優しい時間


今日のニセコはものすごく良いお天気の朝でした。前回はずっと雪だったので、今回は羊蹄山が綺麗に見れるかな?の期待と、パウダーは望めないのかあ…の悲しい気分とふたつが入り混じってました。

大分フツーの生活に戻っている私ですが、昨日のブログに書いたように身体は疲れているようです。なので、今回のスキーは身体を休めること。スキーで身体を休めるなんて、昨年までの私では信じられないことです。2日間のキャンプであれば、前日の夜には現地入りして、部屋割りだのやり、翌日は朝から夕方までミッチリとレッスン。そして夜もVTRミーティングをやりながら、パーティと称した宴会に突入して、たっぷりとお酒を飲む。翌日も朝から夕方までレッスンをして、戻ったら宿の清算をして荷物をまとめて車で移動。といった具合です。そんな行程を一時はシーズン通して、ぶっ続けしてたのだから身体も壊すわけですね。

東京にいると何かとバタバタしてしまうのが現実。もちろん、そういう生活ができるようになったんだ!という事自体は本当に嬉しいことなのですが、<疲れ>というのは身体の免疫を下げてしまうので良くありません。東京でのバタバタした喧騒を抜けて、山でゆっくりとした時間を過ごすべくやってきました。今の私はレッスンをするでもないので…自分のペースで滑って自分のペースで休むんです。

今日は10時ごろにスキー場へと出かけていきました。最初のリフトでは外人さんが隣になって、気さくな人だったので色々とおしゃべりができました。もう少し元気になったら英会話教室に通おうかな〜とたくらむ私の本日の収穫は、雪祭り(雪の彫刻)=Snow Sculpture へへへっ常に勉強あるのみ! 
その後は自分のペースでゲレンデやオフピステなどを滑って、なんだかんだと休憩含めると4時間くらい。それじゃあ身体休めてないじゃん!と思ったのですが、疲れを感じないほど楽しかったんです♪

ニセコは自分のリスクで入っていけるオフピステがたくさんあります。その区域で怪我をして救出されたり、何か事故があったときは全て自分の責任になるよ、それでも良ければルールを守ってたくさん楽しんでねって感じです。そういうエリアがあるからこそ、無理にロープを潜って立ち入り禁止区域や危険区域に入っていかないんですよね。というか、そこまで開放してくれるスキー場側に感謝して、しっかり守らなければならないルールだと思います。


そこには自分だけの空間がありました。スキー場にきても、回りには人がたくさん滑っていたり、色んな音がします。私が大きらいなのは音楽をかけているスキー場。せっかくの自然の音がぜ〜んぶ消えてしまって、自然を楽しむスポーツにとっては本末転倒。
目をつぶって呼吸をしてみると、雄大な自然はたくさんの音や匂いを味合わせてくれます。小鳥のさえずりや雪がウエアに触る音、ピンと張り詰めた空気が鼻の中に入ると、身体の中の不要なものを全てクリアにしてくれるような感覚…とてもとても優しい時間が過ぎていきました。


そして五感が磨かれた身体で滑ると、驚くほど自分の身体の動きが見えてきました。今の私の身体のバランスが完璧といっていいほど見えたのです。ピラティスやBODY WORKをやるのが、もっともっと楽しみになってきましたよ♪
そんなことを味わいながら滑っていたら、疲れなんて吹っ飛んでしまいました。いや、正確に言うと疲れはあるんだけど、とても心地よい疲れってやつです。

帰ってからは、あっという間にzzzの昼寝タイム♪そして夕方は、近くにあるカフェに出かけました。そこで食べた”焼きりんご”の美味しかったこと!生から焼くので時間がかかるのですが、自然の甘みのみで身体に優しい味です。そうそう、白砂糖は精製されているのであまり良くないんですよね、だから今は極力ケーキや和菓子などの甘いものは食べてません。極力って言うのがミソ、絶対じゃキツイでしょ。


雪が降り出しました。明日は晴れの予報なのでパウダーは期待薄だけど、身体に優しいスキーを楽しみます♪


身体の奥の奥


昨日の雪からは一転して暖かい日になりましたね。しかし度重なる雪で、東京は雪国かい!と思ってしまうのは私だけでしょうか…

昨日は聡子先生と1時間ほど、ビギナーエクササイズの確認をしたのですが、そのときに新しい発見があったので、今日はそれを書こうと思います。
私たちのやっているピラティスでは<ハンズオン>という教える際のテクニックがあります。これは生徒さんが動くときに、手で誘導することなのですが、単に方向性を導くだけではなく伸びて欲しい方向へ引っ張ったり感じてもらうために手を添えたりもします。
私がエクササイズを行って、聡子先生にハンズオンをしてもらっていたのですが、そのときに身体の中で違った感覚が現れたのです。言葉で伝えるのは、難しいのですが、身体の奥の奥が伸びる感じとでも言ったらいいのでしょうか。

