しょ…暑寒別へ


暑寒別ツアーに参加してから大分経ってしまいましたが、ご報告です。

これは、エルブルス遠征を企画したガイドの立本さんが行っているスキーツアーに参加してきたことです。

 

スキーを生業としている私は、自分のためのトレーニングとしてスキーをほとんどできません。前回、羊蹄山へ登りましたが(途中までね)、いろんな経験を重ねることが必要なので、4月からは若干だけど自分の時間をとったのです。

というわけで、暑寒別ツアーへ。

 

正直に話すと相当まいりました…

 

もちろん楽しかったのは楽しかったんですけど、完璧に今の私のキャパを超えていました。

 

そんな訳をツラツラと書こうかなぁと思ったんですが、後ろ向きの発言が山ほど出てきそうなので、それはヤメ!

 

兎にも角にも、どんなだったかをご報告しますね。

 

山に入る前にお酒の買い出しで、まずは最北の酒蔵へ。ちなみに私はワインを持参したので買いませんでした。

聞くとこによるとビールなどは自分のため、その他のお酒はみんなのものらしいです(苦笑)。

 

次なるはここ!瓶だったので悩んだけど増毛シードルを2本GET

 

冬季通行止めのため、ここからザックとスキーを背負って約2時間の林道歩き。

いや〜雪があると思いシールで歩けるかと思っていたので、相当ショック。増毛シードルとスキーの重さが身体に食い込みました。

たっちーとサポートガイドの翔平くんは、このために改良したタイヤ付きソリで食材なども運びます。

 

最後の最後は除雪していなかったので、スキーをつけて山小屋到着。

中はとっても綺麗で快適でした。やっぱりここにもネズミはいたけど今回はかじられなかった。

 

その日は早々に宴会開始!夕食のジンギスカンが美味しかったことは周知の事実(笑)。

 

翌朝は小雪が降る天候の中、出発です。山はガスの中でしたが、途中から晴れ間も出始め皆さんドンドン登っていきます。

まだまだ元気っぽいわたし。

 

それにしてもスピードが速い!私が普段登っているより1.5倍くらい。早くも息が上がり始め汗だく、おまけに途中から汗の影響か靴擦れが始まってしまいました。靴擦れ防止のためにテーピングを巻いていたのに、足のムレでヨレてしまったのです。

どんどん遅れる〜なのに、一応パシャリは忘れずに。

 

それにしても途中にエセピークが二つも!

それを知りポッキリ折れた、わたしのココロをどうしてくれるのよぅ〜

 

エセを越え、最後は風も強くなり斜面も硬くなってきたので、スキーアイゼンを装着し、全く方向も何もわからない状態の中、何とかピークに立つことができました。

いやいや、たっちーすごいわ…

 

しかし雪は良かったです。ザラメの上に程よく滑る雪が乗り、めっちゃ気持ちいい。これがあるから頑張れるんですよね。

颯爽と滑るは20代の翔平くん。若さって素晴らしい〜

 

貸切だった山小屋の夜は、その日も大いに盛り上がったのは…わかりますよね。

 

翌日は午前中に近場を2本すべり、山小屋のお片づけをして、再び林道歩きをし温泉へ(待ってました!)。だけど靴擦れの足が痛すぎた〜

この写真は翌日撮ったので少し復活しています。よく登って滑ったでしょー

 

最後は増毛名物の甘エビ丼!

 

さあ、真剣に色々頑張らないと。



これにてGreen season終了!伊豆探索の巻


11月の半ばからスウェーデンに住む姉が来ています。ちょうど仕事の合間で今回は珍しく二ヶ月滞在しているので、日本をゆっくり満喫しているようす。

 

本来ならば、スキーシーズンも始まり雪山へ行っているはずの私ですが、そんなこんなで姉と共に伊豆旅行へ行ってきました。もちろん超〜ハードスケジュールの合間を縫ってですが、滅多に行かない海なのでとても楽しかったです!

