ノルウェートレッキング(最後のパートはジュラシックパーク)


いよいよ最後のパートを歩く日になりました。
この日も朝からとっても良いお天気。外へ出るとSnota(1669m)に朝陽があたりキラキラ輝き、今日もやってくるであろう感動がすでに始まり出しました。

 
今日めざすのはTriangleのスタート地点・Gjevilvasshyttaで距離にして21km。コースタイムは8時間なので、目標を9時間としました。
う〜む、一番長い日になりそうな予感。けど、がんばるっ!
という意気込みの中、民族衣裳をまとってサービスをしてくれた、笑顔がチャーミングなHuttで働く女の子とまずはパシャリ。

 
スタートすると、すぐに川を渡り朝露に濡れた白樺の森を歩きます。みずみずしいブルーベリーがあたり一面に広がり、私たちに「食べて〜」と語りかけてきます(笑)。
もちろんバクバク食べてあげないとね。

 
いや〜
この野生のちからは偉大!美味しいというレベルを通り越した潤いがありました。
 
その後はグングン標高をあげる急登が続きます。
汗かきかき、えっちらほっちら登り振り返ると、Huttを発見!真ん中あたりにある小さな建物。こうやって見ると、本当に森の中にポツンと建っていて見事に自然に調和していますよね。
いかにもそこに「建物があります!人間がいます!」という主張がないんです。またまた日本の自然やリゾートの捉え方を考えさせられました。
「自然に対して人の数が違うからでしょ」と言われてしまえばそれまでですけど。

 
Snota山と高さが大分近くなってきました。それにしても人間、小さ過ぎ〜

 
疲れがたまってきたころに、こんなサインがお出迎え!元気になりますよね。

 
そして1300m位までようやく登りきると、その先にはこんな風景が…

 
「一体私たちったらどこまで歩くの!?」と思わず悲鳴とも言える雄叫びをあげてしまいました。
奥の山並みの低くなっている鞍部がありますよね。そこを越えていくらしいのです。写真では見えないけど、道がずーっと続いているのが見えたのです。
 
とにかく延々といくつかの池?湖?を右にみながら歩いていきます。ほら、一応近づいてきましたよね(苦笑)。

 
こんな不思議な石を発見!頼るって大切ですね。

 
あっ!ようやく可憐なお花も。

 
最後の池を越えて振り向くと、こんな絶景も。

 
その後はようやくさっき確認した鞍部に登り、またそこを越えると、ひ〜〜〜〜〜〜!
これはもう絶対にジュラシックパークです。遥か向こうからティラノザウルスやトリケラトプスが走り回っていたっておかしくありません。
 

えっ?そしてどこまで歩くのかって?
そりゃあ…
 
考えたくもない←これ、本当のきもち。
 
そんな時に、女性のソロトレッカーと出会いました。ちなみにこの日会ったのは、この方だけ。
聞くとこれから私たちが出発したHuttに寄って、そのままSnota山に登るという。どこから来たのか知らないけど、Huttから山頂まで5時間なんですよ。しかもまたHuttに戻る訳だから、どう考えたって10時間以上の行程が待っている訳です。いやいや、北欧女性恐るべしです。
 
そうなったらJapanese女子も負けちゃあいられない。
と、志気が上がったのは一瞬で、その後は無言で歩き続けておりました。
 

途中では川も渡ったり(ちゃんと石が置いてあるのが凄い)しながら、川に沿って歩くと、次に目に飛び込んできたのは大きな湖。
むむっ、これは何か見覚えがあるような。



 そうです。最初に泊ったHuttの横に広がっていた大きな湖ではありませんか!
やった〜もうすぐゴール!
と感動してからが長かった。多分、写真の湖の左側奥あたりがゴール。
 
それでも目標の9時間を5分だけ短縮して17:55分にHuttに到着。
3日前に「いってらっしゃい!」と笑顔で送り出してくれたお母さんが、「Welcome back!」と迎えてくれました。
 

いやいや、着いた〜
やり遂げた〜
 
その日のビールとワインが美味しかったことは言うまでもありませんよね。
 

 


