知床縦走トレッキングキャンプレポート


今年のトレッキングキャンプは、知床縦走!あの秘境へ行ってまいりました。
兎にも角にも良く歩き、登り、汗をかきすぎたと言っても過言ではありません(苦笑)。
 
お天気があまり良くない予報でしたが、なんと3日間とも雨に降られず、良いお天気。寒さが気になっていたのがウソのように暑い暑い!大汗の毎日となりました。
 
初日は岩尾別温泉登山口にある木下小屋で1泊して、登り始めるのは2日目から。いつもは下山後の打ち上げを初日にやっちゃうという、1歩間違えるとマズいパターン(笑)。
今年もガイドはお馴染みタッチー。彼は先日、マッキンリー遠征へ行き、山頂からゲストさんと大滑降をやり遂げたばかりです。ホヤホヤの写真とお話なども聞けて、初日からテンションあげあげのみなさまです。


 
登り始めはとにかく高度を上げる急坂が続きます。吹き出す汗と闘いながら、樹林帯を抜けると雪渓へ。




涼しい風に一息つきながらも、どんどん登って行くと分岐点の羅臼平へ到着。ここで荷物をデポし、解放された身体で目指すは羅臼岳。途中に湧き出ているつめた〜い岩清水で喉を潤し、岩場を上り詰めるとそこは360度の大パノラマが広がっていました。


 





 南西を望むと左は根室海峡、右はオホーツク界。見事なまでに天気の違いが解ります。


 
そして反対を振り向くと、これから先進んでいく山並みが目に飛び込み、思わず人間の足って素晴らしい!と感動の嵐。
 

 
と、この先に待っているであろう感動に心ふるわせつつ羅臼平へ降り、次へと身支度を進めていると、アチコチでピーピー笛の音を鳴らしながら、なにやら大勢の人が慌ててやってくるではありませんか。
 
そう、ヒグマさんのお出ましだったのです。
 
クマは人間を食べません。なので、出会い頭でビックリしたとか、人間が慌てて逃げると襲うそうです。クマの生活圏に私たちが入り込んでいるのだから、そういう場面に合わないように、私たちがきちんと準備し対処すれば良いのです。



と、解っていてもさすがに至近距離で、悠然と歩きつつ「なんだよ、人間はうるせえなあ」なんていう顔でギロっと見られると思わず硬直してしまいました。
 
三峰を越えるとようやくテン場へ到着。
と、くればお待ちかねのビールタイム!がんばって担いできた分、喜びも倍増するビールです。


しかし350mlじゃ、足りなかったなーと思わず呟くわたし(笑)。
 
翌日はサシルイ〜オッカバケ〜南岳〜知円別岳と、これぞ知床縦走の醍醐味を味わいながら第一火口キャンプ地を目指します。
羅臼平からは、とにかく人が入らないので薮こぎあり、若干の沢歩きありの中々苦労の道が続きます。が、その分見事なまでのお花畑も広がっているし、こんな秘境が日本にまだ残っていたんだという感動に包まれました。







何と言っても、この日に出会ったのは北海道警察山岳調査隊のパーティのみ!


 
そして遠くには国後島も。右がチャチャ岳。


 
最後はショートカットのスリリングな下りが待っていましたが、さすがは皆スキーヤー、外向傾が決まっていますね!
 




 この日のテン場も素晴らしい!
けど、実は遠目から奥の雪渓にクマがいるのを発見していたので、みんなビクビク。人とほとんど会わないわ、クマの目撃はもちろんのこと糞が至る所にあるわとくれば、ドキドキです。
 
しかしこれが本当の自然の姿なんだなーと痛感しました。人間が1番じゃないんです。あたり前だけど。
 

 
翌朝はキリに包まれた朝でした。
縦走のラストとなる硫黄山を目指し出発すると、可憐なシレトコスミレがお出迎え。高山植物って、なんでこんなに健気なんでしょうねえ。
 

 
長い雪渓を下り(いや、本当に長かった)、再び尾根へ出ると目の前にはオホーツク海が飛び込んできました。そこからは延々と下って下って下って、33日の縦走の幕を閉じました。
 

 
<おまけ>
タッチーの名作!
題して「クマの糞と雪渓とわたしたち」

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