シーズン終了、ありがとう!!


昨日のスーパームーン、綺麗でしたね〜

ラッキーなことに北海道地方は綺麗に晴れてくれたので、しっかり拝見することができました。

とはいえ、昨晩はオンラインピラティスレッスンがあったので、こま切れでしたが…

 

ちらっと耳に挟んだ話では、青いボトルにお水を入れてスーパームーンの光を浴びさせ、それを飲んだりお風呂に入れたりして身体を清めると良いとか?

 

いちおー

 

やってみました(笑)

 

その効果がどう出るのか??

 

そんな(どんな?)パワーがあると言われるこのタイミングと思い、いよいよシーズン最後のスキーを楽しんできました。

 

場所はシーズン中に散々滑っているアンヌプリの北斜面です。

 

思えば、、、

 

北斜面を下から上まで登るのは初めてのこと。

なんたってここは、スキー場のトップリフト降り場から、スキーを担いで20分くらい登って下までドーンと滑れちゃうのです。

ちょこっと登り返したりはあるけれど、まともに登ったのはお初です。

 

なんかですね、とっても不思議な気分でした。

 

テープを巻き戻ししているような感じ、とでも言うのでしょうか。

 

滑っている時は、いろんなものを目印にしています。

例えば、広葉樹から針葉樹に変わったところが停止ポイントとか、大きな杉の木より下まで滑ってしまったら、こっちのルートしかいけないとか、細い白樺林に入ったら右寄りに行くとか。

 

上から滑っている時の順番とは逆にそれがやってくるので、とてもとても不思議な感覚でした。

 

そうそう。

 

ついこの間のことなんですけど。

盛岡から秋田まで秋田新幹線で行きました。あっ、今シーズン最後のツアー「鳥海山」の時です。

盛岡からはもちろん進行方向へ向かって座っているわけです。それが大曲駅を出発したら、なんと車窓から飛び込む景色が後ろ向きに流れるではありませんか!

ついさっき、ぼーっと眺めていた景色が後ろ向きにドンドン飛んでいくのです。

 

一瞬、「やばい!これ、パラレルワールド??」と驚いてしまい、あたりをキョロキョロしてしまいました(苦笑)。

 

そう、そんなこともあったからかな。

 

前に向かっていくだけが人生じゃあ、ないんだなぁ…

 

なーんて思う5月なのでした。

 

あ!しまった。

 

言いたかったのは、それじゃない。

 

思えば昨年7月に怪我をしてしまった左ひざを抱え、11月にはまともに歩くこともできませんでした。

スキーをすることを諦めかけたこともありましたが、たくさんの方々のバックアップと応援のお陰で、こんな時期まで残雪を楽しむことができました。

 

言葉だけで現せないほど感謝の気持ちでいっぱいです。

 

2020/21シーズン、ありがとうございました!!



お膝にカクテル


少しずつ「できること」を増やしながら、スキーに対する自信をつけてきました。

 

実を言うと今シーズン、「羊蹄山に登り滑れたら御の字だな〜」と思っていましたが、なんとなんと1月末に行ってきてしまいました。

 

考えてみたら、羊蹄山は案外登りやすい山です。

 

というのも、標高1100mくらいまでだったら、そんなにきつい登りではなく(場所を選べばね)、負荷は高くないのです。

逆に言うと、イワオヌプリとかニトヌプリのような急斜面を登ることに比べれば、行動時間は長いけど、もしや行けるかも?という心の声がしまして(苦笑)。

 

しかしながら…

 

ちょうどゲストさんが入れ替わり立ち替わり来てくれているタイミングだったので、ちょっとばかり滑り過ぎていたようで。

 

なんとかかんとか騙し騙し登れましたが、膝がかなりパンパンに膨れてしまいました…涙

 

そんなこんなで、先日2回目の水抜きとなってしまいました。

 

今、インソールで通っているのがニセコインターナショナルクリニックです。

この病院には色々とお世話になっていて、そうそう、キリマンジャロの時にワクチンの予防接種や薬を相談していたとこです。

 

私の膝を見て先生曰く。

「あれあれ、だいぶ溜まっているようですねー。一度抜いてカクテル注射しますか??」

 

ゆ「むっ、カクテルって?」

 

先生「お酒のカクテルみたいに混ぜて注射ですよ。今日はステロイド、ヒアルロン酸、痛み止めの三種類、来週からはヒアルロン酸と痛み止めを4週続ける治療です。」

 

ゆの心“カクテル〜〜私の膝は大歓迎だわ〜〜〜”

 

というわけで、三種混合のカクテル注射を打ってもらいました。

今のところ、腫れも痛みもないし快調です!