 

とはいえ、のんびり温泉に浸かって美味しいもの食べて…

なぁんて、宮野家のDNAがそうはさせません。

 

1泊2日でしたが、初日は天城峠〜八丁池をぐるっと歩き、次の日は城ヶ崎の海沿いに伸びる自然研究路を歩きました。

<天城トンネル>

 

八丁池は今年の6月にも歩いたので、四季の変化を感じ、とても良かったです。落葉広葉樹の葉が落ち景色が一変、凍りついた池の周りでは生物たちも冬ごもりか、ほとんど存在がありませんでした。

 

人間も同じですね、平日ということもあるのか、道中会ったのは3人だけ。6月はあんなに賑わってたのにね。

 

 

<大好きなヒメシャラの大木と姉!>

 

片瀬温泉の宿はご飯も美味しく、温泉も貸切露天風呂から大浴場まで多彩で、とても居心地良いじかんを過ごしました。

歩いた後に温泉で疲れを癒し、上げ膳据え膳で飲めや歌えや(笑)しあわせですよね〜

 

お部屋からも朝陽が見える絶好の場所でしたが、せっかくなので外で30分粘り、彩りの変化も楽しみました。

 

翌日は城ヶ崎の海沿いに伸びる「自然研究路〜ピクニカルコース」へGO

遊歩道くらいかな〜なんて軽く考えていたら、いやいや中々アップダウンあるトレッキングコースです。

この日は風が少しあったけど、断崖絶壁のすぐ側まで深い森なので、風を全く気にせず歩け、自然の地形の恩恵を強く感じました。

 

 

それにしても、このコースは南SwedenにあるSkane ladenという海沿いのフットパスに似てたな〜

 

さてGreen seasonもこれで終了。

今年もあちこち楽しく歩けたことに感謝感謝♪



富士山の裾野を歩く(浅間神社〜六合目へ)


113日文化の日といえば、晴れの得意日。雨ばかり続いた週末も、ようやく晴れて気持ちいいですね。

この日は母の命日、本来ならお墓参りに行くのがスジですが、山好きだった母を偲びつつ、富士山へ行ってきました。

とはいえ、登頂ではなく富士の裾野を歩きにです。

 

何回も登った「日本一の富士山」ですが、目的はいつも高度順応のため。なので、五合目からひたすら上を目指すことしかやってきませんでした。しかし、山と一緒に暮らす私たち日本人にとっては、古くから山や自然環境に対して抱く畏敬の念がある訳です。もちろん私にも!

また五合目から登っているだけだと、その裾野に広がる豊かな森も、ほとんど体感できない訳だから、いつか「下から歩こう」と思っていました。

 

晴れの得意日らしく、最高の秋日和。写真をた〜くさん撮ったので、写真中心にお伝えしますね。

 

富士吉田市内にある、別名「一の鳥居」とも呼ばれる金鳥居。かつては信仰登山者を迎え入れる「門」で、俗界との境界線として建立されたそう。

 

出発は「北口本宮富士浅間大社」。

西暦110年、日本武尊(ヤマトタケルのミコト)が、東方への遠征に向かう途中、この地を通過し大塚丘にお立ちになった。その際、富士山の神霊を遥拝し「富士の神山は北方より登拝せよ」と仰せになり、祠を建てて祀ったのが始まりとされています。

 

朝早かったので人も少なく、空気の流れも爽快でした。

 

今までの富士山登山の御礼、そしてこれから登る山旅の安全を祈願し、神社の裏手にある登山道入り口からスタートです。

 

まず目指すは「馬返し」。俗世間と聖域・富士山との結界とされる場所で、かつて登山者がその場所まで馬で向かい、乗ってきた馬を返したことから名付けられています。

すぐに遊歩道となり、標高差570M距離にして約8キロ弱、延々と歩きます。

 

遊歩道ということで整備されているとの事前情報がありましたが、砂礫の中に石がゴロゴロしていて、また雨水が流れた通り道なのか真ん中がくぼんでいるので、かなり歩きづらかったです。

馬返しまでの間に「中の茶屋」がありますが、朝早かったため営業前。残念、トイレに行けず…

 

とにかく富士山の裾野は広い!