初雪に会いたくて…燕岳


ノルウェートレッキングを終わらせてないのに、どうしてもコレを書きたくてCoffee Breakです。
 
急に思い立ち、北アルプスの燕岳へ行ってきました。
題名の通りに「初雪に会いたくて」です。
 
考えてみたら随分前(えーっと、20代前半のころ)、その当時つき合っていた彼と雪が降ったというニュースを聞けば、天神平へ良く出かけていたものです。
ただ見に行くだけっていう時もあれば、草まみれになりながらスキーをしたことも…
 
ようは「雪バカ」なんです。
わたし。
 
サラサラの雪とは、何ヶ月ぶりなんだろう?
春のザラメ雪とお別れしてからは、約5ヶ月だけど、サラサラの雪と最後に会ったのは3月?
 
サクッサクっと踏みしめる、あの感覚を味わったときは震えがおこりそうな位に感動しちゃいました。
変でしょー
 
<合戦小屋から先は、お待ちかねの雪!>
 
初冬の北アルプスは、時間がゆっくり流れていました。私も含めて単独行が多いので、とても静かで心地よい場所に様変わり。夏の喧噪がウソのようです。
 
<燕山荘の前で>
 

<燃えるような夕焼けと槍ヶ岳、小槍も見えるね>
 

<ガスが流れる中の神秘的な御来光>
 

<朝焼けを浴びる槍ヶ岳と穂高連峰>
 
夏山ありがとう〜
また来年ね。
 
冬山待っていましたよ〜
今シーズンもよろしくね。


ノルウェートレッキング(3日目は程々コースを選択)


雨は上がった3日目ですが、まだ雲が残っています。けど風が収まっているので思ったより寒くありません。気温は5-6度位かな。
 

<こんな格好でスタート。シェルの中は、メリノウールのロングスリーブ、Tシャツ、patagoniaR2。秋用ズボンの下は冬用のスパッツ。2015/9/8
 
このルートは3つの選択肢があって、川沿いを行くあまり高低差がないコースは、所要時間約5時間。一番大変なのは、Troll-hotta(1596m)へ登る山頂コースで約9時間。そしてGeithotta(1352m)を目指しながら、ゆっくり登っていく程々コースは約6時間です。
 
Huttで私たちと反対周りで歩いてきている方に聞いたら、その方たちは川沿いを来たとか。「すごく綺麗で良かったですよ」と教えてくれました。
けど、私の中ではやっぱり高いところから景色をみたいなーという思いがあり、程々コースを進むことにしました。
 
えっ?なぜ山頂コースじゃないかって?
 
山にはまだ雲が残っていたし、こちらの地図のコースタイムって私たちにしたら相当速いんです。どう考えたって9時間じゃ歩けない。
 
歩き始めは農場地帯なので、あまりTサインがありません。地図を見ながら注意深く歩いていると、なんだか遠くからドドドドドーッ!という轟音が近づいてきます。
 
むむっ?なんじゃ?
 

なんと村人たちの大移動です!
羊飼いの方たちが大声で「よけて〜〜〜」みたいなことを叫んでいるので(村人の轟音に掻き消されよく聞こえない)、慌てて草むらに避難。
ゆうに1000頭(人)は越えていたんでは。いや〜タマゲタ。
 
農場地帯を抜けたあとは緩やかに登りが始まりました。とにかく地図を見ても至る所に沼や池があります。ということは、あちこちに水が染み出てて、まあよけるのが大変なこと!
けど一歩ずれるとお水が豊富なためか、草がフッカフカ。足裏に優しいねえ。

 
今日のルートは西へ向かって歩いているのですが、右手(北側)が大きな谷になっています。川沿いルートは、谷の下を歩く訳です。その谷を挟んだ先が山頂ルートとなるTroll-hottaの山並みですが残念ながら、どっぷりと雲の中でまるで見えません。
 
