そんな初冬ですが、スキー場オープンと合わせ、21/22シーズンのスタートを切りました!
もう嬉しくてですね(涙)
思い起こせば、昨年の今頃は膝のリハビリで、すんごく辛い時期でした。
窓辺から降る雪を眺めつつ、とにかくまずは歩けるように、動けるように、滑れるように…と毎日懸命にトレーニングをしていたことを思い出します。
なんと言っても、階段生活(居住スペースは2階のため)が、ありえないほど大変で、真面目に引っ越しを考えたくらいです。
今では、軽〜くトントントン!と、上り降り(一応そのつもり)。
という訳で、膝の不安は抱えていますが、滑り出せたことがとっても嬉しいのです。
で、話はブーンと飛びますが。
このブログのお引っ越しすることを決意しました。
2007年の闘病生活からスタートし、今年で丸14年という月日を、このブログと共に過ごしてきました。
一体、幾つの記事を書いたんだろう?
その間、自分の生活や気持ちもドンドン変化して、カテゴリーはなんと20個!
正直を言うと
想いが詰まった分、まとまりがつかなくなっているなぁ…と、感じていました。
また文章を書くことが好きな私なので、想いだけじゃなく、しっかりと作品としても出していきたいと考え、noteに集約していくことにしました。
noteはコロナ禍が始まった2020年春にスタートしていたんですが、あまり考えがないまま始めてしまったので、結局、書き続けられなかったんですよね。
けど、今はいろんなものがまとまってきたので、先日再スタートを切ったところです。
https://note.com/activemotion/
このブログは赤子から育て上げた大切な宝もの。
なので、もちろん残します!
新しい場所から再スタートになりますが、引き続き応援をお願いいたします!!
2021年12月7日
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雪が降ってくれれば、だいぶ気持ちも変わるんですけど。
まぁ、今やらねばならないことは冬の準備。
と言い聞かせ、先日ようやく重い腰を上げて、雪囲いを終わらせました。
よっこいしょっと笑
そんなニセコの晩秋を過ごしつつ、一体私はいつ「歴女」になったんだろう?と、ふと考えていました。
というか、そもそも学生の時には、全くと言っても過言でないほど社会や歴史に興味がありませんでした。
「なんで、昔のことを年号と照らし合わせて覚えなきゃならないのよ!」
と、憤慨する位、嫌いでした。
それが今では、あり得ないほどの歴史好き。
テレビと言ったら大河ドラマはもちろんのこと、「その時歴史が動いた」をオンデマンドで見たり、スペシャルものも、じっくり見ちゃいます。
けど、いつの時代が好きなのか?とか
日本の歴史が好きなのか?とか
そう考えると、これって答えはないんですよね。
多分、人間のルーツに興味を持っているんだと思うのです。
「私たちは、どこから来てどこへ行くのか…」
そんなわかりっこない謎解きのために、過去を知りたいのかなーと。
昨年コロナの影響で中止となった「熊野古道・伊勢路ツアー」を再開し、Part?を歩いてきました。
西国一の難所と呼ばれる「八鬼山越え」をする約40km。
今回歩いた場所は、大部分に熊野古道らしい石畳が残っていて、所々に歴史的な遺産が残り、それはそれは歩きごたえのある道でした。
伊勢路と言えば、伊勢神宮からいくつもの険しい峠を越え、熊野三山を目指す信仰の道です。
江戸時代には「お伊勢さん」と称し、多くの庶民が歩いた道です。
当時はワラジを履き、何足も履き潰しながらだったとか…
また山賊や獣に襲われたり、病気になったりと行き倒れになった人も多かったようで、あちこちに「行き倒れの巡礼碑」がありました。
「人は何のためにその道を歩き、何のために熊野を目指したのか」
ガイドブックには載っていない「人々の気持ち」を探しに、私は歩いているような気がしています。
それが歴女となった由縁なのかなぁ…
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日本中の八百万の神々が、出雲へ出かけてしまうので「かみなしつき」と呼ばれています。
