとか五合目まで行って泊まり、翌日に日帰りで登頂し下山。御殿場かどっか泊まって翌日に帰るって感じでしょうか。

 

しかし今回はお客様をお連れするツアーにしたので、ゆったりプラン。

 

いや〜〜〜

さすがに台風でどう転ぶかわからないのにツアーを強行するのは、辛かっただけの山登りになっては申し訳ないし、キャンセルは必須でした。

 

が!!

私はキリマンジャロへ向けて高度順応をしておきたかった、いや、すべきなのです。

 

私一人でも強行に行くべきか…

 

仕事も準備も何もかもたまっているので、若干だけ潔く(笑)全てをキャンセルしました。

実を言うと、この間の自転車の翌朝から蕁麻疹が出てしまっていたのです。多分疲労が原因ではないかと。

私、自分で言うのもなんですが、本当に身体が弱いんです。子供の頃から。

 

しかし、精神的に良くありませんよね〜

最後の調整ができなかったのです。

 

そんな気持ちを払拭すべく、そう、私には蝦夷富士があるではありませんか!

 

キリマンジャロはアタックの日は標高差1500mほど登り、その後3000m近く下山するハードな行程です。

日曜日にソロにて、とにかく息をあげて登ろう!と決意し挑んできました。

 

大汗かきかき、水分ガブガブ飲んで、息がハアハアするまで心拍上げてのトレーニングです。キツかった〜

正直、8合目すぎたあたりで足がもつれて転倒する始末(涙)。

 

でも、山の上はすでに紅葉が始まっていて、そんな景色を見たら少しだけ気持ちがクールダウンできました。

 

そして6合目で、なんと一緒にエルブルスへチャレンジした仲間の沢田さんとバッタリ会ったのです。激励もしてくれて、本当に力になりました。

 

さてこれが吉と出るか凶と出るか?

神のみぞ知る訳ですが、今回のチャレンジにあたり私が不足していると思える体力面の強化は多少できたんじゃないかなと自分に言い聞かせています。

 

ちなみにその前の週末は初の日高へ。

遥かなるペテガリ岳に登ってきました。これまた遠いのなんのって、遥か遠くにどころかどこにあんの?って感じでした。

しかも急登、急降の連続でして。

 

 

高度順応という一抹の不安を抱えながらになりますが、残すところ4日!

 

頑張ります。



キリマンジャロへ向けて(トレーニング編その1自転車の巻)


「お盆が過ぎるとすぐに秋ですよ」と言われていたけど、本当にその通りでびっくりするほど涼しい毎日になっちゃいました。

なっちゃったという表現は、まさに正解で何となく寂しい気がする今日この頃なのです。

東京で暮らしているときは、「暑い!もうだめ!」って騒いでいたのに、ゲンキンなものです。

 

昨日はトレーニングの日!と決め、4回目の羊蹄山トレーニングへ行くつもりでした。

高度順応での富士山になかなか行けないので、それなら体力アップだと思い、すぐ目の前にそびえ立つ羊蹄山があるではないか!という訳です。

登山口から山頂までの標高差が約1500m位なので、キリマンジャロアタックに向けてはバッチリなのです。

 

が…

どうしても仕事が立て込んでおり、1日費やす羊蹄山は諦め、久しぶりに自転車でチャリチャリっと羊蹄山山麓1周のロングランに行ってきました。

 

一応、元自転車チーム「柿ドロボー」のメンバーとして、何だかんだと自転車は漕いだ経験があります。1日100kmとか、秩父の山とか。

けど、ニセコは何たって自転車の本場なので皆さんマジで走っていて、あまりにも恥ずかしくて「自転車やってました」なーんて言えません(苦笑)。

 

と言い訳しつつも…

 

少し遠回りしたり、寄り道したりして昨日は反時計回りに約50km、時間にして4時間半位は走ったかなー

 

初めて踏み入れる道もあったし、いつも車で行く場所もあったし、なかなか発見も多々あって楽しかったです。

やっぱり自転車で風切るのも気持ち良いし、なんてたって興味あったらすぐに停まれるところが楽しいですよね。

 

しかし、5kmも続く緩やかな登りや、最後の最後に向かい風の長い直線など、北海道ならではの苦しさも体験し、大満足のサイクリングでした。

トレーニングと言えども、楽しまなきゃソンソン♪

 

久しぶりに訪れた「曽我神社」。車だといつも素通りしちゃう場所@ニセコ町

 

ニセコ道の駅で大好物をゲット!大切に持って帰りました(笑)

 

ちょっとした上り降りに一喜一憂〜@真狩村

 

今日はたくさん集合していたダチョウたち@真狩村

 

羊蹄山の湧き水が、これでもかと流れ出る吹き出し公園@京極町



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