大分標高を上げたころ、雲がさーっと流れたかと思ったら、断崖絶壁の山容が目の前に現れました。

 
本のページをめくった途端に場面が変わったような世界に言葉も出ず、ただただ「すごいとこに来ちゃったんだ…」と心の中で感動の嵐がうずまいていました。
 
そして後ろを振り向くと、そこには私たちがしっかり歩いてきた過去の世界が広がっていて、もう感無量とはこのことです。
 
<左にある湖のほとりがスタートのHuttがあるとこ>
 

<不思議なお花も咲いていました>
 
森林限界というか緑が生息している限界は900mくらいなのかな。越えると、ゴロゴロした石だらけの世界になります。そんな中にもあちこちに池が点在していることに驚きます。
なので、お水は豊富につき、どこでも飲める感じ。
1200~1300mあたりは丘のようになっていて、またガスが出始めましたが、ゴロゴロ石の中に赤い色でクッキリとTサインがあるので、とても安心します。
 
目指していたGeithotta山の山頂には行かずに、すぐそばをかわすように歩いていると、またしても突然ガスがスーッと取れてくれました。
今度はその奥に大きな湖のようなものが見えます。思わず「えっ!これってフィヨルド?そうなの!えっ?」と訳ワカランチン(笑)。

 
後日談として、この辺りはフィヨルドとは呼ばないそうですが。
 
感動覚めやらない私たちは、ようやく今日の最高地点である1325mを越えました。またしてもページをめくった瞬間です。

 
もちろん感動しまくりですが、まず思ったのは、、、
 
「こっちのページは中々急坂を下るのね」と「えーっと、今日のゴールは一体全体どこなのー!」ということ。

 
えっちらほっちら下っていると、お天気はすっかり晴れに。太陽さんの力って凄いですよねー
暑いこと暑いこと。多分18度くらいには上がったと思われる中、汗かきかき目的地・Trollheimenshyttaに無事到着しました。


 
ちなみに行動時間は9時出発、16時半到着の7時間半でした。


NORWAY トレッキング(Trollheimenスタート!)


今回歩く予定のルートは「Trollheimen」と呼ばれる、周遊ルートです。通称「Triangle」らしい。
 
とにかくトレッキング大国・ノルウェーはネット検索すると情報がわんさか出てくるのですが、日本語版はどれもこれもフィヨルドばっかり。しかも有名な場所ばかりなので、ちっとも興味が湧きません。
英語が達者で検索能力抜群のヒロコさんが、今回のルートを候補に上げてくれ、決定したのです。

「当初はGjevilvasshyttaから時計回りに行く予定でしたが、天候により逆回りに」
 
しかし英語が出来るとはいえ、最終的に必要なのはノルウェー語。おおまかな様子は英語でわかっても、詳細は全てノルウェー語が必要なのです。
まあ、その辺は写真で想像して…
 


翌日はJoldalshyttaというハットを目指してスタートです。距離にして約21km。ふむ、中々歩き応えがありそうです。
朝から雲が広がっていましたが、雨は降りそうにないので、中々楽しくなりそうな予感。緑溢れる森の中を歩き出しました。


「すでに村人がわんさか!」
 
実は今回一番心配していたのが、登山道のこと。踏み跡がついているのか?標識はきちんとあるのか?お水の確保は?などです。
 
ハットのお母さんに聞くと「大丈夫よ、レッドサインがちゃんとあるから」とのことだったのですが、歩き始めて驚くばかり。至ところにレッドサインがあり、安心して歩く事ができそうです。


 
しばらくすると樹林帯を抜け、一体何キロ先まで見渡せているんだろうと思うような広大な景色が広がっていました。
そんなに高い山が見えないからか、雰囲気的には昨年歩いたKungsladen,Swedenに似てるなーと。大きな違いといえば、今日もカランコロンと村人たちがたくさんいることでしょうか(笑)。


「さすがに9月ともなればお山の上は雪が降ってます」


「先住民族のサーメ人たちの居住跡」
 
昨日は朝9時半について、ゆっくり身体を休めた私たち。「さすがに疲れるよね〜」とは言いつつも、問題なく目的地のハットに到着できました。


 
さあて、今日も美味しいビールとワインが待ってるぞ〜!