全ての神様がいなくなってしまっているのかというと、実は全員じゃなくて、お留守番をしてくれる神さまもいるそうです。
うん。
安心、安心。
ちなみにそのお方はというと、代表格は「恵比寿さま」。
有名な七福神の一柱と聞けば、誰もが思い浮かぶ様相だと思います。
古事記によると、イザナミとイザナキとの間に生まれた最初の神さまでヒルコと呼ばれたそうです。
この子を作る際に女神イザナミから先に、男神のイザナキに声をかけたことが原因で、グニャグニャな子として生まれたので、葦でできた船で流されてしまったとか。
気の毒な身の上なのに、福の神としてお守りくださるだなんて…
そう思うと、じーんときちゃいますよね。
だいぶ話が逸れました(苦笑)。
さてさて、出雲に集まった神さまたちが何をされているかというとですね。
会議です。
そうミーティングってやつ。
人の運命や縁(恋愛だけに限らず、さまざまな人間関係も)などを話し合って、「誰と誰を巡り合わせましょ」とか「この二人は結婚させちゃうか」を決めるんですって。
なんだか素敵です。
「運命の糸」って言うけど、やっぱり神さまたちが決めてたんだなーと思うと、真摯に受け止めないとですよね。
全ては旧暦のお話なので、実際は11月ですが、私としては10月から「神無月」が始まっているなーと思っちゃったりして。
ご不在ちゅ〜
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おそらく気温差が激しかったからかな。
夏にものすごーく暑い日が長く続き(ありえないほど)、その後、まるでカーテンをザザっと開けたように、冷え込む日が増えたから。
その素晴らしいタイミングで、先週末は「リトリートキャンプ」を開催しました。
このキャンプは、私の想いが詰まっていて、特に石橋を叩きまくっている今の私にとっては、とても重要な位置付けかなーと思いながら…
リトリート=Retreat
普段暮らしている土地を離れることで、日常を忘れ、疲れた心と身体を癒す時間を過ごすこと。
これは「自分を取り戻す」ことだと、私は思います。
最初の頃は「リフレッシュキャンプ」と名して行っていたのですが、何回か行っているうちに、なんとなくネーミングがしっくりこなくなったんですよね。
リフレッシュというと、なんとなくアクティブに過ごすイメージがあって、私が提案したいのは、それではなかったんです。
逆に普段アクティブに活動している人にもRetreatすることって大切だと思うのです。
最近いろんな意味でRetreatに注目が集まっていますが、あまり固定観念にとらわれずに、自分の心と向き合って、「心が喜ぶ=ワクワクすること」をして欲しいと思っています。
大切なのは、ワクワクしたことを言葉にすること。
それは何に対してなのか?
どんなタイミングだったのか?
なんでワクワクしたのか?
今回、その気持ちを参加者の方々に言葉にして発信してもらいました。
十人十色とはよく言ったもので、本当にさまざまなワクワクがあり、私も勉強になったし楽しかったな♪
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「よく石橋を叩いて渡るって言うけど、ゆっこは石橋があることすら解ってないよなぁ…」
ぎょ?
それってどういうこと?
要するに、「用心に用心を重ねて物事を進める」という意味合いに対して、私は用心するどころか、そのものにすら気づかずに邁進するってことだそうです。
一体どういう風に受け止めたら良いのかしら?
と、当時は悩んだものです。
自分自身で考える「わたし」という人間は、とても心配性なので慎重に慎重をヌリヌリ重ね塗りして挑むタイプ。
それなのに、「わたし」をよーく知っている人生の大先輩から見ると、大胆不敵に行動するらしいのです。
まあ平たく言うと、あまり物事を深く考えずに…
というより、「考える前に動いてしまう」と言いたかったようです。
はい。
おっしゃる通りに大正解です。
かのブルース・リー氏の有名なことば。
Don’t think, feel. 考えるな、感じろ!