私の胸の傷は表面的なもの(皮膚)と、その内側にもあり、どちらも縫っています。もちろん表にある傷は目で見えるので、どれだけ回復しているのかが解りやすいです。今日までのエクササイズや日常生活などで身体の表面的なものは大分回復してきました。もちろんツッパリ感や感覚があまりないというものはまだまだありますが…
しかし、内側というのはそうはいきません。切ったものを縫っただけでなく、身体の一部を取ったわけだから、様々な違和感や痛みがあります。この痛みも説明するのは難しいけど、急に鈍痛が襲い歩いていても立ち止まってしまうくらいの痛みです。だからこそ見えない内側も伸ばしたり動かしたりして回復させていきたいのです。

昨日はひとつのエクササイズで、2通りのハンズオンをやってもらいました。するとひとつの方は、脇が伸びる感じがして、もうひとつの方は胸の奥の奥が伸びる感覚があったのです。右の健常側をやってもらってもそこまで細かい感覚はありませんでした。
何が言いたいかというと、手術をしたからこそ解る細かい感覚が山ほどあるということです。そしてその感覚を忘れないようにして、伝えていくことが大事なのだと思いました。


写真のエクササイズ<ヒップリフト with Arm arcs>では、このあとに背骨を上からひとつずつ床に下ろしていきます。そのときに腕は頭の上に残したままなので、脇が伸びていくのが感じられます。アンディ先生の意図である”脇を開くこと”まさに身体で感じました。お尻がゆっくりと降りていくと、脇の傷がピリピリ痛むのです。これは開いていっているからですよね。

変な話だけど、手術をしたからこそ解ったり感じたりする何か…大切にしなくては!与えられたチャンスなんだしね♪

今週も急遽ニセコに行くことにしました。1回滑ると…”もうどうにも止まらない♪”
な〜んですが、ゆっくりゆっくりです。若い(一応中年?)うちの病気では、心の回復と身体の回復のタイミングが合わないことも多いそう。ご存知私も心の方がメッキリ回復が早いようで(^^); 
通っている鍼治療のヤス先生にも「身体が少し疲れているよ」って昨日言われました。なので、ペースダウンするためにニセコに行ってきます。そして幼馴染のやっこには「心の回復にも感謝、感謝♪」とも言ってもらいました。そうですよね、心の回復があったからこそ、身体も回復します。全てはバランスなんですね〜


あっという間のジャイロ


いやいや凄い大雪の週末@東京になりましたね。今日は週末スキーにお出かけの方々の帰りの日、道路は凄いことになっているんだろうな〜と思いながら、私はスタジオ企画<朝からジャイロ!>のために若松町に向かいました。そして行きがけに寄った兄の家の近くにある碑文谷公園で、雪にあえぐパンダを発見!で、パシャリ。


昨日、虎ノ門の看護士さんである荒井さんから一通のメールを貰いました。「明日は節分、神社へ行ってお参りする日ですよ〜」
なので、今朝は駅に行く道を遠回りして碑文谷公園内にある<厳島神社>に寄ったのでした。雪もたくさん降ってたし、手は冷たかったけど、いつもと違う雪景色が妙にイトオシク感じつつ…のプチ散歩。楽しかったです♪

今日は久しぶりのゆきぷうのジャイロキネシス。前回やったのが12月2日で、手術から約2週間の身体でした。エクササイズをやったというより、気持ちに任せて少しからだを動かしたという程度。手術から二ヶ月半経った今、どれだけ身体が動くんだろう?気持ちよいんだろか?というたくさんの<?マーク>で参加してみました。

あっという間の90分!
動きはまだまだだと思います。ジャイロでは身体を捻るスパイラルという動きがあるのですが、右方向へ身体を回転させた時と左方向の時では、あきらかに左のときには引っかかる感じがありました。左うでを伸ばしていくときは、あと10cm伸ばした〜い!という感覚もありました。それでもですね、<?マーク>への答えは簡単で一言で言うと、あっという間だったんです。

クラスが終わったあとに、参加してた方が言っていた一言が妙に私の心に響いたんです。「前回より、今日の方があっという間に終わっちゃった」

これぞ答えですよね!楽しく動けたら時間が瞬く間に過ぎていく…

ピラティスはたくさんの事を考えながら行うエクササイズです。だからこそ、ひとつひとつを意識し緻密に動くことによって、動きの質をアップさせていくものです。日々のリハビリではピラティスをやっていますが、もちろんその時間もあっという間に過ぎていきます。
ジャイロに関しては、素人の私。そんな私がピラティスと同じように、あっという間に感じたということは、何かが身体や心に響いたんだなーと思ったのです。その何かとは…<考えずに動けた>ということでした。

