感じる


雪が降っているときって何か気配を感じませんか?雨音ではなく何かが降っている感じで、しかも雨のときとは違った外の明るさがある…そんな今朝を迎えました。カーテンを開けた瞬間に思わず「雪だ!」すぐに着替えをして、久しぶりの雪の感触を味わいに、お外へ。冷たいのに暖かくて何だか舞っている花びらの中にいるような優しい気持ちになりました。

車も出動だったので、早速雪下ろし。いつもは「面倒くさいなー、あ〜あ、寒いし冷たいし」としか考えたことがなかったのに、今日はその動作ひとつひとつがイトオシク、素敵な時間が流れていました。


今日は朝から色々と感じることが多いので、テーマは<感じる>としました。ブルースリーが映画で「Don't think ! feel」と言った名セリフを覚えてますか?

今の世の中は、たくさんの情報しかり便利グッズしかり、色んなものが氾濫しています。なので情報が早くて便利なのが良くて、そうじゃないものは認められなくなってきていると思います。もちろん全てがそうではないけれど、便利すぎるあまり、<感じる>ということに鈍感になってきているのではないでしょうか。

先週、福岡の加織先生がインストラクター養成コースのために東京へ来ていました。その中で語った言葉…
「私たちはガイドです。生徒さんが、どのような動きをすればいいのか、そしてその動きを感じれるようにガイドしてあげるのです」それを聞いた参加者の葉子さんがこう言ってくれました「ゆっこさんは、スキーを教えるときに今どんな事を意識して滑ってきたの?って言葉にさせられます」

私の中で繋がった瞬間。求めていたのはこれだったんだ!

アンディスタイルのピラティスに、はまった理由。答えがあるわけではなく、見つけるのは生徒自身。そして先生はその答えが見つかるようにガイドしてあげるだけ。生徒さん10人いれば10通りの答えがある、だからひとつの答えだけを求めてくる人にとっては、難しく感じるのかも。それでも今まではインストラクターなんだからと答えを見つけ出し与えていた私もいたから、時折レッスンすることがキツク感じていた。

ジャイロが好きな理由。ボディワークの中では究極の<感じる>動き。動くことで感じることを知る=>考えたら感じられない。

スキーレッスンが時折苦しくなる理由。テクニックばかりに気を取られ、ついつい正解だけを教えてしまうスキーレッスン。それは違う、それはスキーじゃない!と心で感じた数年間、それでも今までやってきたものがあるから変えることができなかった。私はガイドでよいはず。ゲレンデを案内するガイドではなく、楽しくスキーを滑るためにちょっとした気づきを与えるガイド…

姉が以前日本に来たときに、こう言ってました「日本にくると、うるさくてうるさくて。エスカレーターでは、もうすぐ折り場ですだの、家ではお風呂が沸きますだの」この生活に慣れている私は、そうなんだーって思ったけど、注意していると本当に色々とお世話をしてくれますよね。それでも、そのために鈍感になってきているような気持ちがします。エスカレーターでつまずかないために、自分自身で折り場が近付いてくることに敏感になっていればいいだけだし、お風呂がそろそろ沸くかな〜と時が経つのを感じていればいいだけですよね。

そう、それも全て結果を教え過ぎているのではないのかなーと繋がったのでした。

スキーもピラティスも、どう意識して動いて、それを自分がどう感じたか?が答えだと思います。もちろんリハビリも。意識や感じることをせずに形ばっかりの与えられたメニューをこなしているのでは、自分が本当に必要としている内容と違ってきてしまいます。

2回目の手術から2ヶ月経ちました。ドレーンが入っていた胸骨のあたりの痛みはまだあります。それでも腕のびりびり感は大分少なくなりました。この感覚は、二箇所の傷がもっと落ち着いてきたらかなり軽減されるんじゃないかなーと感じます。だから今は無理せずに傷の回復と自分の中心を感じるトレーニングをしようと思っています。

といった具合に常に身体が何を感じて欲しているのかを問いかけています。するとおのずとやるべきことが見えてくるのだと思います。
何かを求めているとき、是非結果を聞かずに感じてみてください。答えは自分が一番よく知ってますよー

今週末スキー場へ行きます!どのくらい滑れるかの結果はわかりません。でも、今滑ればこの先がつながってくるのだと沸き立つ想いが襲ってきました(^^)vたくさん感じてきますね♪


