身体の記憶


4日間のアンディスタイルが終わって、ホッとする一面かなり疲れた自分がいる今日この頃です。久しぶりの連続4日間お仕事モードでした。う〜ん、まだまだ体力的に復活してないなと感じつつ、少しずつでも戻ってきているんだなとも思います。思えば若かりしころ、1ヵ月半家を出っぱなしで、巡業のごとくスキー場を巡り毎日レッスンをしたあげく、疲労のあまり倒れた私。若かったなーと思いながら、そんな無理をしてたのねとも感じたりして。

たまたまの巡り合わせか面白い話を同じタイミングで二人の方から聞きました。私なりに解釈して<身体の記憶>と題してみます。身体なんだけど、カテゴリーは「こころ」面白いでしょ。

筋肉は間違った使い方をして作った姿勢というものを覚えています。例えば肩が丸まって肩こりがあるとしましょう。筋肉的には大胸筋が縮んでしまっているのですが、マッサージに行って縮こまった大胸筋を緩めてもらいます。直後、姿勢は改善されますが、再び肩が丸まってきて肩こりに悩まされます。というように筋肉は今までのことを覚えていて、何かを変えない限り同じ繰り返しをしてしまうのです。そして筋肉はあまり頭が良くないので、良い使い方を教えても中々覚えないらしく、また改善されたときの心地よさより辛さの方が強いので、そちらに引っ張られてしまうそうです。

ではどうしたら悪い方向ではなく良い方向へと向かうことができるのか?

頭の悪い人には(私もだけど)焦って何かを教えても無理。ゆっくりと繰り返し繰り返し教えていくことが大切です。そして心地よいフィーリングを身体がしっかりと味わってインプットすることです。
そうそう、犬に何かを教えるときって、それはそれは根気が要りますよね?そんな感じです。いつもトイレ以外でオシッコをしてしまって怒られている犬に、根気よくトイレの場所を教えて、きちんと出来たら褒めてあげる。最初のうちはすぐに忘れてしまう犬も褒められることが心地よいから、そのうちできるようになります。

少し話しがずれるかも知れませんが、今日は驚く気づきがあったんですよ。私は世田谷の等々力という町で生まれ育ちました。等々力渓谷という都内唯一の渓谷があるのですが、犬を飼っていた私はそこが常に散歩道で何万回と歩きました。久しぶりに訪れて渓谷沿いを歩いていたときに、ふと懐かしい感覚とともに優しい時間が流れて、とても心地よかったんです。それは…

歩く道の感触を足裏だったり、歩く歩幅だったりが覚えていたからなんです。

あまり整備されていない川沿いは、不連続な石が並んでいたり板が渡してあったりとすれ違うのも大変なくらい歩きづらいのです。久しぶりに歩いたのに、その不連続な石のちょっとしたでこぼこや、テンポを変えないと歩けないことなどを覚えていて、そこで暮らしていた楽しい日々がフラッシュバックしてきたのです。


これは良い意味の<身体の記憶>だと思います。しかし身体だけでなく、そこには心というものが密接に絡みついているのです。もしフラッシュバックしてくるものが、悪い記憶だったら、その身体の記憶はマイナスへ向かうのでしょう。なので、気持ちよかったことを味わうということが、身体にとっても大切な記憶になるのだと感じたのでした。

さて明日からはピラティズジャパンのインストラクター養成コース@東京が始まります。今回は加織先生の登場!そして私は最長の5日間連続仕事モードにチャレンジです。それが終わったら、そろそろ雪の感触を確かめに出かけてみようかな。。。なんてね(^^)v


身体の声


久しぶりにまとまった雨の一日でしたね〜お陰で喉が潤いました♪

昨日からアンディスタイルが始まっています。ワークショップにスペシャルレッスン、そしてプライベートセッションと大忙し(アンディが)の4日間です。私はというと…聡子先生に色んなことをお任せしつつ、フラフラとスタジオ行っていたり(^^);
そんな中、スタジオを訪れてくれる方に”ブログ読んでます””感動してます”などと言ってもらい、本当に嬉しく思う毎日です。

アンディの教えの大切な部分に、<まずは不要な力を抜き、それから必要な力を入れる>とあります。骨の整列を邪魔する事=余計な力が入るので、マニュアルセラピーでは邪魔するもの(筋膜の乱れ)などを手技で正していきます。そして、要らないものがない身体に初めて必要なものをインプットしていくのです。それがピラティズエクササイズになります。