延々と緩やかに登って行くのはいいが、行けども行けども先が見えません。アカマツと色づいた落葉広葉樹の森は気持ちが良いけれど、目指す富士山の姿は見れないし。

 

ようやく第一目標の「馬返し」に到着した時は、出発してからなんと2時間半近くたっていました。そしてすでに脚がパンパンに…

あちこち登って歩き回っている私なのに、富士山恐るべしです。

 

気を取り直して出発すると、そこからようやく登山が始まる感じ。登りだすとすぐに茶屋や、登山巡礼のための禊所跡があり、富士講の歴史が色濃く残っていました。また「鈴原天照大神社」の石造りの鳥居があり、信仰の深さを感じます。鳥居の両横には猿が合掌している石造が!なんでも、富士山が一夜にして湧き出たという伝説があって、その年が庚申(かのえさる)だったからとか。日本人の信仰心の高さを感じます。

その先に神社がありますが、現在は廃屋になってしました。

 

その先々にも石碑や廃屋になった茶屋、そして里へ移築された「富士御室浅間神社」など、当時の隆盛をヒシヒシと感じました。

 

<里へ移築された「富士御室浅間神社」>

 

 

<五合目・不動小屋跡。この辺りを天地の境といい、これから上を焼山と言われる砂礫帯、この下を木山と言われる林地とした遥拝所。古くはこれより上に小屋を建てることは許されなかったという>

 

<神様が寄り付くとされる御座石。富士講が奉納した石碑や掘られた文字が見えます>

 

1964年の東京オリンピックに合わせて、五合目まで車で上れるようになると、この登山道は利用者が減少し、荒廃が進んでしまったそうです。しかし現在は登山道もしっかり整備され、歴史を辿る登山道として残そうと地元の方はじめ多くの方が努力しています。

 

深い森を抜けると五合目へ到着!現在も営業している佐藤小屋とようやくお目見えした富士山を見たら、急に現生へ連れ戻された気持ちになりました。

昔の人たちも、ここでようやく富士山の姿を見たときは感動したんでしょうね。

 

出発して6時間、目的だった六合目に到着しました。この夏、甥っ子と登った時に、裾野に広がる雄大な景色を見た場所です。

ようやく富士山がつながり感無量…

 

<奥には富士吉田市、そこから色の変わっているあたりの森をひたすら歩いてきました>

 

山頂を見上げると、人気のない山肌にたくさんの小屋がひしめいています。昔は逆に小屋などはなく、人々は全てをかけて登ったことでしょう。昔の麓から五合目までの姿と、今の五合目から山頂までの相反する姿が、時代の流れを感じると共に、この急激な変化が人の暮らしに必要なのだろうか?と私に問いかけてきた気がしました。

 

その後はスバルライン吉田口まで行き、そこからバスで富士山駅へ。そこでバスを乗り換えて浅間神社まで戻りました。

何を隠そう私も時代の恩恵を受け、帰りはバスで楽チンですもんね(苦笑)。

良いんだか、悪いんだか?



霧の中を歩き感じること〜赤城山へ〜


ものの見事に3週連続雨にたたられた秋になりましたね。しかも先週末も台風になるとは…

異常気象に対して決して他人事ではなく、地球人として一人一人がしっかり向き合わねばと強く感じています。考えさせられる秋になりましたが、土曜日は赤城山に登ってきました。

 

少しでも雨に降られないようにと、今回も北へ。

日帰りだったので、そう遠出はできないから関東圏内で「赤城山」を選びました。到着した時は大沼もよく見え、「よしよし」と思いきや用意している間に、あっという間に霧に包まれ出し。久しぶりに霧中登山を味わいました(笑)