 

だけれども、そもそもの筋力をつけていかないと、これは付け焼き刃という事実は消せません。

 

また羊蹄山にシュプールを刻める日を夢見て、がんばります。



Back coutry skiに行くことができたよ!


また「できるを積み重ねる」ことをしました!

いえいっ!

 

それは。

 

とうとうバックカントリースキーへ行ってくることができました@月曜日。

ぱちぱちぱち〜〜〜

 

お友達ご夫婦にお願いして、あまりキックターンして登らなくて済む斜面に同行してもらいました。

 

その日は寒く(登り始めはマイナス10度)、3-40cmの新雪が積もっていたから、さあ大変!

 

雪が軽かったことは幸いでしたが、ラッセル三昧です。

今年はガイジンさんがいなくて空いているのは最高ですが、いつもガンガン登っているガイジンさんがいない=先に登っている人がいない=ずーっとラッセル!というわけなんです。

 

 

私もちょこっとお手伝いしましたが、ほぼほぼ、お二人がラッセルをしてくださり、本当にありがたい思いでいっぱいです。

相当疲れたに違いないです〜

 

登れたのが嬉しかったなぁ。。

弱っちくなった身体にズシッとかかるザックの重み、持久力なんてどっかへ行ってしまい上がる息遣い、風の音、雪の香りを全身で受け止めながら、足を一歩また一歩と前へと出す仕草。

 

ドクドクドクと波打つ鼓動。

 

自然あふれる地球という星に生まれ、ちっぽけな命を精一杯使って「生きる」ことを実践しているんだという感動に包まれました。

 

 

「すべてのことに意味がある」というコトバ、私は嫌い。

 

なぜなら、これだけいろんなことが降りかかってくる私には、納得いかないコトバだから。

 

だけど今は少しだけ、怪我をしたことで「今一度自分の人生、そしてこれからの生き方を考えなさいよ」って言われている気がしました。

 

うん。

 

明日も精一杯、大切に時間を積み重ねます!



雪上デビュー!できるを積み重ねるのだ


毎日これでもか!って位、雪が降り続いているニセコでございます〜〜

そしてワタクシ昨日「雪上デビュー」しました!!

 

いえ〜いブイブイっ

 

一昨日夕方に接骨院へ行ったら、先生が急に「明日でも行ってみますか」という嬉しいお言葉がありまして。

そこからはバタバタと準備をして、昨日無事に2時間ほどゲレンデに立つことができました。

 

いや〜

かなり緊張の2時間でした。

スキーを滑るのに、こんなに緊張したのって13年前の乳がんからの復帰の時以来です。

 

涙は出なかったけど、嬉しかったですよぉ。

リフトでぐんぐん山に登っていく様とか、ぎゅっぎゅって言う雪の音とか。

 

肝心の膝ですが、多少痛かったです。

滑り出してちょっとしたら、ビキって音がして何やら引っ掛かりが取れたような感じになりました。すると少し動きが楽になったような感じ。

 

とにかく転ばないために力が入りづらい左脚に集中して、スキーがバタつかないことと、左膝が内側に入らないようにと努めました。

すると段々と筋肉や関節が協調して動き出し始め、徐々にスムーズに。

 

途中で、そうだ!

