インカトレックの旅〜番外編〜


無事にマチュピチュまで辿り着き、インカトレックは終了した訳ですが、旅はまだ続いています。

その晩はアグアスカリエンテス(旧マチュピチュ村)で4日分の垢を落としたあと、大いに盛り上がり!
翌日は再びマチュピチュへ行き、ワイナピチュ(老いた峰)に登ったりとスッカリ観光気分。
私は人と少しズレているので(笑)、ひとり下へくだり博物館へ行ったり町を隅々まで歩き写真を撮ったりをして、インカ文明の探究心に火をつけたりして。

贅沢な時間をかけて歴史を堪能した後は、これまた超贅沢なことに「HIRAM BINGHAM」という、オリエントエクスプレス社系列の列車でクスコへと帰還しました。
美味しいお料理とお酒をいただきながら、ゴトゴト揺れる列車の旅。もう素敵なことったら!


おまけにBARで踊っちゃったりして。

そんな帰り道、、
あと少しでクスコという辺りで、Aさんが具合が悪くなってしまったということが耳に入ってきました。BARから席に戻ると、Aさんは辛そうに横たえています。
顔をのぞくと息が上がってて苦しそう。

「どうしたんだろか、、さっきまで元気そうに、BARにも来てたのに」

高度順応があまりうまくいってなかったみたいなので、また標高が上がってきたからかな?とか話をしつつ、様子をみていると、どんどん苦しそうになってきてしまいます。
電車からホテルまでのマイクロバスでは、ほとんど意識がなく、ホテルに着くと身体がとても冷たくなってきてしまってるし、どうしたものか。

とりあえずフロントのソファーで、酸素吸入を受け(クスコのホテルは常備されているみたい)、様子を見ることになりました。

身体をさすったり声をかけたりしても全く改善されないので、ミチコさんがお医者さんを呼ぶことに。

お医者さんが来てくれたので一安心ですが、どうやら高山病ではないらしく緊急入院することとなってしまったのです。

翌日に原因が判明したのですが、なんと「ジラルディア菌」とかいうのに感染してしまったそうなんです。インドとかにいる菌だそうで、その保有期間が5-7日あるから、一緒にいた人全員が気をつけるようにと。

そうですよね、同じ釜の飯というかほとんど同じものを食べてきた訳だし、私たちだって発症してもオカシクないはずです。

結局Aさんはクスコで2日間入院して、なんとかリマまで移動し、リマでもホテルのベッドでずーっと過ごし、なんとかかんとか日本へ帰ってきたのでした。

帰りにはゲッソリと痩せてしまい、それはそれは辛そうで、、

大阪から成田への飛行機が台風の影響で遅れたところから始まって、税関で足止めされ乗り継ぎミス、挙げ句の果てに感染してしまったAさん。
神さまはAさんに何を伝えたかったのだろか、、、?

もちろん、今ではすっかりお元気になり、このお話は笑い話になりつつあります。
なのでこのブログでもAさん直々に解禁OK!のお墨つきなのでございまーす。

といった「番外編」でございましたとさ。

さて、締めの写真はと、、じゃんじゃん!食事中だったらごめんなさーい。
クスコの一番で見つけちゃったしろもの。なんでしょねえ、、牛?
またしても1人で探索中に見つけてしまったんです。あまりにも強烈な匂いに手が震えてピントがずれちゃったんだい!


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