NORWAY トレッキング(夜行電車でえんやこら)


Osloからは夜行電車で向かいました。とにかく時間が少なかったので(私の)、時間を有効に使えるように、あーでもないこーでもないと日本で色々話し、朝早くに歩き出して、最初のハットまで向かうことにしたのです。
 
全て公共交通手段と自分たちの足を使って移動になるので、アレンジが中々大変です。しかし、「私は得意だからやりますよー」と同行者のヒロコさんからありがたいお申し出があり、全てをお任せすることにしたのでした。
 
電車は中々快適です。乗車時間は6時間くらいなので、値段の高いベッドにしないで席にしたのですが、リクライニングも結構するし、座席ひとつひとつにブランケット、枕、アイマスクがついているのです。
出発前にワインもガブッと飲んだもんだから、グッスリと寝る事ができちゃいました。
しかも下車時刻近くになると、車掌さんが起こしに来てくれたんですよー
これには感動です!
 
さて、時刻は朝5時。まだ真っ暗かつ小雨が降るOppdalという駅に私たちは降り立ちました。30分後に出る路線バスに乗る予定なのですが、バス停がわかりません。その駅は無人で、閑散としていて、困った私たちはあっちウロウロこっちウロウロ。バス停は見つけたけど、そこに時刻表はないし、一体どうしたら良いのか?
ようやく見つけたヒスパニック系の男性に聞いてみても、なんだかよく解りません。しばらくすると大型バスがやってきたので、その運転手に聞くと、そのバスが目的地へ行くバスだという。
目的地のバス停で降ろしてもらわないと心配だから、運転手さんにしっかり行く先を告げ、乗り込みました。

 
バスで10分くらいの距離なんですが、これをミスって歩くとなると半日はかかりそうな道のり。いやいや、乗れてよかった。
 
私たちが降りたのはFestaというバス停です。まあ、一応バス停だったけど、田舎の道沿いに降ろされたって感じ。1件ある商店も朝早いのでもちろんまだやってなく、運転手さんに言われた道をトボトボと歩き始めました。
 
Festaから最初に泊るハット・Gyevillvasshyttaまでは約12kmの林道歩きでした。所々に民家らしきものがありますが、果たして人が住んでいるのかどうか?何となく別荘のようにも見えます。


標識が全くないので、本当に合っているのか不安な私たちでしたが、1時間くらい歩くと、ようやく標識と巡り会い、「あったー!」と歓喜の声。

 
2時間半でハットに辿りつきましたが、その間、全く人とは合わず…
カランカランとお出迎えしてくれたのは、羊さんばかり。その時以来、私たちは羊たちを「村人」と呼ぶことにしたのです。
それにしても牛のようにカウベルならぬシープベルをつけているもんだから、可愛いですよね。

 
ハットは北欧らしく素敵な建物でした。とても歴史古い建物だそうで、1739年の木材を使っていて国の指定建造物だとか。
管理人のお母さんは、とても陽気で気さくな方。はるかヤーパンから来た、不安気な女子二人を、それはそれは親切にもてなしてくださいました。

『Gyevilvasshytta到着!」


『ご飯を食べるのは別にダイニングがある。ここは外来の人がお昼食べにきたりもする」


「どう考えても、すごーく歴史ある暖炉」
 
それにしても遠かった〜
夜行列車>路線バスー>徒歩とつないで、約10時間の旅でございました。
 
おっと、まだ始まったばかり。
トレッキングはこれから開始です〜
 
つづく。


NORWAY トレッキング(まずはオスロ)


昨年のKungsladen,Swedenに引き続き、また北欧トレッキングへ行って来ました。今回の場所はTrollheimen,Norwwayです。
 
到着は夜遅くにOslo空港。
肩からは手荷物のバックをぶら下げ、トレッキング用のザックを背負い、スーツケースをガラガラ引いての到着です。
物価がとにかく高いと聞いていたので、おまけに空港到着してワインを一本買ってしまったものだから、荷物が重いことったら!
免税では無いはずだけど、多くの人が一目散にお酒を購入しているんですよね。その情報は聞いていたので、私もその波にのってみました(笑)。
 

人に聞き聞き、空港からの電車に乗り、向かうはOslo中央駅です。駅から徒歩5分ほどのホテルを予約していたけど、何せ初めての場所なので、あっちウロウロこっちウロウロ。
 
