プロローグ


伝えるために生きている!

その言葉を編み出したのは、ゆきぷうこと、やまもとゆきえちゃん。
私の大好きな仲間であり、このブログを育てていく1人である。
彼女はピラティス&ジャイロのトレーナーとして、日本中で一番熱い(私が思うとこ、これ本当)ハートの持ち主で、日夜飛び回ってハートのこもったレッスンをしている女性です。

そんな彼女から一通のメールが届き、この言葉が書き記されていました。
最初その言葉を見たときに「ううっ泥臭い!今どきないでしょ〜」というのが第一印象。
でも、その文字を何度も何度もよ〜く見ていくと、何やら心のどこかでドキドキし始める自分がいたのです。

このブログを立ち上げるにあたり、3ヶ月近くものあいだ、こうやったらどうだろう?こんなアプローチは?と悩んでいたのですが、考えれば考えるほどアリ地獄のように頭の中はぐるぐる回りだし、このまま止まらずにバターになって溶けちゃったトラのようになるのかなーなどと思ったりしてました。

結局自分がやりたい事とは<伝える>ということで、それをこの言葉はシンプルに表現してくれたんです。

そしてもう1人の相棒は、マッキーこと四国高松在住・ひのまきこ。
彼女は私のピラティスイントラ時代の同期でお互いに会ったその瞬間に同じ匂いを感じたのです。そういえばその昔とあるTV番組で「ひとめあったその日から、恋の花咲くこともある!見知らぬあなたと見知らぬあなたの…」な〜んていうフレーズがあったっけ?<古っ!

でもそんな感じにびびっときた瞬間だったのでした(ちなみに両想い♪)。
理学療法士でもある彼女は、私の苦手な解剖学を常にサポートしてくれ(今でも)納得いく答えを編み出してくれる頼りになる女性です。

そして私は、ゆっちんことみやのゆきこ。このブログの言いだしっぺ。
肩書き的にはピラティストレーナー&プロスキーヤーですが、ここではひとりの人間として、女性として私が体験してきたこと、感じていることを伝えていきたいと思います。

それは<乳がん>という私と同じ病気に苦しんでいたり、ちょっと悩んじゃったりしている人やその人をサポートする周囲の方々へ向けて…キーワードは心と身体のリハビリ。

<がん>とは身体の中の免疫の崩れから起こるもの、なので見た目の変化はあまり解りません。しかし乳がんは筋肉より外側にある乳房で発症するために外科的手術を受けると、見た目も変わってしまう病気です。
そしてそれは女性の象徴とも言われる乳房を切除するという、身体はもちろんのこと、心に対するダメージは計り知れないものになります。そして身体と心というのは実に密接につながっていて、そのどちらかのバランスが崩れて悪い方向へ行ってしまうと、その後の人生はとっても辛いものになってしまうのだと思います。

今から思うと私は<乳がん>になる準備をしていたような気がします。
スキーを長く続けていくために四苦八苦していたころに出会ったピラティスというボディワーク。身体というあまりの奥深さに、どんどん興味を持ち、インストラクターの資格を取り、自分改造に努めました。そしてそのピラティスはコルセットをしめ、痛み止めを飲みながらスキーレッスンをする私の身体をがらりと変えてくれたんです。それでもそれはスキーをするためではなく、<乳がん>の手術によって変わるからだを受け入れる準備期間だったのだと感じています。

2007年7月27日、温存法で手術を受け、リンパ節転移が陽性だったためリンパ節切除を行いました。その時の気持ちは…後日書くとしましょう。まずやってきたのは変わった自分自身のからだを受け入れるということ。そして次は、新しく生まれ変わるために最大限自分の身体の能力を引き出すこと。これは逆に考えると、健康だったからこそ見逃していたウィークな部分まで見えるようになるので、そこまでついでに治しちゃおうという発想にもなります。

転んだら起きればいいだけ…あっそう。

私が大好きな言葉♪でもとある人に言われました。みやのさんは、ただでは起きないですよね〜って。
なのでこの言葉を私なりに変えたいと思います。

せっかく転んだなら、何かを掴んで起きればいいだけ…あっそう。

毎日がリハビリです!寝ること食べること笑うこと歩くこと、ひとつひとつが大切なリハビリ。手術から2ヶ月半、一歩進んでは二歩下がる日もあります。それでも、時にはジャ〜ンプ!できる日もあります。どうやって腕を動かしていけばいいのだろう?とか、ここまでしか上がらないのは何故なんだろう?とか、すっごく肩が凝るようになっちゃったとか、切が無いほどやってくる問題。ひとりの患者として、ボディワーカーとして、自分自身が対面している問題を通して、このブログを訪れた方の何かのキッカケになればいいなと思い、伝えることを決心しました。

私の恩師である福岡「ピラティズジャパン」のアンドリューが言ってくれた言葉。
「ゆきこはもうダイジョーブ、トンネルの出口の光が見えてます。光が見えたのなら、立ち止まってはダメ。一歩ずつでも進めば必ず出口に到達できます」


Team FUKUOKA は、私たちが出会ったキッカケでもある、そのアンドリューが暮らす福岡にちなんで、ゆきぷうがつけてくれた名前。

2007年11月、再手術を受けます。再び、苦痛の時間がやってきます。でも光が見えているからダイジョーブ。2度の手術による身体の変化も、また神様が私に与えた勉強なのだと思い、せっかく転ぶんだから、何かを掴んで起き上がります。そしてそれもまた、ひとつひとつゆっくりと伝えていこうと思います。



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