DLM技術者会へ


今日は、DLM(リンパドレナージュ)技術者会の総会があって、そのあとに開かれる茶話会にお邪魔してきました。DLMというのは、ボディバーズの制作者である木部先生が立ち上げているものです。

そこに入っている会員さん(ドレナージュをやっている方々)に向けて、ボディバーズを簡単に説明しながらポイントをレクチャーして欲しいとのことで、お呼ばれしました。

毛細リンパ管というのは、身体中網の目のように入り込んでいて筋膜との関連が深いそうです。ボディバーズの元というか、編み出した知識はピラティスを含む様々なボディワークからなので、筋膜との関連性をかなり重要視しています。

そんな訳で、最初にちらりと筋膜と全身のつながりの説明をして、そのあとに呼吸とショートフットを行ってもらいました。
このふたつは、全てのエクササイズに共通する重要なポイント。どうして、呼吸って大事なの〜とか、呼吸とショートフットって、こんな風につながっているよとか。
できるだけ難しくならず、でも知識として知って頂きたい点はきちんと伝えようと思い、めっちゃテンポの良い曲聴きながら気分を盛り上げて向かいました!←この曲については、このあとのブログで…

みなさん、ご自分でサロンを経営されてたりするので、乳がんの患者さんもたくさん来ていらっしゃるそうです。なので、興味深く聞いてくださったので本当に嬉しく良い時間を過ごしました。

レクチャーが終わってからは銀座アスターにて茶話会。みんなでランチを食べながら、いろいろなおしゃべり♪いやいや、盛り上がりましたね〜
結構スピリチュアルな話題に花が咲いて、私が以前オアフ島で体験した古来ロミロミ&スピリチュアルクレンジグやサイキックリーディングの話には、みなさん耳がダンボになってました(笑)
あっ、この話ってブログを書く前にHPの日記でお伝えしていたもので、いつの日かまた書いてみますね。


音楽の力とフィギュアエイト


秋晴れですね〜
夏にもらった姉からの置き土産・プチトマト。全て収穫して枯れ果てて、その後はどうなることやら??と思いつつお水は絶やさずやっていたら、ひょろひょろろ〜と芽が出てきていました。幾度と襲われた土砂降りに耐え、なんだか立派になりつつあるので嬉しい限り!


来年も食べられるかな。。。でも私はなんてったってサボテンも枯らしたことあるおんな(笑)

現在製作中のDVDの音源を後藤さんがやってくれることになり、先日スタジオへ来てくれました。嬉しいことですよねっ!話が決まったときは、めちゃめちゃ興奮しました。

DVD製作者である木部先生にはココロから感謝です(涙)

現在市販されているピラティスとかのDVD、ほぼ著作権フリーの音源を使っているのだと思います。なので、同じようなテンポを繰り返すものが多いのかなと感じています。

このDVDは、ただ”エクササイズをやりましょうよ”ということだけでなく、いろんな意味が込められています。

告知された瞬間、今までの生活や生き方全てが一遍します。変わってしまう身体に対する不安は、計り知れないものがあります。さまざまな想いが駆け巡る手術直後から、新しい自分を受け入れ生きていこうよ。だから動こうよ。。。というメッセージ。

なので私の中で、そこに一緒に存在する音楽がとっても大事だったのです。

音楽には素晴らしい力がありますよね。今までを振り返ると、たくさんの思い出とともに必ずそこで耳にした音楽が私のココロの中に残っています。逆にいうと、その音楽を耳にすると、その時の情景がハッキリと浮かんで、元気にもなるし悲しくもなるんです。

DVDで提案するエクササイズは単調なリハビリ。でも、その中にイメージある音楽が存在すると、単調なリハビリの中に、図り知れないパワーが生まれてくると思うのです。

ピラティスのことをほとんど知らない後藤さん。ネットで調べてくれたようですが、私がレッスンしている姿を見たいと言ってくれたのです。
そしてそしてですね、終わったあと「こんなイメージ」と言って、後藤さんが書いたイラストを見た私は、思わず「なんでこれ書いたんですか??」とびっくり仰天。

人の身体のイラストにフィギュアエイトが描かれていたんです!