中級クラスのホテルは、1泊朝食付きで15000円くらい。フロントでビールを買ったら、60Nkr.=1000円くらいってとこでしょうか。
空港のワイン1本が99Nkr.だったから、大変な思いしてでも買って来てよかった〜
 
翌日はゆっくり起き、荷物を整理してスキージャンプ台のあるHolmenkolenへ。目当てはここにあるスキー博物館です。
私が尊敬するSIAの先生から「オスロでは絶対に行くべき」と言われていたし、ちょうどラストフロンティアの記事でスキーの歴史に触れていたので、タイミングばっちりなのです。

 
荷物はとりあえずホテルに預け、中央駅へ。
地下鉄で30分位のところにあるのですが、地下鉄はすごく解りやすく利用しやすかったです。


「ジャンプ台もありました。女子のRecordは沙羅ちゃん!」


「アムンゼンが南極探検に出かけたときに使用したスキーと服などなど。」


「昔々は狩りのためにスキーを履いてたから、ストックの先は、なんと槍!」


「な、な、なんと400年前のスキーの破片!800年前とかもありました。」

 博物館に大満足した後は、時間があったので新国立美術館へ行くことにしました。Norwayと行ったらムンク。そう、「叫び」を見なきゃですもんね。
私は決して美術系ではないので、あまり良く知らなかったのですが、ムンクの絵って元々ああいう画風じゃないんですねー
ふむふむ、勉強になります。
 
Osloの町は思ったより、すごく小さく、結構歩けちゃいます。美術館の後は、メインストリートをブラブラ歩きながら大聖堂へ。
今回のトレッキングの友・ヒロコさんと待ち合わせをしているのですが、予めGoogle Mapで雰囲気を調べ、5時半に扉の前ってことを決めていました。雨が降っていたら、扉が見えるどこかという事まで詳細にです。
いまどきは携帯時代で待合せが大体になっているから、なんだかとても新鮮な感じですよねー。

「駅前では、ビーチバレー大会が!日本で言うと東京駅の前でやってるようなもの。」
 
ヒロコさんは2ヶ月半ほどスウェーデンのレジデンスに滞在していて、実は今回トレッキングを決めたのも、その流れからでした。
 
無事に合流後は早めの夕食を食べ、ホテルへ荷物を取りに。トレッキングに不要なスーツケースは、中央駅のコインロッカーに預けました。これも予め調べておいたのですが、大きな荷物も預けられるから相当便利でした。
ちなみに係の人はいるけど、全て機械で操作します。英語での説明もあるのですが、いまいち良く解らなかったら、近くにいた利用者の人が優しく教えてくれました。
 
身軽になったところで出発まで、駅のバーでもちろんビール!
こんなに高いのに、みんな良くガブガブ飲むなーと感心しながら、私もガブガブ飲みましたとさ。


五竜岳にお迎えに


なんだか相当暑さが続いている日本列島ですね。
もちろん北海道とか北海道とか北海道は(笑)、涼しいですが、元々住んでいる人にとっては、暑さを感じていますもんね。
 
私はお盆などの年中行事を、あまり大切にする家庭で育ってきませんでしたが、両親ともに亡くしてからは特にお盆を意識するようになりました。
 
大切にというより意識する程度ですが(苦笑)。
 
そもそも我が家系的に7月なのか8月なのかは不明なのですが、なんとなく8月のお盆に家にいるときは迎え火と送り火というのを、ゆきこ流簡単術で行っています。
 
そんな今年のお盆はというと、たまたま夏山を登ろう計画があったので白馬方面へのリクエストをしました。
というのも、ずーっと前から母が眠る五竜へ行きたいなーという思いがあったからです。
 

山好きだった母は遺言に「後立山連峰が見えるところに散骨して欲しい」というリクエストがあり、五竜岳の麓に少しばっかりですが家族で散骨しているのです。
 
という訳で、縦走の下山日が丁度13日だったので、今年のお盆は母を迎えに行って来たのでした。
なんせ12年ぶりですからね。場所解るかなあ…と不安でしたが、多分ドンピシャ解りました!
 