 

眺望ないのは、もちろん寂しいけど、何も見えない中を歩くのもなかなか味わいあるものです。

「この先どうなっているのかな」とか「遠くには富士山が見えるんだろうな」とか、想像や妄想がムクムクと大きくなります。

 

けど、正直見えない分、ただ歩くという事は飽きます。

「わあ、綺麗ね〜」とか「すごい景色!」とかキョロキョロせずに、ひたすら歩くだけですから。

 

そんな時だからこそ感じられるコト。

 

雨が降りそうな時の匂い、落ち葉を踏みながら歩く音、風の吹き方、枝から落ちてくる雫の冷たさetc.

さまざまなコトに敏感になり、自分も自然の一部だと感じます。落ち葉だって、落ちたてホヤホヤの上を歩くのと、落ちて大分経っているものとでは、足の感触や踏み音が全く違うんですよ。

 

人間は約87%が視覚から情報を得ていると言いますが、改めて強く感じました。そんな登山も案外楽しいものです。

もちろん晴れているのが一番気持ちいいけどね〜



彩り深い安達太良山へ


つい先週の火曜日、自宅スタジオでピラティスのレッスンをしていたら、突然セミが鳴き出しました。あまりの暑さに血迷ってしまったのか…

ひと夏を越え最後の鳴き声だったことを祈った瞬間でした。

 

そんな暑さは幻だったのか?と思うほど急激に寒くなり、雨模様の週末でしたが、幼馴染と安達太良山へトレッキングに出かけてきました。そもそも雲取山へ行く計画にしていましたが、どうみても関東地方はNG。各天気予報とニラメッコしながら、比較的前線の影響が少ない北東方面へと向かうことにしたのです。

 

ちなみに私がよく活用している天気サイトは、Mountain Weather ForcastWindytyです。参考までに。

 

https://www.mountain-forecast.com

 

https://www.windy.com/

 

紅葉真っ盛りの安達太良山は、10月三連休は大渋滞だったという情報だったので、メインの登山口ではなくマイナーな塩沢口へ向かうことにしました。

幸い雨ではありませんが、山の上部は雲の中。まあ、東京の土砂降りを考えれば、上出来ですよね。

 

山の全容は望めませんが、登りだすとチラチラと色づいている木々が顔を覗かせています。こんな日だからこそ彩りがあるだけで、心は上向き。うん、期待が持てそうですねー

 

<屏風岩からの絶景!人も少なく最高のビューポイント>

 

1時間ほど登った頃、二人組の女性が降りてきました。まだ10時ごろなのに変だなーと思い、「どこからですか?」と声をかけてみると「地元なんですけどね、今日は足元が滑るから引っ返してきたんですよ」とのこと。

 

むむっ?この先やばいの?

 

「山頂まで行くなら、滑るところあるから気をつけて」と声をかけていただき私たちは先に進みました。

いやいやありました、ありました。川を渡ること数回、しかも濡れている木の橋なので滑ることったら。そして川を形成している断層は岩が露出しているので、登山道がなくなってしまいます。

 

 

ヒヤヒヤしながらも木々の彩りを楽しみながら登っていくと、開けた道に出くわしました。一番のメイン登山道ですが、まるで国道に出たように広く整備され多くの人が行きかっています。

 

<黒金温泉も見事な色に囲まれてました>

 

人気が少ない紅葉深き山の中にいたことが、幻のような気分になりつつ、国道の人並みに飲まれながら山頂へ。残念ながら雲の中でしたが、ちょこんと盛り上がった山頂は、自然が生んだ展望台のような感じです。

360度の大パノラマが広がっているだろう景色を、ココロの目でしっかり見てリベンジを誓いました。

 

下りは、あだたらスキー場方面へ。前日までの雨の影響なのか、それとも地層の影響で水はけが悪いのか、登山道は泥でグチャグチャです。

絶対!転ばないことを信念に下りきりましたよ(笑)。

ちなみにゴンドラ乗り場に、ちゃんと靴を洗う場所があるので安心です。ってことは、常に泥は想定内?