まさに私の生き方そのものなのですが、最近、私は石橋を叩いて叩いて、叩きまくっているんです。
以前のブログでお伝えしましたが、8月からブランディングの実践カレッジを受講しています。
笑っちゃうほど大変だけど、めちゃくちゃ楽しくて、新しい自分(いや、知らなかった自分)を発見しまくりです。
そこでやっている内容が、まさに石橋を叩きまくることなんですよね←私にとっては。
それは何かというと。
「自分の思考を言葉というアウトプットにすること」
とにかく深く掘り下げて、頭に浮かんできた言葉をすぐにメモっています。それがやってくるのは、歩いている時もあれば、車を運転している時もあり、大忙し。
歩いているときは、すぐに立ち止まって携帯を出しメモメモ。
運転中は危ないので、口で呪文のようにブツブツ言って、停めたらすぐにメモメモ。
まさに石橋という自分の思考を端から叩きまくっている気分なのです。
ちなみに、前回の「旅ってなんだろう?」も叩いているもののひとつ。
さてさて、石橋をぜーんぶ叩いて壊しちゃったら、もう渡れないですよねー
どうなることやら?(苦笑)
そろそろ渡れる部分(ひとすじの道)を残す作業にとりかからないとっ
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そもそも私は物心つく前から、あちこちの旅に連れて行ってもらっていました。
日本国内のみならず、わずか10歳でグアム島の体験プログラムのようなものに、たった一人で参加させられ(これはもう旅を越えて冒険)、13歳では45日間に及ぶヨーロッパ列車旅。
これは旅好きの両親のおかげ。
大切な宝もの♪
もちろん今でも毎年いくつかの山登りや古道歩き、バックカントリースキーのツアーを企画して、お客様を旅へと連れ出しているのですが、最近その「たび」という2文字にとっても考えされられているのです。
そもそも「旅」ってなんだろう?
まだちゃんとした答えは見つかっていないけど、ひとつ言えることがあります。
それは、私の中では確実に「旅行」とは違います。
うーん…違うというか「旅」という括りの中に「旅行」がある感じ。
「旅行」というと、「畑の宝石さくらんぼ狩りツアー」とか「名湯ほにゃらら旅館に泊まり、魚介を満喫1泊2日」とか、大義名分があって、それを遂行しに行くような感じ。
けれども「旅」というと、もっと身近なものでもいいし、逆にもっと壮大なものでも良いのかなと。
身近なもので言うと散歩もしかり。
毎日同じルートを通っていたとしても、同じことが起こることは決してないし、風景も日々変化するので、そのひとつひとつを丁寧に感じ取ると、散歩も非日常になると思うのです。
<近所の散歩道>
うん。
そう考えると「日常から非日常へ脱出すること」なのかなぁ。。。
2007年に乳がんの最初の手術で入院していた時のことです。
病院の方向性として、同じフロアに一つの診療科目の人が入院するのではなくて、結構ごちゃ混ぜだったんですよね。
この意図は深くは分かりませんが、何はともあれ、私の病室(4人床)の他3名の方は鬱病患者さんでした。
私はこの性格だし、外へ出たくてたまらなく、先生の許可を取らずに腕に患者さん印の輪っかをはめたまま、スタバに行ったりとしていました。
しかし同室の方々にとっては、外出して散歩すること自体が治療で、すごくすごく大変でハードルの高いことだったのです。
おそらく日常(ベッドの上)から非日常(外出)へ飛び出すことは、大きな旅とも言えたのでは?と感じていました。
今なお続くコロナ禍で「旅行」には全く行けない日々が何年も続いています。
しかし非日常を味わう「旅」は、誰にでも叶うことなのかなーと。
まだまだ「旅」についての模索は続きます〜〜〜
]]>その予定を入れ込むために、結構スケジュールを調整していたので、なんだかポッカリと雲の切れ目ができたように、ふわふわな気分。
これもメッセージかなぁ…
直感に従って「山瞑想」へ行くことにしました。
私の考える「山瞑想」は、山で座禅を組んで心を無にするのはありません。
テクテク歩いて登っていると、だんだん身体が熱くなり汗が出始め、心拍も上がってきます。
「フゥ〜〜」っと深呼吸しながら、ただひたすら登っていると、いろんな雑念が消えて、ただ足を一歩前へ出すだけになってくるのです。
そんな時に、ふと足元に目を向けると、小さな高山植物が佇んでいて、その姿に「潔さ」を感じます。自然界の生き物(植物や動物、虫たちも)は、「こうしたい」とか「こうなりたい」という煩悩がありません。
ただ、与えられた命を全うする…その「潔さ」が心に響いてくるのです。
人間に生まれたからには、煩悩まみれ!
もちろん私も煩悩だらけ!!
あれしたーい、これしたーいetc.
