Elbrus遠征〜準備編〜
すでにあちこち報告していますが、おかげさまで無事にエルブルスに登頂、そしてスキーにて滑降してくることができました!
2018年5月22日11:00です(現地時間)。
色々ありました〜
しばらくブログも更新できてないので、何をどこから書けばいいのか…
ともあれ暑寒別まで書いたので、そこまで遡ってみますか。
暑寒別の時に痛切に身にしみたのは、用具の重さです。他の皆さんは全員がテックビンディングを使用していましたが、私はステップインタイプのビンディングでした。それだけでも相当なハンデです。
ステップインが悪いというのではなく、山を登る度合いが大きくなればなるほど、軽さというのが重要だということです。もちろん、ゲレンデでカービングターンを!というのであれば、ステップインの方が圧倒的に有利。用途によって適した用具があるのが現在のスキー、ということです。
もちろん私もスキーヤーですから、それは承知!
私のスキー活動をサポートしてくれているVectorGlideに相談して、軽いスキーとビンディングを用意してもらっていました。本当にありがたいことです。
残念ながら暑寒別には間に合わなかったのですが、下山後直行でICI札幌店に取りに行きました。
よし!これでOK!
と意気揚々とニセコを引き上げ、東京へ戻りました。
ちなみに3か月半で実に6回目のフェリー旅…いい加減に慣れて、もうフェリーの達人(笑)。
その後は、自分のキャンプでかぐらへ。
そしてトレーニングを兼ね、再び立本さんのツアーで立山へ。
出発直前のGWは、自分のラストキャンプで鳥海山へ。
平日はもちろんピラティスレッスン。
という怒涛の日々を送っていました。
立本さんからは「とにかく走って!ハァハァゼイゼイすること!」と、お尻をペンペん叩かれていたので、雨で走れない時は数年前からの強い味方「タバタ式トレーニング」と「バレトン」を、家で地味に行っていました。
あっ、もちろんピラティスと筋トレは必須。
「タバタ式トレーニング」とは、インターバルトレーニングで、アプリがあるんです。30秒やって10秒休みを6セットとか、自分で設定できて、音で教えてくれるから結構便利なんですよね。
その合間を縫って、アコンカグアの時と同様に三浦Baseの低酸素トレーニングにも通いました。
他の皆さんはGW前半に富士山トレーニングへ行ったのですが、私は自分のキャンプがあるから参加できず…
少しでも高所不安を取り除こうと思い、出発前に6000mまで追い込みました。
荷物の準備もこれまた大変!
まあ、アコンカグアの時はベースキャンプから先の食事は自分たちで、だったのでそこまで大変ではありませんでしたが。
備忘録として。
- 昼食などがわからなかったので、行動食の充実をはかる。また私はアレルギーがあるので、海外で食べられないものが多いので。エナジーバー、アマノフーズのFD食、ヤギショーのカレー、クリフバー、Shotsなど。
- 疲労を蓄積しないためにアミノバイタル、ビタミン系サプリの準備。
- 寒さ対策のためにヒートインソールを購入。リチウム電池の購入や使い方の練習をする。お恥ずかしい話、インソールをチョキチョキ切るときに、左右を間違えた。
- ロシアの両替事情から、デビットカードを準備することにする。これは参加者の方からの情報によるもので、かなり助かった。
- ちょっと色々あり、日本とマメに連絡を取る必要があるので、auへ行って海外でも使えるように設定する。定額980円/24時間だったので、助かった!
- 預け入れ荷物の情報を調べたら、スキーは事前にリクエスト要とのことで、アエロフロートへ電話する。どうやら5/18まではキャンペーン期間中(日本からの集客のため)でスキーは無料とのこと。帰りは無理らしいことが判明。しかし、個々で連絡したのだが、対応がマチマチで、参加者のメールでは大混乱(苦笑)。最終的には出たとこ勝負となる。
- 例の靴づれ対策のために、ネットで調べまくる。「かかとガード」なるものを購入して使ってみるがNG。結局、キズパワーパッド、リガード、キネシオテープでカバーすることに決定。あとはワセリンの力を信じる。
- 春になりブーツがあたってきたので、スキーショップZEROへいき、シェル出しをしてもらう。左足完璧!右もして貰えば良かったと後悔。
こんなところでしょうか。
と、ようやく出発にこぎつけたのでした。
さて次からは遠征の様子を書きますね!
- 2018.06.06 Wednesday
- 目指せエルブルス
- 14:21
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- by ゆっちん