今日はプライベートセッションを2コマ受けました。マニュアルセラピーとエクササイズを少し。二度目の手術直後にアンディからセラピーを受けたのですが、そのときとは全く違った感覚があったのでした。なぜなら…

手術の傷を見せました。胸の傷を見せるというのは、すぐに決められることではなかったけど、悩んだ末の昨日の夜、全て見せてその上でセラピーを受けようと決意したのです。

アンディは手当てをしてくれました。<手当て>というのはすごく良い言葉だと思います。手を当てることによって、人は癒されます。子供のころ熱を出したといってはお母さんがオデコに手を当ててくれ、お腹が痛いといえば手でお腹をさすってくれる。決して薬ではないけれど、心も身体も一緒に治療してくれるのが<手当て>なのだと思います。

そして私の身体から発している声を聞いてくれました。
”能では理解をしているけど、身体はまだ解ってません。幼い子供が突然自分の置かれた状況に慣れなくて驚いている、そんな感じですよ”

アンディとは3年以上の付き合いになるけど、改めて凄い!と思いました。身体の声が聞こえているんです。でもそんな彼がこう言いました。
”ぼくには同じ悲しみや苦しみは解らないよ、なぜなら同じ経験をしていないから”

そう、自分のことは自分しか解らないのです。だからこそ一番の理解者は自分自身なのです。<身体の声を聞こう>アンディがまたひとつ私に気づきをくれました。そして、もう泣かないと決めていたのに、久しぶりに溢れ出る涙を止めることができない私もいました。


写真はセラピーのあとに行ったマシンエクササイズのサイドプッシュスルーです。どうですか!手術をしたのは左ですよ。ちょびっと左の坐骨が浮いているのが気になるけど、脇も綺麗に開いてますよね!どちらかと言えば逆側の方が、硬かったような…
まだ脇と背中が少し腫れぼったく、二の腕のビリビリした感覚はあるけれど、それもじょじょに回復しています。胸から脇にかけた板のような硬い感覚も少しずつ減ってきています。ちょっとずつ、でも確実に。。。ゆっくりと進んでいきますね♪


柿どろぼーと筋膜、その相互関係


昨日は私の大好きな自転車チーム・柿どろぼーの新年会がありました。東京都スキー連盟専門委員の仲間で結成されている、走ることと食を追求した最高の仲間たちです。リーダーの井上さんは自走で立川から宗谷岬まで行くツワモノだし、走行会のまとめ役荒川氏は、大会にもエントリーしているそうそうたるメンバーです。

そんなとこに私??はい、その通り私はみそっかすです♪
私の調子がいいと、みんなは焦るらしく「やばい、ゆっこより遅い」とかそんな感じ(^^);でもみんな優しくて、先頭から相当はなれてしまう私を戻ってきて励ましてくれたり、後ろからフォローしてくれたりする最高の仲間達です。


スキーヤーで結成されているので、冬はもちろんオフ。どろぼー達のオンシーズンは5月から11月です。もちろん昨年は1回も参加できませんでした。今年は夏ごろには走行会に参加したいと願い、今日はママチャリ(結構ガンガン走ってるょ)で30分くらい離れた税務署まで税金を払いに行ってきました。今日は暖かくて自転車には気持ちよい天気でしたよね!

段差や道の悪い場所でも大分痛みがなくなってきました。脇の痛みと胸に板がはいっているような感覚はまだ残っているけど、全体的なぼーっとした痛みが引いたので、動きがかなり楽です。
腕に負担をかけられない私は、走行用の自転車に乗るのはまだ無理です。それでも昨日はリーダーからハンドルを高くすることもできるから準備ができたら走ろうと言ってもらいました。冬の間はママチャリでリハビリして春には乗り始めてみようかな。。。

5、6日はワークショップに参加してきました。筋膜について提唱するThomas Myers氏の<Anatomy Trains>です。理学療法士向けのものにマッキーの計らいで入れてもらったのですが、福岡のアンディ先生始め加織先生、スタジオMOVES竹井さん、そしてゆきぷうとこれまた、そうそうたるメンバーの中に私。私には早いかなーとも思ったのですが、とにかく生で会って話しを聞いてみたかったのです。なぜならビリビリとしびれている腕が氏の提唱する筋膜のラインと重なるからです。

筋膜とは筋肉を包んでいる膜のことで、イメージとしては鶏肉の皮を剥がしたときに見える白い薄皮みたいな感じ。全ての筋肉はこの膜に包まれていて、それはいろんな方向に繋がっています。例えば足の裏からおでこまでは、ずっとつながっているんですよ。すごいでしょ!