というひらめきがあって、その体幹部分の意識をプラスしたら痛みが、スーッと軽減もしてくれました。

 

シメシメ。

 

この感覚はレッスンで使おっと(笑)

 

滑ったと言っても、ゆるゆるとゲレンデを降りた程度ですが、ようやく一歩前進です。

 

そしてふと心に響いたのが…

 

できるを積み重ねる

 

私、宇宙兄弟という漫画が大好きで、全巻Kindleに入っているのですが、また読み返しているんですよね。

その中で、弟の日々人が月面で窒息死寸前になったことで、パニック障害を起こしてしまう場面があるのです。

宇宙服どころか閉塞感があるだけでパニックになっちゃうのです。

 

それを乗り越えるために、彼は単身でロシアに向かいます。そこにいる、コスモノートの英雄・イヴァンは日々人がPDを乗り越えるために作戦を練ってくれるのですが、その作戦が「できるを積み重ねる」ことなんです。

 

まずはパーティとかで使うメガネと鼻がついたお面をかけさせ少し歩くこと。

それができたら次は目出し帽をかぶって…

 

というように「できる」経験をさせることによって、「よしこれならいける、さあ次は」とステップアップしていくのです。

 

まさに私もそうなんだなぁと思いました。

 

まずはゲレンデを、ゆったり大きめなターンで気持ちよく滑ること。

そして昨日の初日は膝が大丈夫そうだったら、少し長く雪の上に立っていられる(ブーツを履いている)時間を作ってみようと思っていました。

 

そこまではクリアーです。

 

さてまた明日滑りに行きます!

明日もまた「できるを積み重ねる」よう取り組んでみます。

 

おっとその前に、これからストイックな筋トレ頑張りまーす。



スキーの向上へ!〜体性感覚と用具の関係〜


今シーズンの後半、なんだかスキーが下手になったな〜と思っていた私。

とにかく左外足に乗りづらく、軸がしっかり取れないのを悩んでいました。

 

人のことは分かっても、自分のことって本当にわからない。

春になって練習する時間が増えたので、手を変え品を変え、あーでもないこーでもない。

それでもピンとこなくて悶々としておりました。

 

先日、久しぶりに洋一さんと滑りました。

近くにいてもね、お互い忙しいからなかなかタイミングって合わないもので…

 

洋一さんはお知り合いが多いから、あちこちから声がかかります。たまたま会ったショップの若い男子たちと、一緒に滑ろうとなりまずは一本。

ニセコですからね〜

一本と言っても相当な距離だし、この間派手に大転倒したから、慎重に滑りながら、やっぱり調子が悪い。

 

むーっ…

 

そんな矢先、洋一さんが若い男子たちにアドバイスをしていたのを横で聞いてたんですが、ピン!ときちゃって、閃いちゃって大変!

 

別に難しいことじゃないんです。

普通に当たり前に意識しているはずのこと。

 

けど、いつの間にかその意識が弱くなって、というか多分、抜け落ちちゃったくらいに身体の感覚として忘れ去られていました。

 

どういうことかというと、「スキーのトップを踏むくらいの意識」。

 

ポジションを前にというのは、いつも意識していたけど、身体の中でそれが体現できていなかったのです。

なぜならスキーは用具を使うスポーツだから、体性感覚を用具と繋げないとダメなんですよね。

 

言葉で説明するのは難しいけど、要するに「スキーのトップを踏むくらいの意識を持つことで、自然とポジションは前に出る」ということです。

 

その次の一本の調子の良いことったら!

 

あ〜この感覚を忘れないように。

そしてシーズンオフに入ったら、イメトレも使いながら用具と身体をつなげていこっと。

 

またしてもスキーが楽しくなって仕方ない春なのでした。



春も忙しいのだ


雪が続く3月でしたが、ここにきてようやく落ち着いた春らしい天気が続いています。

 

3月半ばで、連日続いたスキーの仕事もようやく一段落。

荷物もぐちゃぐちゃ、気持ちもぐちゃぐちゃ、おまけに身体はドヨ〜ンと疲れているのを色々片付けようと思いきや…

 

雪が降ってしまう訳で…

「もうこれで最後だよね〜」

「ラストパウダー楽しまないと!」

 

などと言いつつ、滑る滑る。

もうどうにも止まらない!という様相の中、ローカルスキーを楽しんでいます。

 

この間の日曜日は、友達に誘われて「ニセコ連峰縦走ツアー」に参加してきました。

 

チセヌプリの麓からスタートして、岩内湾へ向かって滑り降りるロングコースです。昨年まではもう少し短いコースでも可能でしたが、途中にある新見温泉が営業をやめてしまったので、除雪が入らなくなり、奥まで行けなくなってしまったのです。

 

遠かったけど久しぶりにニセコ連峰の奥まで行けて大満足!