だからこそ人間なんだし、欲がなくなったら人間じゃなくなっちゃいます。
でも時折、それがとっても苦しくなるので「山瞑想」へと出かけます。
ニセコは、すっかり季節が変わり始めました。
里はまだ夏の余韻が残っていますが、山は秋色が目立ち始め、これでもか!という勢いでグングン伸び続けていた木々も、その勢いを止め冬への準備が始まってきたようです。
色づく森の中、鳥たちの声や葉のざわめきを聴きながら、揺れる足元のバランスをとり、前へ前へと歩を進める。
「山瞑想」で、心が穏やかになった一日となりました。
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いや、ズンズンではないかも。
立ち止まり振り返り、時には100Mくらい下がったりもして…けど有意義な時間を過ごしています。
そのキッカケとなった本のことを書くつもりでしたが、先ほど「コロナのばかやろうワクチン2回目」を受けたので、しばし思考をストップしようと思います(笑)。
いや〜〜〜〜
口の中が未だ大変なことになっている状況で、ワクチン打ってもいいのか??と、実は若干後悔しましたが、もうこうなったら仕方なしです。
事前の問診で、先生に口の中を診てもらいOKとのことだったので「まな板の上の鯉」になる覚悟を決めて、ブスッとしてもらいました。
考えてみると、私は一体何回「まな板」に乗ったのでしょうか…
切り刻まれては復活しを繰り返すこと3回。
切られる分だけ、その記憶は身体の結合組織に残ると言うけど、切られたのではない!刻まれたのだ!それが私の勲章なのだ!と思うことにしています。
今朝は大好きなカフェ・グラウビュンデンで、Morning Pilatesでした。
オーナー淳子さんが、帰り際に手作りパイをくださったので、今は「ばかやろうワクチン」のご褒美中♪
まだ若干の食欲不振が続いてますが、愛ある食べ物はココロで食べちゃいますよね!
これからどうなるか?
未知数ですが、回復に努めてまたブログ書きまーす。
]]>あっ、これは前回のラストに書いたコトバです。
昨日、インプラントの大手術を受けました。
もともと歯が弱く日常的に歯医者さんにはお世話になっているのですが、数年前より気がかりな歯があったんです。
いつかは手をつけないとならなくて、でも大ごとになるのは解っていたから、「やだなー、なんとかならないかなぁ」と先延ばしにしていました。
そんな気持ちの面もあったのですが、仕事をどうするか?という問題も大きかったのです。
どうしても身体を酷使することが多いから、絶妙なタイミングじゃないと受けれないんですよね。
しかし流石に先延ばしにする時間が段々短くなってきていた頃…
とある本に出会い(←これは後日書きます!)、講座を受けることを決め、こうなったらその「思考の道」へ潜伏している間に、思い切って歯の治療もしちゃおうと決心した次第です。
えっ?なんで「思考の道」と歯の治療が一緒になるのかって?
そりゃあ、考えてみてくださいよ←偉そうですみません(苦笑)
頭が先か?手足が先か?
と言ったら、考えるより前に動いちゃう私です。
動き出しちゃう前に頭(心)を働かせたいわけです。
そうとくれば、否が応でも動けない状況がベスト、というか如何にも私らしいでしょ(←実はあまり考えがない)。
話がインプラントに戻りますが。
いや〜4時間に渡る、結構大変な手術でした。
歯茎も移植したので、今はお口の中が、それはそれは縫い糸で混んでいまして…
抜糸が済むまで左側では一切噛めないし、前歯も使っちゃダメという状況なので、小さく切って切ってして、右奥に突っ込まなければならないのです。
ふぅ〜〜〜〜〜〜
ご飯が美味しくないんですよね、、、
だけど今日のお昼は、野菜を細かく刻んだチャーハンにしてみました。
作っているときに、ふと、かれこれ18年前に母の介護をしていた頃を思い出しちゃったりして。
<大好きなぬか漬けも小ちゃくね>
飲み込みが悪くなってきた頃に、そういえば母の好きそうなものを小さく刻んで料理を作ってたなーと。
あーあ、私も誰かに作ってもらいたい!
話がだいぶアチコチいきましたが、何が言いたいのか?といいますと。
ものごとには何にでもタイミングってあると思うのです。
よし、やるぞ!と思っても、どうもこうも状況がそうはさせてくれなかったり、逆に状況が許したからといって、やる気になっているかというとそうじゃなかったり。
それが不思議とタイミングが合う時があって、そのときは絶対逃さずにLet’s do it !