そして考えずに動けたのに、たくさんのヒントをくれました。
1、胸骨をもっと下げられるようにすること。この説明は難しいのですが、胸骨がしっかり動くようになると呼吸が楽になります。
2、左方向へのスパイラルでは、仙骨から腕が伸びるように動く。
3、骨盤の安定は足裏から。ピラティスでは当たり前のことなのに、今さら感じました。

とにかく動く・動く・動く。するとそこからやってくるヒントもたくさんあります。その時に、心と身体に耳を傾けて、その声をしっかり聞くと自然に答えが見つかるのかも。


雪のパワー


1月26日(土)10:30AM ニセコ、チセヌプリスキー場のゲレンデに立ちました。再手術から2ヶ月10日、待ちにまったこの瞬間です。
ウエアを着る、ブーツを履く、スキーを担ぐ、リフト券を買う、スキーをはく…そんな当たり前の動作ひとつひとつが嬉しくて、愛おしい気持ちにさせてくれます。リフトに乗っているとグローブやウエアに雪がついてきて、まるで”おかえり!まってたんだよ”って語りかけているように、雪は優しく私を迎えてくれました。

チセは町営のリフト一本しかない小さなスキー場。ヒラフ、東山、アンヌプリという大きなゲレンデではなく、小さな小さな場所からの再出発は今の私にとてもふさわしくぴったりです。

1本目から兄に連れられて、オフピステへ。といってもチセは、ほとんどがツリーラン天国なので、そのスタイルが普通。もちろん足慣らしも何もなし「ええ〜っ!ちょっと待ってよっ」と叫ぶ私に兄は「大丈夫大丈夫、ゲレンデより返って柔らかいほうがいいよ!」と叫び返します。え〜い、行ってしまえ、これが持ち前の私の性格とばかりに滑り出しました。しかし、そんな気分と裏腹に滑り出すと、心の奥から”いける!”の声。

いきなりオーバーヘッドのパウダースプレーが私を歓迎してくれました…声もでないほどのしあわせ♪

よく辛いことや悲しいことを乗り越えれば、次には楽しいことがやってくると言うけれど、私はそうは思いません。なぜなら、楽しいことの次には、じゃあ辛いこと?になっちゃうでしょ。乗り越えていったものは、何であれ自分の過去。決して変えることはできない。でも過去は過ぎ去ったもの、終わったこと。楽しくても辛くても<今>という時間と空間を大切に過ごそうと思います。

トンネルを抜けたから、光を浴びて前へ前へと進んでいく。歩く速度も歩幅も変わらずに…今までどおり、変わったのは光を浴びているということだけ。

もちろん完璧ではありません。不都合もたくさんありました。左肩で担いでいたスキーは右肩で担ぐと、長い間の癖があるから、すごい違和感だし、担ぎ方ひとつとっても、ギクシャクして時間もかかります。<こぐ>という動作も力を入れると痛いし、リンパを取った私は左腕に負担をかけられないので、右ストックだけでトラバース(横への移動)したりは重労働。

それでも収穫はたくさんありましたよ。左腕に負担をかけたくないので、できる限り腕や肩の力が抜けた状態で滑りたく、常に力を抜くことを意識しました。スキーは左右均等のバランスで滑るスポーツなので、左をかばうあまりに左右のバランスを崩したくありません。ひたすら力を抜きながら左側もしっかり使うようにしていきたいのです。そのためには、イメージをたくさん使いました。身体という木の幹から腕という枝が生えていて、その枝が幹のコントロールで自由自在に動くなど。それでもすぐに腕に力が入る自分にも気がつきました。今までは、こうやって肩や腕に力を入れてリキンで滑ってたんだな〜ふむふむ。

今朝、ゆきぷうのブログを読んでいて、とっても心に響いたことがありました。

キネシスをやりたい!と思ったその原点が京都にあって、それを感じるために先週末ゆきぷうは京都に夜行バスで出かけたのです。京都行きの話しを聞いた時、私も一緒に行こうかな〜と考えたんですが、私はスキーに行くことを決めました。そしてゆきぷうが京都でキネシスの原点を感じたように、私もニセコで自分の原点を感じていたのです。

私がピラティスを始めた理由は、無理な姿勢でスキーを続けた結果、ボロボロになった身体をピラティスで回復させたい。そして、いつまでも滑れるようにしたい…

もう一度、この原点に戻ることが私のこれからの未来なのだと沸き立つものを感じました。私はスキーが大好きです。雪からはたくさんのパワーをもらいます。だからこそスキーヤーとして、ピラティストレーナーとして”みやのゆきこ”に出来るものを見つけていこうと。