 

そうそう、話は飛びますがNORWAYTrolltungaの激しすぎる泥道を思い出しました。後にも先にも、あのドロドロ経験はトップです。

 

最後はスキー場のゴンドラで奥岳登山口へ降り、タクシーで塩沢口へ。全行程、約7時間半となりました。

 

続きは二本松の観光編です〜



急に思いたって高尾山へ


今週中にどこか山へ行きたいなーと考えて、お天気と仕事の予定とニラメッコしていました。天気予報だと仕事が詰まってなく、なお且つまあまあなお天気なのが昨日の火曜日。

 

前日遅かったため、「まあ朝起きてお天気見て考えるかー」といい加減な気持ちで起きた朝。雨は上がっているけど、ど〜んより。まずは無心で朝の連ドラを見て、有働さんとイノッチの受けに笑い、「さてどうすんべ」。

 

最近心がけていること。

考えすぎずに目の前のことに集中する!

 

を、ふと思い出し高尾山へGOすることにしました。

 

9:05分には車のエンジンをスタートし、途中コンビニ寄って10:20には高尾山口の駐車場に到着です。

世田谷からこの距離感で行けるって、さすが誇るべき東京の山ですよねー

 

今日は久しぶりに「稲荷山コース」を選択です。まずは延々と登り汗をかき始めると展望台に到着。木々の合間からは八王子市内と、遠く新宿の高層ビルが見え、都会の喧騒と自分のいる空間との距離感が絶妙な気分。

 

その後は尾根沿いに歩いていきますが、多くの登山者に根っこを踏まれた木々は心なしか元気がないように感じます。

途中小学校の遠足軍団に追いつき、聞くと4年生のやんちゃな盛り。疲れ切っている子もいれば、元気に駆け上がっていく子もいて、先生も大変だわ。

 

山頂に着くと、他の学校団体もいて大賑わい。そしてちょっと怖かったのは、日本酒持って、千鳥足で歩くおじさんがいたこと。

ロープウェイで登れるのはいいけど、こういうのってどうなんですかねー

 

大賑わいの山頂をそそくさと後にし、奥高尾へ足を伸ばしました。いつも思うけど、展望台を一段降りただけで、急激に人がいなくなります。ここから高尾山が始まる感じ。

 

森たちはどんどん勢いを増し、あっという間に包まれている気分になり、怖いような気持ちにもなります。

 

程なく一丁平を抜け、城山へ到着しましたが、ここも数名の登山者がいるだけでのんびり気分。休日はここにあるお店も開いているので、多くの人で賑わっているので、ちょっぴり得した気持ちになりました。

持ってきたバーナーでお湯を沸かし、ゆっくり取る外ごはんは気持ちよかですね。

 

 

その後は小仏峠を経て、小仏バス停へ下山するルートへ。よく使う中央自動車道は「小仏トンネルから先渋滞何キロ」ってなります。その辺りがどうなっているのか?なぜか興味がありまして。

中央自動車道の壁の横には小川が流れ民家も点在していました。そしてすれ違いが出来ない細い道をバスが走り、人々の生活と私のような登山者の足として支えてくれています。

 

里山の中を都会へ通じる大きな道が走る…

なんだか日本の象徴を感じた瞬間でした。

 



甥っ子と富士山へ


4週間ほどニセコに滞在して、8月中旬過ぎに東京へ戻って来ました。翌々日には急にSwedenから甥っ子が来ることになり、昨日まで滞在。ちょ〜〜〜〜〜多忙な日々から解放され、ホッと一息と共に無償に寂しさを感じています。

 