しかもお天気最高の日曜日というのに、人がほとんどいなくて、大自然を満喫できました。

 

距離:18.2km

行動時間:7時間30

 

そうこうしていたら、昨年エルブルスへ一緒にチャレンジした仲間から連絡があり、ニセコに遊びに来るとのこと。

これまた久しぶりの再会でハイテンション!

 

やっぱりね、「同じ釜の飯を食った」とでも言うのでしょうか。苦楽を共にして、一つの目標へ一緒に向かった仲間というのは、言葉じゃなく通じ合う何かがあるような気がしています。

 

しかもなんてたって、最後に一緒に滑ったのがエルブルス山頂からのスキー。おまけに下山で転倒した私はスキー中に高山病になり、フラフラで滑り降りてきた訳です。

それ以来のスキーだったので、名誉挽回?

 

と思いきや…

 

1本目からまたしても大転倒!

 

ストックは上に飛んでいき〜

私は下へグルグル回転し〜

外れたスキーは下へ滑っていってしまい〜

 

全て回収して助けてもらいましたとさ(苦笑)。

 

さてと、明日からは「ゆっこツアー」にて南八甲田縦走スキーです。

函館まで車でブーンと行って、北海道新幹線で青森さ行ってくるべ。



ガイド研修会@白馬


そんなこんなで怒涛の2月が終わり、なんとか3月へ滑り込みました。

 

最初の週は山小屋に泊まりながら、札幌郊外を縦走するHutten Kette。そして初日は台風並みの大荒れの天気となりました。びゅーびゅーの風雪の中、なんとかガイドたっちー宅にたどり着き、車を乗り換えて集合場所の千歳空港へ。

その道中に、間も無くやってくるガイド資格更新研修会のことを、たっちーに聞いてみたんです。

 

すると、何やらものすごーく大変な気がしてきまして…

何せ資格を取って初めての研修会です。とにかくロープから地図読みからレスキューから何から何まで自信がありません。

 

こんなことを言ったらダメなのかも知れないけど、山のことを知れば知るほど怖くなり、私でできるのか?大丈夫なのか?といつも疑心暗鬼なんです。

Hutten Ketteツアー中も常に頭の中を研修会への不安がよぎり、ニセコへ戻るや否やすぐさま練習に取り掛かりました。

 

友達にも手伝ってもらい、山へスキーに行った帰りに実際の現場を想定し、引き上げの練習や、コンパスを使って地図読みのトレーニングをしたり。

 

しかも何故かこのタイミングで、「果たしてElbrusにチャレンジなんてできるレベルなんだろうか?」とまで考えだしたり。

「そもそも基本的に体力が無い私の上に、こんなオバさんなのに、ガイドなんて務まるはずがなかった。もう返上した方がいい」とか。

 

要するに、すべてに対して自信喪失してしまったというやつです。

 

しかし時は止まってくれません。

鉛のように重い身体と心を引きずって白馬へと向かいました。

 

私が選んだ研修会の内容は「ルートガイディング」です。他にもスキーだけじゃなくいろんな内容の研修会があるのですが、日程的にも大丈夫だし、私に必要だと感じたからです。いや、他の内容もすべて必要なんですけどね。

 

研修生は山岳ガイドが2名、登山ガイドが私を含め3名、そこに講師が2名です。しかも山岳にはたっちーがいて、登山にはプロスキーヤーのYさんがいました。他の2名の方もバリバリ現場でガイドやっている方々。

 

もちろん私もやっていますよ。

けど内容のレベルが違います。私は基本的にスキー場のリフトを使って、山へ行くというよりどちらかと言ったら滑り専門です。本格的な山スキーの時は、地元の先輩ガイドに頼んで、私はリーダー的にフォローするようにしています。