だと思うのです。
あっ、ちなみに「コロナのバカやろうワクチン」も、そのループにハマりました。
そんな行動パターンを意識的に作っていくと、いいのかなーと思うのが最近の私です。
]]>「ゆっこちゃん、羊蹄山に登りたい人いるんだけど、ガイド頼める?紹介していい?」
一瞬固まり、「えっ、どうしよう。膝の調子も良くないし、私にできるのか??」
その頃の私は、7月の旭岳縦走ツアーへ向けて、徐々に負荷を上げている段階で(荷物を重くしたり、獲得高度を上げたり)、まだ夏の仕事がどうなるか未知数だったとき。
正直、旭岳も膝が言うことをきいてくれなかったら、中止またはゲストガイドにお願いしようと思っていたくらいでした。
すったもんだ考えたあげく、旭岳が終わった時にお返事させてもらうことに。
いやいや悩みました。
日頃の私のガイドスタイルは、ほぼほぼリピーターさんで同年代の女性が多いし、体力的なことや山登りのスタイルが大体わかっています。
しかし今回は、全く面識もなく、しかも山登りの経験もあまりないというご家族グループ。しかも羊蹄山に登りたくニセコにいらっしゃるという!
けどね。
ガイドとして認めてもらい紹介してもらった嬉しさがすごく大きかったし、初めての方々に山の楽しさを知ってもらいたいという想いが強く、結果としてお引き受けすることにしました。
いや〜〜〜
それからは自分で自分自身に相当プレッシャーをかけていたと思います。
羊蹄山は日帰りだと、相当厳しい山。
普通の行動時間を考えても最低10時間かかるし、ましてや初心者となれば、12時間はみなくてはなりません。標高すら低いけど高低差を考えると富士山と同じだし、道はもっとキツいのです。
久しぶりの大雨から一転、晴れ間が期待できる8/12にアタックへ。
ゲストさんたち、それはそれは頑張りました!ほぼタイムスケジュール通りに行動でき、登頂成功!
現在も活火山である羊蹄山は、キレイな円錐形のお鉢がありその姿は雄大です。眼下に広がる雲海、そのまにまに見え隠れする人々が生活する町並み。
登頂の喜びに包まれる中、山頂での素敵な時間が流れていきました。
下山後は、本当に感謝してくださり、私もやり遂げた感いっぱいで、心地よい疲れとともに大満足でした。
しかし…
なーんとなく、心に引っ掛かるものが残っていて、スカッと取れてくれないんですよね。
しかもそれがドンドンと膨らんでいき、まるで大きな風船に呑み込まれていくような気分。
なんだろう…
その時、一つのコトバが降りてきました。
Spilits of nature=自然を味わう
これは私が考えたコトバ。
山や自然への想いとして伝えたい信念。
HPに載せていますので、良ければこちらから。
http://www.activemotion.net/contents/trekking.html
今回のガイドで、そこができていなかったことが私の引っ掛かりだったんです。
ゲストさんの一番のご意向は、「全員で登頂し、無事に下山すること」なので、そこは大成功です。
けど自分が一番伝えたかったことをガイディングできたか?というと、それはNOだった。
思えば、膝の状態や体力的な問題で自信がなく、プレッシャーをかけることで奮い立たせていたんですよね。そのプレッシャーで一杯になり、ガイドとして自分が伝えたいことまで気が回らなかったんだなーと。
なんだか最近、いろんな場面でこういうことって続くなぁ…
なんじゃろね。
自分のやりたいこと=やっていること
バランス取れていれば、うまく行くんだろうけど、今はそうじゃない気がしてます。
そのバランスを取るためには、変換が必要なのかなーと。
やりたいこと=やれることへ
まだまだ思考の道は続くのだ!
]]>本当にヤバイを超える暑さが続く北海道です。
今までこんなにまで暑さが長く続くことはありませんでした←と、誰もが言ってます。
とにかく昼間は暑すぎて(ちなみにエアコンなんてありません)、何もする気なし。風が吹かない日は、何かと用事を作って車に乗って出かけるしか手がありません。
ニセコ町に引っ越しをしてからは、スーパーまで片道10km位あるから、買い出しを毎日しないようにしているんですよね。
今は、毎日スーパーに行って少しでも涼む時間を作らなければ、人間として機能しない私でございます…
とほほ。
「名は体を表す」とはよく言ったもので、「ゆきこちゃん」にとって夏は大敵だということが、よーく身に染みている2021です。
さて、とはいえですよ。
頭も身体もぼーっとしてしまうと、せっかくここまで復活してきたお膝ちゃんが、再び言うことを効かなくなってしまいます。
そんなこんなで、絶賛朝活中です!