23歳の甥っ子はまだ学生でLondonの大学へ行っています。日本だと働き出す年齢ですが、Swedenは全く文化が違います。一度働いてから学生に戻る場合もあるし、色んな国の大学に移って学力を磨く人もいるそう。なので何歳だから働いてないとオカシイとかは、日本的な考え方。

私もね、そうなんですがつい年齢に縛られちゃう。いい加減に、こんな考え方を変えたいな〜と思う今日この頃…

 

そんな彼と富士山へ登ってきました。

 

そもそも来年Elbrusを目指している私は、高所トレーニングが必要です。という訳で日本で一番高い山・富士山へ登るのが現在の使命。

しかしこの夏はSwedenへ行ったりニセコへ行ったりしていたので、ほとんど東京にいなくて全く登っていませんでした。

 

「ニセコから戻ったら行こう」と考えていた矢先に甥っ子が来ることになり、こうなったら「連れていくべ!」と提案したのです。

 

彼とは3年前に一緒にSwedenKungsladenを歩いています。確か56日くらいだったけかな?

トレッキングをやらないので後にも先にもそれだけで、今回いきなり富士山という事で、叔母サン的には結構緊張していました。

しかも台風発生で天気がどうなるか?という状況にも追い込まれた訳でして。

 

私も久しぶりの富士山だったし、彼も高所は初なので、ゆっくり行程且つ一番ルートが短い富士吉田口を選びました。

2000mの登山口で数時間滞在後、早めの午後着を目指し3000mの山小屋へ。その晩はしっかり休んで翌日に登頂し、下山という行程にしました。

 

くるくる変わる天気予報とニラメッコしながらでしたが、なんとかうまくかわして雨に降られず、助かりました。

 

心配していた甥っ子も、やっぱり若い男子ですよね〜

登りはグイグイ行くし、多少息が上がっても元気元気。初の長い降りには、少し手こずっていましたが、標準タイムより早い行動で無事に下山。

 

温泉も楽しんでいたようで、叔母サンとしては嬉し涙です(笑)。

 

さて、私はトレーニングとしてあと2回くらいは登らないとな〜



槍を目指して縦走してます!


今年で3シーズン目になりますが、北アルプスを縦走して繋いでいます。

同行してくれているのは、インカトレックでご一緒した山の大ベテラン・秋田さん。関西の山岳会に入っていて古くから山をやっている頼もしい大先輩です。

 

その秋田さんと栂池から入り、北アルプスを南下し槍ヶ岳を目指しているんです。一気に行くなんて、とてもじゃないけど無理なので刻んでいる訳ですが、これが案外大変。

なんたって、縦走路を進んでは下山。そしてまた下山したルートを登って、そこから縦走を始めて…という繰り返しなので、前に進まないったらありゃしない(苦笑)。

 

昨年は五竜から始まり、八峰キレット、鹿島槍を越えて扇沢へ下山しました。という訳で今年は扇沢から、昨年下山した柏原新道を登るところからの開始です。

 

いや〜

兼ねてから不安な腰痛を抱えつつ、1シーズンぶりに重いザックを担いだので辛いことったら!

あと少しで1泊目の種池山荘というのに、足が上がらない〜

 

しかし登り切るとやっぱ気持ちよかね〜

 

食担はいつも秋田さんがやってくれます(笑)うまいんだな、これが!今日のメニューは手巻き寿司と海藻サラダ、そしてジャガリコ使ったジャガリコサラダ。

 

種池のテン場。眺望ないけど、砂地のフラットなので建てやすい。

 

小屋の裏手からは昨年歩いた尾根がバッチリ。

左が鹿島槍で、右側の鞍部には冷池山荘と昨年泊ったテン場が見えました。

 

テントの空気孔から覗くと、こんな夜空!