 

結果は…

 

たくさんのダメ出しをもらいましたが、すべてに対して自分が必要なことばかりでした。

中でも一番印象的なのは、滑りのガイディングの時のことでした。目的地に対してどのルートを通れば安全で効率的なのか?を必死に地図を読もうとしていたのですが、「お客さんが楽しいと思える場所を進むことが一番安全なんですよ」という講師の言葉でした。

 

そうなんです。地図ばっかりニラメッコしていてもダメなんですよね。実際の山の様子もしっかり判断して、その上で「どう楽しく滑らせてあげるか」なんです。多少おりすぎてもシールで登り返せば言い訳ですから。

 

行く前は「あ〜悪魔がまだまだ私に棲みついている〜」と嘆いていましたが、参加して本当に良かったです。

 

ほんのちょっとですが、自信もついてきましたし、何よりガイドとして私のできる=やっていく方向性が見えた気がしました。

1歩ずつ、がんばろーっと。

<登りのガイディングをさせてもらい、精神的にヘロヘロになった瞬間>

 

 



クロカンにチャレンジ!


あっという間に1月も終わりに近づき…

それにしても関東の大雪といい、本白根山の噴火といい、日本中が災害の恐怖にさらされてしまいました。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。

 

そんな中ですが、北海道というのは災害に強いなあ…と思うことしばしば。

というか、自然が近いところに住んでいると自ずと自然と共に生きていこうとするんですよね。

 

 

今年の春にはElbrusが待っているので、一番頑張らなきゃならないのは、体力アップです。シーズン中は過労働につき、どうしても体力が落ちてしまうので、それをなんとか避けなければと、先日クロスカントリースキーに挑戦してみました。

 

前々から悩んでいたのですが、冬に走ることできないなら、何か手だてはないか?と。

 

私の借りているアパートの目の前は、小学校の校庭があって、授業なのか休み時間なのか生徒たちが、よく校庭でクロスカントリースキーをしているんですよね。

そんな光景をぼーっと眺めながら、「これだ!」と気付いたのが昨年なのです。

 

近くに町営スキー場があって、そこでは何とクロカン一式が無料で借りられるのです。しかも住民じゃなくても。

 

という訳で、考えるよりまずは行動!の信条の私はチャレンジしてきました。

 

ただですね、誰も何も教えてくれないということ。

 

「はい、どうぞ」と渡され、何となく雰囲気で靴とスキーを合体させ、長いポールを何とか手にくくりつけ、スースーと前へ進んでみました。

とにかくスキーが軽いのは楽だけど、エッジはないし靴は運動靴みたいだし…

 

とかくアルペンスキーを履いていることに慣れているからか、この何もない感が不安定でたまりません。

まあ、オリンピックで見る姿を想像しながら、まずはコースを2周してみました。

 

「おっ、ぎこちないけど何とかいけるじゃん」

 

と、いい気になり一段下にあるコースへと行くと、まずは下り坂が待っています。思いの外、スピードが出つつカーブへと侵入するとスキーがコースから外れ、あっという間にデン!と尻もち。

 

そうなんです。エッジがないからコースから外れるとスキーが開いていってしまうんですよね。

 

「よし、これは勉強になった」

 

と、先へ進むと今度は上り坂です。

 

「むっ、どうやって登るんだ?」

 

最初はコースから外れないように、まっすぐ登ってみますが、あっという間に速度が落ち、ズリ落ちてしまいました。困った挙句、その場でyoutubeのお世話になることに。

最近はすごいですよね〜

「クロカンの登り方」で検索すれば、いろいろ出てくるんです。

 

それによると、スキーをまっすぐにして登れない場合は、徐々にスキーの先を開いてハの字で登っています。

 

「よし!これだ」

 

と意気込みチャレンジしてみると、坂の半分くらいまでくるとスピードが落ちてしまい、あれよあれよという間にまたしてもズリ落ちて、スタート地点より後ろまで滑って行ってしまうのです。

 

チャレンジすること3回で、諦めの早い私はやめることにしました。

しかしすでに大汗!