鐘をゴンゴーンと鳴らしたら、「うるさいわねえ」てな感じで、多分一緒に帰って来てくれたんだと思います(苦笑)。
 
そうそう、何かと感じやすい私なのですが、お盆の中日に家中の掃除をしてお仏壇も綺麗にして、お線香を立て「ナンマンダーブ、ナンマンダーブ」と、いつもながらにお参りしたんですよね。
その後、台所へ行くと電気が消えて、またパッとついたんです。その直後に天上でドンドンって音までして。
 
やっぱり帰ってきてるんだなーと感じた私なのでした。

 


知床縦走トレッキングキャンプレポート


今年のトレッキングキャンプは、知床縦走!あの秘境へ行ってまいりました。
兎にも角にも良く歩き、登り、汗をかきすぎたと言っても過言ではありません(苦笑)。
 
お天気があまり良くない予報でしたが、なんと3日間とも雨に降られず、良いお天気。寒さが気になっていたのがウソのように暑い暑い!大汗の毎日となりました。
 
初日は岩尾別温泉登山口にある木下小屋で1泊して、登り始めるのは2日目から。いつもは下山後の打ち上げを初日にやっちゃうという、1歩間違えるとマズいパターン(笑)。
今年もガイドはお馴染みタッチー。彼は先日、マッキンリー遠征へ行き、山頂からゲストさんと大滑降をやり遂げたばかりです。ホヤホヤの写真とお話なども聞けて、初日からテンションあげあげのみなさまです。


 
登り始めはとにかく高度を上げる急坂が続きます。吹き出す汗と闘いながら、樹林帯を抜けると雪渓へ。




涼しい風に一息つきながらも、どんどん登って行くと分岐点の羅臼平へ到着。ここで荷物をデポし、解放された身体で目指すは羅臼岳。途中に湧き出ているつめた〜い岩清水で喉を潤し、岩場を上り詰めるとそこは360度の大パノラマが広がっていました。


 





 南西を望むと左は根室海峡、右はオホーツク界。見事なまでに天気の違いが解ります。


 
そして反対を振り向くと、これから先進んでいく山並みが目に飛び込み、思わず人間の足って素晴らしい!と感動の嵐。
 

 
と、この先に待っているであろう感動に心ふるわせつつ羅臼平へ降り、次へと身支度を進めていると、アチコチでピーピー笛の音を鳴らしながら、なにやら大勢の人が慌ててやってくるではありませんか。
 
そう、ヒグマさんのお出ましだったのです。
 
クマは人間を食べません。なので、出会い頭でビックリしたとか、人間が慌てて逃げると襲うそうです。クマの生活圏に私たちが入り込んでいるのだから、そういう場面に合わないように、私たちがきちんと準備し対処すれば良いのです。



と、解っていてもさすがに至近距離で、悠然と歩きつつ「なんだよ、人間はうるせえなあ」なんていう顔でギロっと見られると思わず硬直してしまいました。
 
三峰を越えるとようやくテン場へ到着。
と、くればお待ちかねのビールタイム!がんばって担いできた分、喜びも倍増するビールです。


しかし350mlじゃ、足りなかったなーと思わず呟くわたし(笑)。
 
翌日はサシルイ〜オッカバケ〜南岳〜知円別岳と、これぞ知床縦走の醍醐味を味わいながら第一火口キャンプ地を目指します。
羅臼平からは、とにかく人が入らないので薮こぎあり、若干の沢歩きありの中々苦労の道が続きます。が、その分見事なまでのお花畑も広がっているし、こんな秘境が日本にまだ残っていたんだという感動に包まれました。







何と言っても、この日に出会ったのは北海道警察山岳調査隊のパーティのみ!


 
そして遠くには国後島も。右がチャチャ岳。


 
最後はショートカットのスリリングな下りが待っていましたが、さすがは皆スキーヤー、外向傾が決まっていますね!
 