 

前日は21時までレッスンをし、朝3時半に出発だったので、その晩はあっという間に爆睡。翌日は3時半起床だったけど、19時前に寝たから8時間ばっちり寝れました。

 

そして翌日もこんな青空。雲海がきれー

 

2日目の歩く道はこれ。

岩小屋沢岳〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針ノ木岳(一番奥)。いや〜中々遠いな。針ノ木の下に3日目に下る針ノ木雪渓も見えるね。

 

説明すると長くなるので、何枚かお写真を。

 

岩小屋岳からの下り。下に見えるのは新越山荘。あーんど歩くはゆっこ。

 

今年は雪が多いため、お花の時期が少しズレていました。後ろには劔岳。

 

シャクナゲもまだ綺麗に咲いていましたよ。剣岳と立山三山。

 

そして秋田さんと劔&立山。カッケー!!

 

途中からは右手に黒部湖が見えます。立山に滑りに行くとき、いつも黒部から見上げている山を歩いているのが不思議な気分。

 

ゆっこ、がんばって歩くなり!おニューのザックなのだ。

 

最後の頂・針ノ木岳でも笑顔。

 

9時間のロングコースでしたが、お天気にも助けられ、予定通りに次の宿泊地針ノ木小屋まで辿り着きました。

 

ここのテン場は狭いけど、景色が最高!なんたって目指すは槍が見えてるもんね。しかし遠いなあ…

一体何年後に到着できるのかしら?

 

針ノ木小屋には、秋田さんの山岳会の会長さんがネパールでお世話になったガイドさんたちが働いていました。

お友達になったよー

いつか行こう!うん。

 

翌日は日本三大雪渓のひとつである針ノ木雪渓を下ります。

今回は事前に相談し、荷物を軽くしようとのことでアイゼンは借りることにしました。針ノ木小屋で借りて、下の大沢小屋で返すので1セット500円。

4本爪だけど、下るには充分でした。

 

この日は土曜日だったので登る人たちが大勢いました。

ファットスキーを持った人もいたし、なんとキスリングを背負った人もいて、時代のギャップを感じ、楽しかったです。

 

さて次回は、針ノ木雪渓を登り、蓮華方面へ行く予定です。

なんだかここからは、アプローチも縦走路もややこしいので、結構大変そう。まだまだ先は長いけど、がんばるべし!



初雪に会いたくて…燕岳


ノルウェートレッキングを終わらせてないのに、どうしてもコレを書きたくてCoffee Breakです。
 
急に思い立ち、北アルプスの燕岳へ行ってきました。
題名の通りに「初雪に会いたくて」です。
 
考えてみたら随分前(えーっと、20代前半のころ)、その当時つき合っていた彼と雪が降ったというニュースを聞けば、天神平へ良く出かけていたものです。
ただ見に行くだけっていう時もあれば、草まみれになりながらスキーをしたことも…
 
ようは「雪バカ」なんです。
わたし。
 
サラサラの雪とは、何ヶ月ぶりなんだろう?
春のザラメ雪とお別れしてからは、約5ヶ月だけど、サラサラの雪と最後に会ったのは3月?
 
サクッサクっと踏みしめる、あの感覚を味わったときは震えがおこりそうな位に感動しちゃいました。
変でしょー
 
<合戦小屋から先は、お待ちかねの雪!>
 
初冬の北アルプスは、時間がゆっくり流れていました。私も含めて単独行が多いので、とても静かで心地よい場所に様変わり。夏の喧噪がウソのようです。
 
<燕山荘の前で>
 

<燃えるような夕焼けと槍ヶ岳、小槍も見えるね>
 

<ガスが流れる中の神秘的な御来光>
 

<朝焼けを浴びる槍ヶ岳と穂高連峰>
 
夏山ありがとう〜
また来年ね。
 
冬山待っていましたよ〜
今シーズンもよろしくね。


知床縦走トレッキングキャンプレポート


今年のトレッキングキャンプは、知床縦走!あの秘境へ行ってまいりました。
兎にも角にも良く歩き、登り、汗をかきすぎたと言っても過言ではありません(苦笑)。
 
お天気があまり良くない予報でしたが、なんと3日間とも雨に降られず、良いお天気。寒さが気になっていたのがウソのように暑い暑い!大汗の毎日となりました。
 
初日は岩尾別温泉登山口にある木下小屋で1泊して、登り始めるのは2日目から。いつもは下山後の打ち上げを初日にやっちゃうという、1歩間違えるとマズいパターン(笑)。
今年もガイドはお馴染みタッチー。彼は先日、マッキンリー遠征へ行き、山頂からゲストさんと大滑降をやり遂げたばかりです。ホヤホヤの写真とお話なども聞けて、初日からテンションあげあげのみなさまです。