兄が滑っている映像を撮ってyoutubeにアップしてくれました。オレンジっぽいウエアを着ているのが私です。
http://www.youtube.com/watch?v=hGoT0fvkWNg

写真はお世話になった宿・仁里木舎の前で。その宿に集うパウダー大好きな方々&おかみさんのまみちゃんと一緒に。


感じる


雪が降っているときって何か気配を感じませんか?雨音ではなく何かが降っている感じで、しかも雨のときとは違った外の明るさがある…そんな今朝を迎えました。カーテンを開けた瞬間に思わず「雪だ!」すぐに着替えをして、久しぶりの雪の感触を味わいに、お外へ。冷たいのに暖かくて何だか舞っている花びらの中にいるような優しい気持ちになりました。

車も出動だったので、早速雪下ろし。いつもは「面倒くさいなー、あ〜あ、寒いし冷たいし」としか考えたことがなかったのに、今日はその動作ひとつひとつがイトオシク、素敵な時間が流れていました。


今日は朝から色々と感じることが多いので、テーマは<感じる>としました。ブルースリーが映画で「Don't think ! feel」と言った名セリフを覚えてますか?

今の世の中は、たくさんの情報しかり便利グッズしかり、色んなものが氾濫しています。なので情報が早くて便利なのが良くて、そうじゃないものは認められなくなってきていると思います。もちろん全てがそうではないけれど、便利すぎるあまり、<感じる>ということに鈍感になってきているのではないでしょうか。

先週、福岡の加織先生がインストラクター養成コースのために東京へ来ていました。その中で語った言葉…
「私たちはガイドです。生徒さんが、どのような動きをすればいいのか、そしてその動きを感じれるようにガイドしてあげるのです」それを聞いた参加者の葉子さんがこう言ってくれました「ゆっこさんは、スキーを教えるときに今どんな事を意識して滑ってきたの?って言葉にさせられます」

私の中で繋がった瞬間。求めていたのはこれだったんだ!

アンディスタイルのピラティスに、はまった理由。答えがあるわけではなく、見つけるのは生徒自身。そして先生はその答えが見つかるようにガイドしてあげるだけ。生徒さん10人いれば10通りの答えがある、だからひとつの答えだけを求めてくる人にとっては、難しく感じるのかも。それでも今まではインストラクターなんだからと答えを見つけ出し与えていた私もいたから、時折レッスンすることがキツク感じていた。

ジャイロが好きな理由。ボディワークの中では究極の<感じる>動き。動くことで感じることを知る=>考えたら感じられない。

スキーレッスンが時折苦しくなる理由。テクニックばかりに気を取られ、ついつい正解だけを教えてしまうスキーレッスン。それは違う、それはスキーじゃない!と心で感じた数年間、それでも今までやってきたものがあるから変えることができなかった。私はガイドでよいはず。ゲレンデを案内するガイドではなく、楽しくスキーを滑るためにちょっとした気づきを与えるガイド…

姉が以前日本に来たときに、こう言ってました「日本にくると、うるさくてうるさくて。エスカレーターでは、もうすぐ折り場ですだの、家ではお風呂が沸きますだの」この生活に慣れている私は、そうなんだーって思ったけど、注意していると本当に色々とお世話をしてくれますよね。それでも、そのために鈍感になってきているような気持ちがします。エスカレーターでつまずかないために、自分自身で折り場が近付いてくることに敏感になっていればいいだけだし、お風呂がそろそろ沸くかな〜と時が経つのを感じていればいいだけですよね。

そう、それも全て結果を教え過ぎているのではないのかなーと繋がったのでした。

スキーもピラティスも、どう意識して動いて、それを自分がどう感じたか?が答えだと思います。もちろんリハビリも。意識や感じることをせずに形ばっかりの与えられたメニューをこなしているのでは、自分が本当に必要としている内容と違ってきてしまいます。

2回目の手術から2ヶ月経ちました。ドレーンが入っていた胸骨のあたりの痛みはまだあります。それでも腕のびりびり感は大分少なくなりました。この感覚は、二箇所の傷がもっと落ち着いてきたらかなり軽減されるんじゃないかなーと感じます。だから今は無理せずに傷の回復と自分の中心を感じるトレーニングをしようと思っています。

といった具合に常に身体が何を感じて欲しているのかを問いかけています。するとおのずとやるべきことが見えてくるのだと思います。
何かを求めているとき、是非結果を聞かずに感じてみてください。答えは自分が一番よく知ってますよー

今週末スキー場へ行きます!どのくらい滑れるかの結果はわかりません。でも、今滑ればこの先がつながってくるのだと沸き立つ想いが襲ってきました(^^)vたくさん感じてきますね♪


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