今日は5時に起きて、愛車でチャリチャリ出かけてきました。
e-bikeを購入したもんですから、もう躊躇することなく漕ぎ出せちゃって幸せもんです。
朝もやの中、本日目指すは標高約750mの「五色温泉」。うちが約180mだから、そこそこ登りますよね。
まぁ、いちおープライドも多少ありますから、できる限りアシストの力を借りないようにをルールとしています(笑)
いや〜
気持ちよかったです。
やっぱり山の中、標高をあげると空気が全く違うし、何より景色が素晴らしくて、多少きつくても元気が出ます。
途中で汲んだ湧き水は冷たくて美味しいし、こんな時、田舎に住んでてよかったなぁ…と思えて幸せですよね。
さーて、明日はお世話になっているカフェで「モーニングピラティス」で、朝活!
昼間はシエスタ〜〜〜な、ニセコ生活でした。
]]>ここは北海道なの??というほど、毎日毎日暑い日が続いています。
庭の花壇というかお野菜コーナーらしき、プチ畑の野菜や花々の勢いが徐々に衰えていく今日のごろ…
今月の水道代金の請求が恐ろしい私でございます。
実は先日、大阪へ行ってきました。
目的は、大ファンの高橋一生さん出演の「フェイクスピア」を観劇すること。
東京公演を観たいな〜と思っていたのですが、その頃、東京は感染拡大していて、悩んでいるうちにチケットが売り切れてしまいました。
そうこうしていたら、大阪講演のチケット販売が近づいてきて、「え〜い、まずはチケットが取れるかどうかだ!」と腹を括り、ポチッとボタンを押したのです。
千秋楽だったので、半ば諦めかけていたけど、見事に当選!!
感染状況次第なので、行けるかどうかはまだ先だけど、せっかくなので大阪で会いたいと思っている知人(山の大先輩)に連絡を取ってみました。
すると、「うち泊まって〜〜」と有難いお言葉をいただき(ホテルじゃないので少し安心〜)、
その日が来るのを、じーっと待っていました。
めちゃめちゃ久しぶりの観劇、しかもNoda mapの一生さんにドキドキです。
やっぱり劇の内容は難しく(笑)、読解不能な場面も多々ありましたが、生劇の熱感にやられまくり〜〜
もうネタバレOKと思うので言っちゃいますが、「フェイクスピア」は恐山のイタコというのがキーパーソンです。イタコは死者の言葉を自分に落とし、それを言葉として発する方々。
そんな言葉の裏表には、受け取る側によってさまざまな意味や解釈を持つものです。
様々な角度からの表現が、劇中で展開していくのですが、一生さんは元より、出演者の熱量がハンパなかったです。
中でも齢80歳になるという白石加代子さんにはやられまくりました。あの膨大なセリフ量と、それをしっかり言葉にできる発声量には感服です。
もう一度観たいなぁ…と思っていたら、なんとWowowで放送するという!!