身体の動きを、そのラインで見ていくと、なるほど〜と思う点が多々あります。昨日はリンパドレナージュの日で、木部先生とその話をしていたのですが、リンパ自体は自分自身で動くことはできないそうで、回りの力(静脈や筋肉)で動きます。筋膜の流れに沿った動きを行うことで身体全体のリンパの流れが活性化することがあれば、回復力が相当アップするはずです。
解剖的な難しい話は私にはできないので、そのあたりは専門家マッキーの話を期待するとして、そのラインを意識した動きを色々と試して自分の身体で感じようと思ったのでした。

そう考えると自転車はリハビリにとっても良いのです。脚の大きな筋肉を使うから血液循環がよくなるし、体力の回復が期待できます。そして筋膜を考えると上半身の意識を変えるだけで下半身だけの運動のみにならず、身体全体のつがなりが期待できます。
そして何よりエコですよね〜ガソリンも使わないから大気汚染もないし、地球の資源も使わないといったように一石二鳥どころかサンチョウもヨンチョウにもなるのでした。

と言ったわけで柿どろぼー達の新年会をきっかけに、自転車でのリハビリを強化しようと思ったゆっちんでした。

おまけですが…
スキーのような横方向の動きにはハムストの筋膜の動きを滑らかにしておくと良いそう。これは以前紹介したミカサボールを使ってリリースできます。言葉では伝えられないのでスキーヤーのみなさん、ご興味あったらスタジオ訪ねてね。


ネズミ年に思うこと


新年明けましておめでとうございます。

一年に1回使う言葉だけど、何やらとてもシンプルかつ良い言葉だなーと思いながら過ごすお正月です。新しい年が明けてそれはそれはめでたいこと!みなさまのお正月はいかがですか?

去りゆく2007年は本当に本当にたくさんのことがありました。昨年の今頃にはこうやってこのブログを書いている事など微塵も想像してませんでした。それでも逆に考えると、普通にお正月を迎えて過ごせることは幸せなのだと心から思います。当たり前のことだからこそ見落としがち、1年に1回こうやって過去を振り返り襟を正して次へ進む。とても大切なことのように感じます。

2007年私のボディワークの締めくくりは、ゆきぷうの所属するスタジオMOVESでの<年忘れジャイロキネシス>でした。たくさんの人に混じってのエクササイズは久しぶりです。後ろの方で回りの人の迷惑にならないように、できる範囲のことをやってみました。マイアミから帰ってきたばかりのゆきぷうの動きは、それはそれはシナヤカに変身していました。おお〜これでも40歳??と心の奥で唸りまくり!再手術から1ヶ月半、確かに大分動けるようになったけど、同じ40代としてはちょっと悔しい気持ちもあり(^^);よ〜し2008は負けないよっ

元旦の朝は実家近くの古墳へ出かけました。目的は朝陽を浴びること♪東京から初日の出は難しいかなーと思いましたが、陽は浴びたいと思い出かけてみました。マンションと木々の間から見るちっぽけな朝陽だったけど、今の私にはそれでも充分暖かい光でした。


そして今日はゆきぷうと初ピラティス…身体を動かすつもりが、つもり積もる話をたくさんし過ぎて結局初ピラティスとまではいかずじまい。でも2008年から未来へ向けての前向きな話ばかり!あっという間に4時間が経過して、良いお正月を過ごしています。

昨年は私にとってたくさんの<気づき>の年でした。自分が生まれてきた意味とか、そんな大それた事ではないけど、いつの間にか回りから後押しされて、その<気づき>という物質が、<形>を求めて変化し始めています。サンドアートって知っていますか?砂で作る作品なのですが、風が強かったり砂が固まらなかったりすると、時間をかけて作った作品もあっという間に崩れてしまいます。それでも自然に打ち勝ち、たくさんの人の手で全てが完成したとき、それはそれは素晴しいものが出来上がります。そんな気持ちで2008年は<形>に変えていこうと思います。

今年の干支は十二支の始まりのネズミ年!これから始まる12年という周期が、みなさまにとって輝く月日になりますように…


露天風呂満喫!