何それ?って感じですよね。フィギュアエイトは人間の身体にたくさん存在してて、無限大の8の字のイメージです。関節にもフィギュアエイトがあって、なので膝を曲げたり伸ばしたりするときに、骨がローテーションしてくれるので、複雑な動きが可能になるんですよ。

私のキューイング(言葉で身体を動かすことを誘導すること)などが、そのイメージだったんだよねって言ってましたが、もう驚いたのと嬉しかったのと頭の中で打ち上げ花火が、どど〜ん!と打ちあがった気分。
私のレッスンで、そんなイメージを感じてくれたんだ…ピラティス続けてきて良かった。。。

後藤さんのイメージするピラティス。どんな音が作り出されるのかな?私の考案したエクササイズに、大きな音の力が吹き込まれます!

また、ご報告しますね♪


歩きだしましたRe-Birth


昨日はFITNESS SESSIONにて”Re-Birth〜乳がん患者さん向けリハビリ〜のワークショップを行ってきました。ある意味、この伝生が形になった瞬間。緊張の時間が過ぎ去っていきましたが、やり遂げ感いっぱいの今日を迎えています。

私は頭の中で色々と考えるのが好きだけど、実際に動きだすのはとっても遅いと思います。お話を頂いたのは昨年末、それからは頭ん中で妄想が色々始まり、あーでもないこーでもないと考えること3ヶ月!レジュメを作らなきゃと思い、動き始めたのが4月という遅さでした。

内容はというと、最初は一般的な乳がんってどんな病気?的なお話と、手術を受けるとどうなっていくのかという実体験のお話。その後、5つのキーポイントを中心に実際に行ってきたエクササイズを10種類くらい体験してもらいました。

5つのキーポイントは
1、肩関節包内運動
2、呼吸(呼吸が動きをリードする、呼吸でコアを活性化、イメージと呼吸法)
3、全ての動きはコアから始まる
4、骨を動かす
5、スリング(筋膜の流れ)

エクササイズ全てに共通する目標としては

1、オペで硬くなった部位を緩めましょう(不要な力を抜く)とくに傷、スリングのラインを大切に
2、痛みやかばうことにより身体全体のアライメントが崩れやすくなります。身体全体をみることを心がけましょう
3、必要な力を入れましょう。体幹部のパワーが戻れば腕や関節の余計な力が抜けます=負担がかからない

リハビリと考えると、どうしても動くことがメインになるのでエクササイズの内容などを行っていくことになりますが、私が伝えたかったことは…

疾患することによって、身体が変わり今までの生活が一変してしまいます。そして常に再発・転移といった恐怖と闘うことになります。身体の回復のためだけに運動をするのではなく、心の回復や元気の源のためにも運動があるのだと思います。
1週間前にはできなかった動きが今日はできるようになったとか、ゆっくり歩くことが精一杯だったのに今は走れるようになったとか。ほんの少しのことでも上向きな変化というのは、心を元気にしてくれます。

アンディ先生がこう言ってました。”人間にとって一番怖いことは動けないこと”
どこぞかの国でその昔に、鎖で人間をぐるぐる巻きにしてまったく動けなくなる状態にするリンチがあったそうです。想像するだけで、身の毛もよだちますよね。

滞ってしまった身体の機能を回復させるといった目標も、もちろん大事。けど、そのためにこれをやって、あれをやってとか難しい話ではなく、動こうよ!運動しようよ!というシンプルなものを伝えたかったのです。
それは乳がん患者さんだけじゃなく、他の病気にかかってしまった人もそうだし、怪我をしてしまった人もそう。心がちょびっとくたびれてしまった人も、毎日の生活が疲れてしまった人もそう。心地良い<動き>のために、ちょっとしたノウハウがあったり、理屈があったり。それを提供していけたらなーと思います。
そして私にとって、その<動き>のひとつとしてピラティスやジャイロ、スキーがあるんだということに自分自身が気づきました。

面白いですよねえ…自分がやったワークショップなのに、やった本人に気づきを与えるなんて!これって自己満足かしら〜

ちなみに私の兄は自分で自分のことを”僕はマグロ。動いてないと死んじゃうんだよ”と豪語するほど、常に動いています(笑)そんな妹は明日、マグロを食べに三崎にお出かけです♪

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