 
登り始めはとにかく高度を上げる急坂が続きます。吹き出す汗と闘いながら、樹林帯を抜けると雪渓へ。




涼しい風に一息つきながらも、どんどん登って行くと分岐点の羅臼平へ到着。ここで荷物をデポし、解放された身体で目指すは羅臼岳。途中に湧き出ているつめた〜い岩清水で喉を潤し、岩場を上り詰めるとそこは360度の大パノラマが広がっていました。


 





 南西を望むと左は根室海峡、右はオホーツク界。見事なまでに天気の違いが解ります。


 
そして反対を振り向くと、これから先進んでいく山並みが目に飛び込み、思わず人間の足って素晴らしい!と感動の嵐。
 

 
と、この先に待っているであろう感動に心ふるわせつつ羅臼平へ降り、次へと身支度を進めていると、アチコチでピーピー笛の音を鳴らしながら、なにやら大勢の人が慌ててやってくるではありませんか。
 
そう、ヒグマさんのお出ましだったのです。
 
クマは人間を食べません。なので、出会い頭でビックリしたとか、人間が慌てて逃げると襲うそうです。クマの生活圏に私たちが入り込んでいるのだから、そういう場面に合わないように、私たちがきちんと準備し対処すれば良いのです。



と、解っていてもさすがに至近距離で、悠然と歩きつつ「なんだよ、人間はうるせえなあ」なんていう顔でギロっと見られると思わず硬直してしまいました。
 
三峰を越えるとようやくテン場へ到着。
と、くればお待ちかねのビールタイム!がんばって担いできた分、喜びも倍増するビールです。


しかし350mlじゃ、足りなかったなーと思わず呟くわたし(笑)。
 
翌日はサシルイ〜オッカバケ〜南岳〜知円別岳と、これぞ知床縦走の醍醐味を味わいながら第一火口キャンプ地を目指します。
羅臼平からは、とにかく人が入らないので薮こぎあり、若干の沢歩きありの中々苦労の道が続きます。が、その分見事なまでのお花畑も広がっているし、こんな秘境が日本にまだ残っていたんだという感動に包まれました。







何と言っても、この日に出会ったのは北海道警察山岳調査隊のパーティのみ!


 
そして遠くには国後島も。右がチャチャ岳。


 
最後はショートカットのスリリングな下りが待っていましたが、さすがは皆スキーヤー、外向傾が決まっていますね!
 




 この日のテン場も素晴らしい!
けど、実は遠目から奥の雪渓にクマがいるのを発見していたので、みんなビクビク。人とほとんど会わないわ、クマの目撃はもちろんのこと糞が至る所にあるわとくれば、ドキドキです。
 
しかしこれが本当の自然の姿なんだなーと痛感しました。人間が1番じゃないんです。あたり前だけど。
 

 
翌朝はキリに包まれた朝でした。
縦走のラストとなる硫黄山を目指し出発すると、可憐なシレトコスミレがお出迎え。高山植物って、なんでこんなに健気なんでしょうねえ。
 

 
長い雪渓を下り(いや、本当に長かった)、再び尾根へ出ると目の前にはオホーツク海が飛び込んできました。そこからは延々と下って下って下って、33日の縦走の幕を閉じました。
 

 
<おまけ>
タッチーの名作!
題して「クマの糞と雪渓とわたしたち」


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