 この日のテン場も素晴らしい!
けど、実は遠目から奥の雪渓にクマがいるのを発見していたので、みんなビクビク。人とほとんど会わないわ、クマの目撃はもちろんのこと糞が至る所にあるわとくれば、ドキドキです。
 
しかしこれが本当の自然の姿なんだなーと痛感しました。人間が1番じゃないんです。あたり前だけど。
 

 
翌朝はキリに包まれた朝でした。
縦走のラストとなる硫黄山を目指し出発すると、可憐なシレトコスミレがお出迎え。高山植物って、なんでこんなに健気なんでしょうねえ。
 

 
長い雪渓を下り(いや、本当に長かった)、再び尾根へ出ると目の前にはオホーツク海が飛び込んできました。そこからは延々と下って下って下って、33日の縦走の幕を閉じました。
 

 
<おまけ>
タッチーの名作!
題して「クマの糞と雪渓とわたしたち」


アコンカグア遠征・報告会開催しました!


日曜日、「アコンカグア遠征・報告会」を開催しました。
サミッターになれなかった私なのに、そんなものを開いていいのだろかー?と、ずっと悩んでいましたが、周りの方々から「ぜひやって欲しい」と嬉しいお言葉をいただき、開かせてもらいました。
 

最初は数人でも集まってくれたなら、こじんまりとやればいいや位な気持ちだったんですが、満員御礼でお断りまでするほどに集まってくださり、嬉しい悲鳴でいっぱいでした。
 
ありがたや〜
 
スキー関係の方がメインでしたが、ボディワークのトレーナー仲間やパソコン環境を整えてくれている方、そして幼なじみに近いお友達やら、とにかく様々な方が来てくれたのが、本当に嬉しかったです。
 
そしてそして、プロのミュージシャンである後藤まさるさんからは歌のプレゼント!
アルゼンチンだからタンゴ♬という替え歌はすごかった。未だに頭の中をループしております。
 
何かひとつの目標をやり遂げたということに、賛同してくれるのは、今在るお付き合いじゃないんだなーと。
 
これでようやく一区切りとなりました。
さあて、次は何を目標に励みましょうか…
 
ふふふっ
 
実はすでに頭の中で妄想が始まっています(笑)。
まだ内緒だけどー

 


夏山シーズンスタート!奥高尾山だよ


夏山シーズンが今年もスタートしました!
 
5月末にスキーシーズンのキャンプが全て終了。その後、片付けしながらゆっくりしていました。
なーんだか調子が乗らなくて、片付けも進んでいるんだか後退しているんだか?こういう時って個人事業主はダメですねえ。
追い込むものが無いと、どうもこうも動きが鈍くなります。
 
しかし7月末には「知床縦走キャンプ」があるので、いい加減に歩き出さねば…と決意したはいいが、このところの梅雨空です。
 
常に言い訳しながら延期していたのですが、昨日奥高尾山へと行ってきました。
 
思えば、昨年もちょうど同じタイミングで高尾山へ行ったんですよね。そのときは、術後約3週間で、アコンカグアへ向けて無理矢理動き出したのです。
今年とは気持ちの在り方が雲泥の差だー
 
高尾山は、そういう気持ちをONにするには持ってこいの山だと思います。
アプローチも楽だし、なんたって人気があり人がいるから、行ってしまえば「よーし!」という気持ちになります。
 
登りは稲荷山コースをテクテクと。距離もマアマアあるので軽く息もあがり、汗もかき、気分は上々です。
1時間半ほどで、ほどなく山頂へ着くと結構な雨。屋根のあるとこで、おにぎりを食べながら休みつつ、「はて?どうすんべか?」としばし考えました。
 
できれば、城山から西山峠方面へグルッと回るコースに行きたかったけど、雨は降ったり止んだりの気配だし無理そうです。
とりあえず城山まで歩き、そこで相模湖へ降りるか引き返すかを決断することにしました。
 

いやいや雨の奥高尾山は、幻想的で中々素晴らしかったです。これは強がりじゃなく(笑)。何気に大木がたくさんあって、とても良いエネルギーを感じるところなんですよね。

残念ながら相模湖方面は赤土でツルンと行きそうだったので、無理せず引き返すことに。
半日でも時間が取れたら、また行こう!と思う夏山スタートの日になりました。

 
 
こんなに綺麗なお花も咲き乱れてましたよ。
 
さて、重い腰を上げて始まった夏山シーズン!
今年はじっくりと日本のお山に出かけてみますか。


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