立つという大切さ


今日は私の所属するピラティズジャパンのインストラクター養成コースへの道のり・プレトレーニング3日目(長っ)を見学してきました。来月から東京で養成コース第一期が始まり、それに参加するにあたってのトレーニングです。
プレの講師は加織先生。私がめちゃめちゃ尊敬しつつ、大好きな先生です。思えば福岡の<ふ>の字も知らない私が、福岡へ導かれるがままにはまったピラティスも、加織先生ありき。赤子のような私を、手取り足取り教えてくれた大切な先生なのです。
1回目のプレトレーニングは8月にあったのですが、そのとき私は手術直後でした。まだある痛み&上がらない腕を抱えて、加織先生にレッスンをしてもらったときにたくさんのヒントをもらい、そのヒントは今も大切に行っているものです。もちろん、そのヒントは良いタイミングでこのブログでも書こうと思っています。

今日は久しぶりに勉強をして忘れていたものに気づきました。今は身体というものと向き合う時間がとても多くなっているのですが、手術による変化、そして心の乱れから、身体全体と向き合う根底にあるものを忘れていました。現在行っているリハビリでも常に身体全体のつながりを大切にしているのにも関わらず、それはうわべだけのものだったのです。
例えば、サイドストレッチで左脇が伸びずに腕の内側のラインがピリピリする=>できるだけ小指へのラインを大切にストレッチしよう。と考えていたのですが、今日のヒントで以下のようにやってみました。
腕は鎖骨から始まるのだから、鎖骨から腕を伸ばしてストレッチする=>すると前者より傾きは少なくなるけど、身体の横はしっかり伸び、腕のピリピリ感もなくなり、しっかりストレッチできたのです。
難しい話になりますが、<腕>という基本的な動きを意識できた結果、効果的なストレッチができたのだと思います。


本当に良い日でした。ブログを書くにあたり、どうやってリハビリのこと、動きのことを伝えていこうかと悩んでいるのですが、今後に向けて忘れていたことを思い出さてくれた加織先生との再会でした。

これから書きたいのは、手術後の私のようす。翌日には回復室から自分の部屋へ徒歩で行かなくてはならなく(リハビリも兼ねて)まずは起き上がるところからですが、まったく無理な私。まず最初はお昼を食べるべく、ベッドの背をギリギリっとあげてもらったところで、悲鳴!「痛い痛いいた〜い!やめてえ〜」頭から血が噴出す勢いで傷の痛みが走るのでした。敢え無く降参した私は、ちょこっとだけ起こしてもらって、その日に限って何故ウドンというお昼をちょろちょろと食べたのでした。あんなにお腹が空いたままだったのに…

そしていよいよ看護士さんに即され、着替えをして部屋移動の儀式。どうなることか…はあ。。

まずは、すこ〜しベッドを起こしてもらい、呼吸。息を吸って〜吐いて〜ふう。。さきほどまでの痛みはなく(それでも痛いけど)最後は看護士さんに引っ張ってもらって起き上がりました。その段階で冷や汗全開!しばし落ち着いてから床に足をつけ、自分の足で立ち、さて手術着からマイパジャマへ着替えるぞ。しかしズボンを脱ぎかけたところで、吐き気と目眩が私を襲ってきたのでした。とにかく立ってられる状態じゃなく、再びベッドへ舞い戻ったわたし。しかもズボンを脱ぎかけたまま…
それでも人は立つということがとても大事で、1回できたあとは、さきほどまでの痛みも感じることなく無事に着替えることができたんです。そのあとは歩いて、と言いたいところですが自分に甘い私は、看護士さんにお願いして車椅子で自分の部屋へと戻りました。
そのとき痛切に感じたのは、<立つ>という大切さ。看護士さんも呆れて「みやのさんは痛みに弱いわねえ、翌日からみんな歩くわよ」なんて言われちゃった私ですら、<立つ>という作業だけで回復が違うんだということを身をもって知りました。

その日の大変な出来事がもうひとつ。胸のレントゲンを撮りに行くというのです。信じられない!立つのがやっとの私、歩いて行ってしかもレントゲンを撮る〜??ご心配なく、もちろん、車椅子で連れてってもらいました。
でも、立たなきゃレントゲンは撮れないので、再び立ちあがり撮影へ。技師さんは腕をできる限り広げてとか、もう少し近付いてって言うのだけど、気持ちはあっても無理。かなり斜めの状態でしたが、なんとか撮影して再びベッドへ。その日はどうしても行かなきゃいけないトイレだけ姉に手伝ってもらいながら行ったのでした。

人間、そんなに強くないです。よくピラティスやってたから手術後もよかったでしょ、とか回復が早かったんじゃないといわれますが、そんなことは決してないです。痛いものは痛いし、できないものはできない。ただひとつ違ったのは、人より冷静に自分の身体の変化を見れたんじゃないのかなと思います。だからこそ自分にできるだろうリハビリを始めることができたのかなとも思います。
しかし手術後はリハビリどころの騒ぎではなかったというのが今日お伝えしたいもうひとつです。

こまごまと身体の様子を書いていたのですが、術後2日目そこには以下のように記してました。リハビリらしいものといえば、肘から下を動かしたことくらい。指を使おうと思ったので、キーボードは早くから打とうと思っていました。

7月29日(日)
少しずつ痛みもよくなる。朝、ベッドからの起き上がるのができるだろうか?と不安だったけど、膝を立て、少し傾けて右手と腹筋を使ってみるとなんとか起き上がれた。やっぱりピラティスやってて良かった♪でも起きると血がまわるのか、ずきずきと痛いのでしばらく休んでから動くようにする。

<身体の動き>
痛みをかばうから大分斜めになっている。左が伸ばせないけど、仕方ない。顔を洗うのも右手のみで左手はほとんど使えない。
肘もできるだけ曲げ伸ばしをするようにする。もらった資料では2日目から、髪をとかす練習って書いてあるけど、うそでしょ〜!どうがんばったって無理。
肘から下はほとんど正常な状態になった気がする。二の腕、背中は、ぼーっとしてむくんでいるし相変わらず鈍痛がある。ピリピリした痛みは大分なくなった。




コメント
生きるって凄まじいことなんだって、
思い出させてくれて、ありがとう。

とても大切な事を日常の忙しさにいつも忘れかける自分が
少し、なさけない。ダイアモンドのように日々を
磨かなきゃね。

それと、遠いのでなかなか会いにいけないから毎晩心のエールを送ります。

  • momosuke
  • 2007/10/31 12:13 AM
>momosukeさん

コメントありがとうございます。
少しでも何かのきっかけのお手伝いができたのなら、とても嬉しいです。

心のエール、いただきま〜す♪
  • ゆっちん
  • 2007/11/01 12:00 AM
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