身体の記憶


4日間のアンディスタイルが終わって、ホッとする一面かなり疲れた自分がいる今日この頃です。久しぶりの連続4日間お仕事モードでした。う〜ん、まだまだ体力的に復活してないなと感じつつ、少しずつでも戻ってきているんだなとも思います。思えば若かりしころ、1ヵ月半家を出っぱなしで、巡業のごとくスキー場を巡り毎日レッスンをしたあげく、疲労のあまり倒れた私。若かったなーと思いながら、そんな無理をしてたのねとも感じたりして。

たまたまの巡り合わせか面白い話を同じタイミングで二人の方から聞きました。私なりに解釈して<身体の記憶>と題してみます。身体なんだけど、カテゴリーは「こころ」面白いでしょ。

筋肉は間違った使い方をして作った姿勢というものを覚えています。例えば肩が丸まって肩こりがあるとしましょう。筋肉的には大胸筋が縮んでしまっているのですが、マッサージに行って縮こまった大胸筋を緩めてもらいます。直後、姿勢は改善されますが、再び肩が丸まってきて肩こりに悩まされます。というように筋肉は今までのことを覚えていて、何かを変えない限り同じ繰り返しをしてしまうのです。そして筋肉はあまり頭が良くないので、良い使い方を教えても中々覚えないらしく、また改善されたときの心地よさより辛さの方が強いので、そちらに引っ張られてしまうそうです。

ではどうしたら悪い方向ではなく良い方向へと向かうことができるのか?

頭の悪い人には(私もだけど)焦って何かを教えても無理。ゆっくりと繰り返し繰り返し教えていくことが大切です。そして心地よいフィーリングを身体がしっかりと味わってインプットすることです。
そうそう、犬に何かを教えるときって、それはそれは根気が要りますよね?そんな感じです。いつもトイレ以外でオシッコをしてしまって怒られている犬に、根気よくトイレの場所を教えて、きちんと出来たら褒めてあげる。最初のうちはすぐに忘れてしまう犬も褒められることが心地よいから、そのうちできるようになります。

少し話しがずれるかも知れませんが、今日は驚く気づきがあったんですよ。私は世田谷の等々力という町で生まれ育ちました。等々力渓谷という都内唯一の渓谷があるのですが、犬を飼っていた私はそこが常に散歩道で何万回と歩きました。久しぶりに訪れて渓谷沿いを歩いていたときに、ふと懐かしい感覚とともに優しい時間が流れて、とても心地よかったんです。それは…

歩く道の感触を足裏だったり、歩く歩幅だったりが覚えていたからなんです。

あまり整備されていない川沿いは、不連続な石が並んでいたり板が渡してあったりとすれ違うのも大変なくらい歩きづらいのです。久しぶりに歩いたのに、その不連続な石のちょっとしたでこぼこや、テンポを変えないと歩けないことなどを覚えていて、そこで暮らしていた楽しい日々がフラッシュバックしてきたのです。


これは良い意味の<身体の記憶>だと思います。しかし身体だけでなく、そこには心というものが密接に絡みついているのです。もしフラッシュバックしてくるものが、悪い記憶だったら、その身体の記憶はマイナスへ向かうのでしょう。なので、気持ちよかったことを味わうということが、身体にとっても大切な記憶になるのだと感じたのでした。

さて明日からはピラティズジャパンのインストラクター養成コース@東京が始まります。今回は加織先生の登場!そして私は最長の5日間連続仕事モードにチャレンジです。それが終わったら、そろそろ雪の感触を確かめに出かけてみようかな。。。なんてね(^^)v


身体の声


久しぶりにまとまった雨の一日でしたね〜お陰で喉が潤いました♪

昨日からアンディスタイルが始まっています。ワークショップにスペシャルレッスン、そしてプライベートセッションと大忙し(アンディが)の4日間です。私はというと…聡子先生に色んなことをお任せしつつ、フラフラとスタジオ行っていたり(^^);
そんな中、スタジオを訪れてくれる方に”ブログ読んでます””感動してます”などと言ってもらい、本当に嬉しく思う毎日です。

アンディの教えの大切な部分に、<まずは不要な力を抜き、それから必要な力を入れる>とあります。骨の整列を邪魔する事=余計な力が入るので、マニュアルセラピーでは邪魔するもの(筋膜の乱れ)などを手技で正していきます。そして、要らないものがない身体に初めて必要なものをインプットしていくのです。それがピラティズエクササイズになります。