なんて素敵なことでしょう。
帰りの機上で、素敵な出来事がありました。
窓側の席に座り、パンフレットを熟読していたわたし。飲みのものサービスで回ってきたCAさんが、「フェイクスピア、ですよね!私も観たんです〜」と声かけくださり。
機内は空いていたので、しばし二人で劇の感想を語り合いました。
私は映画や劇は一人で見たいタイプ、どうやらCAさんもそうだったらしく、ただ感想を語りたいと思っていたそうです。
そうこうしている内に、眼下には津軽半島が現れて、まさに恐山を真上から眺められるという幸運にも恵まれました。
タイミング良く、大阪へ行くことができたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
何を隠そう、私は幼少の頃「劇団ひまわり」に入っていました。
人生やり直せるなら、俳優の道かなぁ…と思ってもいたりして。
うんうん。
そんなことを妄想しているのも楽しいですよねっ
]]>昨日、宇宙飛行士の野口さんが言っていましたが、宇宙から台風を見たときに、地球を覆っている雲や台風の眼の大きさに驚いたそうです。
今はコロナにばかり目が向いてしまいますが、今一度、環境について襟を正すべきと思います。
うんうん。
自分に言い聞かせよう。
さて、今日は膝の現状について。
ご存知の通り、週一回ペースで山リハビリを開始し少しずつ強度を上げています。
いや!少しずつではなかった。ブログには書いてないけど、先月末に登った「余市岳」は、ゴンドラが営業していなかったので、距離も高度差も長く、もはや山リハビリの域をはるか越えてました。
歩行距離 20km
高度差 1000m
行動時間 9時間
ひ〜〜〜〜〜
さすがに、お水が少し溜まりだいぶ硬くなってしまいましたが、その後の痛みはあまりなく、ケアをしっかりしていくと落ち着いてきます。
そんな中、先月末に意を決して東京へ行ってきました。
悩んでいる今後の治療法について、その道(医療は専門性があるから)に詳しい先生を紹介してもらい、アドバイスを受けたかったからです。
結果として、20代の頃に怪我して手術した左半月板も、どうやら円板状というやつで(厚みがある)、その影響もあり全体的に膝関節が痛んでいる(変形性膝関節症の初期)とのこと。
この円板状半月板を、手術しても傷んでいる関節が治るわけではないので、効果はない。
そして一番気になっているPRP療法についても相談しました。
現在PRP療法は、進化していて新しい世代になっているそう。
その新しい世代をきちんとできる病院で受けることが望ましく、札幌の病院を教えてもらいました。
その他うんぬんあるのですが、進化しているとはいえ効果が認められる割合は60%。先生曰く、その割合の中には重度の方から軽度の方まで含まれているから、なんとも言えないとのこと。
最終的には、PRPを受けたとしても、膝にかかる負担を減らすために筋力をしっかりつけて維持していくことが大前提。
そろそろ仕事としての身体への負担を大きくチェンジさせる時なんですね。
どう考えても、今はオーバーワークというのは、自分自身が一番身に染みてます…涙。
さてさて、ニセコもこのところずーっと、どんよりしています。
ココロも身体も天気もスカーッといきたいとこです。
おまけ
先日の東京で…
私ってやっぱり東京が似合うなぁと、ふと思っちゃいましたとさ(笑)
]]>
先週は有珠山へ行ってきました。
有珠山は何かと見るので←ルスツのスキー場から綺麗なのよ〜〜
ずぅ〜〜〜と登ってみたいと思っていた山です。
というか、2000年に起きた有珠山の噴火が記憶にあって、今も噴火とともに暮らしている人々がいるということがすごいなぁと。人間って本当に強いと思います。
しかしながら近くに住んでいると、暮らしとの密接具合というのがすごいというかなんというか、、
仲の良いお友達のご主人は、マウンテンバイクで登っただの。
登山道は山菜の宝庫だの。
そんな有珠山へようやく登ることができました。
有珠山の登山口は、ロープウェイとは逆方面の噴火湾方面にあります。標高約70mから上るので、sea to summit感ありありです。
しかし残念ながら今登れるのは、外輪山の展望台まで。
とはいえ「え〜ここが火山??しかも現在も活発に活動しているの??」と思うほど、植生が豊かな森の中を登っていく道(一応、遊歩道らしい)です。
結構コンスタントに傾斜があり、またアキレス腱がずっと伸びている状態で登る(岩じゃないってことです)ので、案外きつかったです。
外輪山へ出るとこの通り。
柵もあるのでまるで牧場〜〜〜ちなみに私たちが放牧されている側です(笑)。
火口を望むと、あちこちから煙が上がっていました。
正面が有珠新山。
洞爺湖越しに羊蹄山も見えました!