九州旅行から帰ってきました。やはり西の国は暖かく、そんな場所にいると雪の生活がまるでドラマの世界のことのように感じてしまいます。日本って広いな〜しかし東京は寒く、現実に引き戻された今日この頃…

初日の福岡はピラティズジャパンの移転オープニングイベントの日でした。新しいスタジオは日本とは思えない空間が広がっていて、凛とした空気が流れていました。加織先生が言った言葉”みなさんのパワースポットにしていきたいと思います”常に前を歩いていく姿がリンクして、心の底から感動!ピラティスに興味がある方、是非一度訪れてください。パワーをたくさん貰えますよ。写真は教会のようなイメージがするスタジオの風景、中央では東京から来たヤスさんが癒し系アフリカン太鼓を奏でていました。


久しぶりの旅行♪姉と出かけたのですが、メインテーマは<ごくろうさま>
姉に対しては、8月の暑い最中に毎日病院へ通って世話をしてくれて、最後には風邪を引いてダウン。スウェーデンに帰る日も、フラフラしながらのフライトで本当に迷惑をかけました。そして、わたし…よく半年がんばりました。終わったわけじゃないけれど、ちょっと一息つきましょう。そんな意味です。なので、ちょっとフンパツして露天風呂付宿を選択しました。

手術を経て、つらいなーと思うのは、普通に温泉に入れなくなったこと。もちろん温泉だけじゃなく宿のお風呂も普通に入ることができなくなりました。これは私にとっては一大事です。なぜならスキーヤーとしては、宿泊がつきもの。それがかなり制限されることになったのです。これはとても悲しいことです。日本人なら誰でも大好きなお風呂に、人の目を気にせずに入れなくなってしまったのです。

それでも私は負けません!今の世の中、多少のお金はかかるけど、温泉付きの部屋という選択ができるからです。

1泊は湯布院の<渓酔居>という宿に泊まりました。月燈庵という宿の増築した部分で、6室の離れで形成されています。感じとしては全て茶室感覚なのですが、広い広い。お茶室、居間、寝室といった具合に日本人なら家族4人が住めるよう。そこに露天風呂が付いていました。大きさとしては畳一畳くらいなので、そんなに豪華ではありません。しかしですね〜、そのほかに二つの貸切露天風呂がありました。表には札があって空き室か使用中かを知らせます。予約の必要がなく空いていれば鍵をかけて入れるのです。きちんとした洗い場はないのですが、簡単に身体なら洗えます。川沿いに立地しているので、木々のゆらめきとせせらぎを聞きながら人目を気にせずにのんびりと心ゆくまで温泉を満喫できました。宿泊人数も少ないので、いつ行っても空いていましたよ。写真は貸切露天風呂のうちのひとつを脱衣所から撮りました。

もちろん食事も絶品♪全て個室なので、これまたゆっくりとした時間が流れていきます。

続いて音連れたのは神話の町・高千穂。ここにはたくさんの神社がありパワースポットがたくさんあります。残念ながら天然温泉ではなくラジウム温泉でしたが、ここの宿も小さいながらに手入れが行き届いた素敵なお宿でした。名前は<神仙>高千穂神社のすぐ近くです。貸切風呂はなかったので、お部屋についた露天風呂に入りましたが、外から遠く聞こえる子供たちの遊び声を聞きながら、身体全体を隅から隅まで伸ばして心ゆくまで堪能できます。
写真は客室からで、右手に洗い場(ここでは頭も全て洗えてシャワーがついてます)があります。

宮崎といえば、地鶏!溶岩焼きというのをいろり(ここも個室)の炭火焼で食べたんですが、いやいや美味しかった旨かった♪

出かけるのが好きな私。これからはいろんな不便も感じるだろうけど、良かったな〜と思う施設やサービスも伝えていこうかと思います。もちろん乳がんでなくたって、今回のような宿はプライベートな時間が満喫できますので、ヨシ!と思い立ったら、一度訪ねてみてください。


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