今日はプライベートセッションを2コマ受けました。マニュアルセラピーとエクササイズを少し。二度目の手術直後にアンディからセラピーを受けたのですが、そのときとは全く違った感覚があったのでした。なぜなら…

手術の傷を見せました。胸の傷を見せるというのは、すぐに決められることではなかったけど、悩んだ末の昨日の夜、全て見せてその上でセラピーを受けようと決意したのです。

アンディは手当てをしてくれました。<手当て>というのはすごく良い言葉だと思います。手を当てることによって、人は癒されます。子供のころ熱を出したといってはお母さんがオデコに手を当ててくれ、お腹が痛いといえば手でお腹をさすってくれる。決して薬ではないけれど、心も身体も一緒に治療してくれるのが<手当て>なのだと思います。

そして私の身体から発している声を聞いてくれました。
”能では理解をしているけど、身体はまだ解ってません。幼い子供が突然自分の置かれた状況に慣れなくて驚いている、そんな感じですよ”

アンディとは3年以上の付き合いになるけど、改めて凄い!と思いました。身体の声が聞こえているんです。でもそんな彼がこう言いました。
”ぼくには同じ悲しみや苦しみは解らないよ、なぜなら同じ経験をしていないから”

そう、自分のことは自分しか解らないのです。だからこそ一番の理解者は自分自身なのです。<身体の声を聞こう>アンディがまたひとつ私に気づきをくれました。そして、もう泣かないと決めていたのに、久しぶりに溢れ出る涙を止めることができない私もいました。


写真はセラピーのあとに行ったマシンエクササイズのサイドプッシュスルーです。どうですか!手術をしたのは左ですよ。ちょびっと左の坐骨が浮いているのが気になるけど、脇も綺麗に開いてますよね!どちらかと言えば逆側の方が、硬かったような…
まだ脇と背中が少し腫れぼったく、二の腕のビリビリした感覚はあるけれど、それもじょじょに回復しています。胸から脇にかけた板のような硬い感覚も少しずつ減ってきています。ちょっとずつ、でも確実に。。。ゆっくりと進んでいきますね♪


柿どろぼーと筋膜、その相互関係


昨日は私の大好きな自転車チーム・柿どろぼーの新年会がありました。東京都スキー連盟専門委員の仲間で結成されている、走ることと食を追求した最高の仲間たちです。リーダーの井上さんは自走で立川から宗谷岬まで行くツワモノだし、走行会のまとめ役荒川氏は、大会にもエントリーしているそうそうたるメンバーです。

そんなとこに私??はい、その通り私はみそっかすです♪
私の調子がいいと、みんなは焦るらしく「やばい、ゆっこより遅い」とかそんな感じ(^^);でもみんな優しくて、先頭から相当はなれてしまう私を戻ってきて励ましてくれたり、後ろからフォローしてくれたりする最高の仲間達です。


スキーヤーで結成されているので、冬はもちろんオフ。どろぼー達のオンシーズンは5月から11月です。もちろん昨年は1回も参加できませんでした。今年は夏ごろには走行会に参加したいと願い、今日はママチャリ(結構ガンガン走ってるょ)で30分くらい離れた税務署まで税金を払いに行ってきました。今日は暖かくて自転車には気持ちよい天気でしたよね!

段差や道の悪い場所でも大分痛みがなくなってきました。脇の痛みと胸に板がはいっているような感覚はまだ残っているけど、全体的なぼーっとした痛みが引いたので、動きがかなり楽です。
腕に負担をかけられない私は、走行用の自転車に乗るのはまだ無理です。それでも昨日はリーダーからハンドルを高くすることもできるから準備ができたら走ろうと言ってもらいました。冬の間はママチャリでリハビリして春には乗り始めてみようかな。。。

5、6日はワークショップに参加してきました。筋膜について提唱するThomas Myers氏の<Anatomy Trains>です。理学療法士向けのものにマッキーの計らいで入れてもらったのですが、福岡のアンディ先生始め加織先生、スタジオMOVES竹井さん、そしてゆきぷうとこれまた、そうそうたるメンバーの中に私。私には早いかなーとも思ったのですが、とにかく生で会って話しを聞いてみたかったのです。なぜならビリビリとしびれている腕が氏の提唱する筋膜のラインと重なるからです。

筋膜とは筋肉を包んでいる膜のことで、イメージとしては鶏肉の皮を剥がしたときに見える白い薄皮みたいな感じ。全ての筋肉はこの膜に包まれていて、それはいろんな方向に繋がっています。例えば足の裏からおでこまでは、ずっとつながっているんですよ。すごいでしょ!