展望所にはベンチもあるので、噴火湾を眺めながらのランチ〜
ちなみに、カップラーは、小さいサイズですよっ
展望所はトイレも完備していました。
そしてお腹いっぱいになった私は、自然の摂理の如くスイマーに襲われ…
噴火湾から吹く風と、鳥や虫の囁きが心地よくベンチの上でゴロンと。
いや〜腰が痛くならなかったら、すっかり眠り込んでしまうところでした。
帰りは砂利道の登山道をテクテクと降って行きました。
ずっと轍があったので、作業の車が利用するんでしょうね。
そして今回、実は私なりにミッションがありまして。
それは昭和新山の写真を撮ることです。
つい先日、違うことを目的に(あっこれは改めて書きます!)この地域を訪れたのですが、その時に伊達市方面から見た昭和新山の姿が驚愕的だったのです。
それがこちら。
最初に見た時は、TDLのビッグサンダーマウンテンかと思いました。
町から普通にこんな姿が見える、しかもこの山は昭和に入ってから噴火で生まれたのです。
元々は麦畑だったところに、噴火によってニョキニョキと生まれたって、びっくり仰天です。
そんなこんなでミッションも無事に終え、ご満悦な「有珠山・山旅」でしたとさ。
]]>車に出るときのエアコンに、ほっと一息つく季節の到来ですね〜
さあ、グリーンシーズンの始まり!
月曜日に2021登山をスタートさせました。
昨年も同じ時期にスタートさせたはいいけれど…
その後すぐに膝を怪我して、早々に戦線離脱(涙)。
思えば、6月の伊達紋別岳→怪我→8月鏡沼散策(なんとか行けた!)→10月雪のアンヌプリで再び痛め途中下山→11月ほとんど曲がらない膝で祖母山
そんな2020グリーンシーズンでした。
今年も不安はいっぱいですが、前に進まないと、、いや、進みたい!との想いをのせて、訪れたのは「オロフレ山」です。
とにかく膝がどうなるか判らないので、標高差が少なく、岩場などない場所を友達が選んでくれました。
標高約900M近くからスタートして、目指すは標高1231M。
ふむ、ということは標高差が331Mという、めっちゃ楽ちんな山行きのはずです。
しかし人生と一緒に現実はそんなに甘くありません。
アップダウンを繰り返すこと6回!しかも山頂直下は、3点支持の岩場登りという事実。
<ここは途中の「山神」というビューポイント>
膝の怪我さえなければ、なんも負担ないルートです。
まだ正座ができない屈曲度だし、踏ん張ると痛いし、そんなお膝ちゃんにとっては、「なかなかやらせるなぁ〜」という感じでした。
けどですね、頑張ったので良かったこともありました。
シラネアオイ狙いだったのですが、それはそれは見事なお花畑が広がっていました。伊達紋別岳は、塊でバッと咲いている山でしたが、オロフレは斜面一面にシラネアオイがそれは咲き乱れていました。
薄い青とも赤ともいえない色が斜面全体を包み込んでいる様相は、圧巻です。
そしてすごいなぁ、、と唸ったのは、シラネアオイの生育地には笹が生えてないんですよね。
北海道の低山って、本当に笹だらけなんです。
もうウンザリってほど、至るところに笹、笹、ササ‥
その笹パワーを見事に蹴散らし、群生している姿は、めちゃくちゃ凛々しかったです。
もう一つ良いことというか前進がありました。
それは、膝のサポーター無しで登れたこと。
スキーの時は、どうしてもサポーターを外して滑ることはできませんでした。接骨院のトレーナー先生に言われたのは、「一度つけちゃうとシーズン中は外せないですよ」と。
なので、夏山はなんとかサポーターを付けずに歩き始めてみたかったんですよね。
正直、不安要素はいっぱいだし、スキーより負荷は強くなくても膝を捻らなければならない場面が多いから、痛みがどう出るかがわかりませんでした。
時折痛みがあったけど、サポーターを付けずに無事に登山終了!という嬉しい結果です。
<平日ということもあり、山頂には他に二組のみ>
<洞爺湖〜左手は有珠山、空が近いなぁ…>
ただ、膝を捻らないためには足の置き場所を考えなければならなくて、それが結構大変でした。
左→右→左〜〜〜〜じゃ、捻られちゃう!
左→右→無理矢理もう一回右!?な感じ(笑)
あとは身体って忘れちゃうもんですね〜(えっ?普通逆じゃない?)
いやいや、研ぎ澄まされた感覚というのは鈍くなっちゃうんだということです。
いろんなことに敏感になって考えずに身体や足が動いていたのに、それが全くと言っていいほどできなくなっていました。
長い年月、いろんな経験を積ませてもらいましたが、またやり直しです。
もちろん加速していきますよー!
ここまで書いていたら、知り合いから電話が入りビックリ!
なんと、「ゆっこさん、この間オロフレ行ってましたよね?どうでした?」という質問の連絡。
こういう偶然って面白いですねー
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