身体の動きを、そのラインで見ていくと、なるほど〜と思う点が多々あります。昨日はリンパドレナージュの日で、木部先生とその話をしていたのですが、リンパ自体は自分自身で動くことはできないそうで、回りの力(静脈や筋肉)で動きます。筋膜の流れに沿った動きを行うことで身体全体のリンパの流れが活性化することがあれば、回復力が相当アップするはずです。
解剖的な難しい話は私にはできないので、そのあたりは専門家マッキーの話を期待するとして、そのラインを意識した動きを色々と試して自分の身体で感じようと思ったのでした。

そう考えると自転車はリハビリにとっても良いのです。脚の大きな筋肉を使うから血液循環がよくなるし、体力の回復が期待できます。そして筋膜を考えると上半身の意識を変えるだけで下半身だけの運動のみにならず、身体全体のつがなりが期待できます。
そして何よりエコですよね〜ガソリンも使わないから大気汚染もないし、地球の資源も使わないといったように一石二鳥どころかサンチョウもヨンチョウにもなるのでした。

と言ったわけで柿どろぼー達の新年会をきっかけに、自転車でのリハビリを強化しようと思ったゆっちんでした。

おまけですが…
スキーのような横方向の動きにはハムストの筋膜の動きを滑らかにしておくと良いそう。これは以前紹介したミカサボールを使ってリリースできます。言葉では伝えられないのでスキーヤーのみなさん、ご興味あったらスタジオ訪ねてね。


ネズミ年に思うこと


新年明けましておめでとうございます。

一年に1回使う言葉だけど、何やらとてもシンプルかつ良い言葉だなーと思いながら過ごすお正月です。新しい年が明けてそれはそれはめでたいこと!みなさまのお正月はいかがですか?

去りゆく2007年は本当に本当にたくさんのことがありました。昨年の今頃にはこうやってこのブログを書いている事など微塵も想像してませんでした。それでも逆に考えると、普通にお正月を迎えて過ごせることは幸せなのだと心から思います。当たり前のことだからこそ見落としがち、1年に1回こうやって過去を振り返り襟を正して次へ進む。とても大切なことのように感じます。

2007年私のボディワークの締めくくりは、ゆきぷうの所属するスタジオMOVESでの<年忘れジャイロキネシス>でした。たくさんの人に混じってのエクササイズは久しぶりです。後ろの方で回りの人の迷惑にならないように、できる範囲のことをやってみました。マイアミから帰ってきたばかりのゆきぷうの動きは、それはそれはシナヤカに変身していました。おお〜これでも40歳??と心の奥で唸りまくり!再手術から1ヶ月半、確かに大分動けるようになったけど、同じ40代としてはちょっと悔しい気持ちもあり(^^);よ〜し2008は負けないよっ

元旦の朝は実家近くの古墳へ出かけました。目的は朝陽を浴びること♪東京から初日の出は難しいかなーと思いましたが、陽は浴びたいと思い出かけてみました。マンションと木々の間から見るちっぽけな朝陽だったけど、今の私にはそれでも充分暖かい光でした。


そして今日はゆきぷうと初ピラティス…身体を動かすつもりが、つもり積もる話をたくさんし過ぎて結局初ピラティスとまではいかずじまい。でも2008年から未来へ向けての前向きな話ばかり!あっという間に4時間が経過して、良いお正月を過ごしています。

昨年は私にとってたくさんの<気づき>の年でした。自分が生まれてきた意味とか、そんな大それた事ではないけど、いつの間にか回りから後押しされて、その<気づき>という物質が、<形>を求めて変化し始めています。サンドアートって知っていますか?砂で作る作品なのですが、風が強かったり砂が固まらなかったりすると、時間をかけて作った作品もあっという間に崩れてしまいます。それでも自然に打ち勝ち、たくさんの人の手で全てが完成したとき、それはそれは素晴しいものが出来上がります。そんな気持ちで2008年は<形>に変えていこうと思います。

今年の干支は十二支の始まりのネズミ年!これから始まる12年という周期が、みなさまにとって輝く月日になりますように…


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