 

雪国の冬、体力アップにクロカンは最強だと気付き、こういう場所で生活する人々にとって、アウトドアに親しみながら健康維持をしていくことが大切なのだと強く感じましたとさ。

 

この冬の間に、もう少しカッコよく走れるようにガンバローっと。

 



動くことは生きること!


ひゃ〜〜〜

な・な・なんと!

ブログを更新できないまま、あと2日で今月も終わるというではありませんか!

 

言い訳なんですけど。

 

ほっんとうに忙しいんです。

今シーズンは、昨年事故でツアーキャンセルになり大迷惑をかけた分の取り戻し、と思い倒れる決意でフル活動なのです。

 

で。

 

本当に倒れました…

 

1月にも、その序章があったのですが、とうとう本番を迎え「急性胃腸炎」ってやつ。

私はとにかく子供のころからお腹が弱くて、何かというとお腹を壊しちゃいます。腸は元気のバロメーターといわれるので、日頃気をつけてはいるんですが、外食も多くなるし、一日の終わりはどうしても「プハ〜っ」とやりたいしねえ(苦笑)。

 

1月の序章のとき、ホームドクター美緒先生から「とにかく身体をゆっくり休めて暖かくしてください」って言われて「えっ?毎日寒い中外にいて忙しい私はどうしたら?」と首を傾げて笑ったのはいいんですが。

 

笑いで済まされなかった今回の胃腸炎。

 

21日火曜日は、1日缶詰でスキージャーナルの原稿と例のやつ(確定申告)に取りかかりました。夜遅くまで粘ったので、そそくさと買い物に行って、普段なら手を出さないのに買ってしまった「とりザンギ(北海道では唐揚げをザンギと呼ぶ)」。

弱った身体に油がいけなったんでしょうかねえ。

食べてる途中から、なんだか変な感じはあったんですが完食したその夜中です。冷や汗ダラダラの吐き気に襲われるわ、熱がでるわの大騒ぎ。

 

朝を待って、這いつくばるように病院へ行き、お薬のお世話になることになりました。

 

その翌日、木曜日になっても吐き気が治まらないので、一日ほとんど布団の中で過ごすことに。こういう時って、本当に寂しいし、物悲しいし、不安だし、マイナス指向のオンパレードになっちゃいますよね。

 

それでも金曜日は少し回復してきたので、上向き指向が顔を出し始め「明日は久しぶりにスキーに行けるかなあ…」なーんて思えるようになりました。

 

が!

そうは問屋が降ろさない!

 

その晩は腸が暴れる出番だったようです。

一応、女子なので細かい描写には触れませんが(苦笑)。

 

ほとんど睡眠が取れないまま迎えた土曜日の朝、体調よければ地元の友達と山へ行く約束だったのですが、当然の如くキャンセル。

でも意を決してスキー場へは行くことにしました。なんとなくカンで、身体を動かした方がいいような気がしたんです。

 

私の数々の闘病や怪我経験からすると、「動き出すタイミング」ってあって、そこであまり大事をとってしまうと長引いちゃうんですよね。

 

昨日は少しゆっくり目にスキー場へ行き、雪も良かったので一人で大好きな「スキー散歩」をしました。

あっちの森はフラフラ〜、こっちの森へフラフラ〜って感じ。久しぶり(とは言っても5日ぶりですが)のスキーは気持ちよかった〜

 

しかしご飯もあまり食べられていないし、たった数日寝込んだだけで筋肉が全く機能しなくなっていて、踏ん張れません。ボーッとして枝に引っかかり転んじゃう始末だし。

たった1時間半くらいのランで、相当疲れたようで家に帰ると倒れるように2時間も寝てしましました…

 

けどね。

 

Be active, be lively〜動くことは生きること!」です。

 

私が作ったこの名言←自分で言うか(笑)

 

そこから先は、あれよあれよという間にどんどん元気が湧いてきました。

今日もね、たくさん滑ってきましたよ。フェイスショットもあり、オーバーヘッドもあり!

良い汗たくさんかいたので、これでも大丈夫。

 

 

長くなりましたが…

 

最近忘れてしまっていたこと。

 

動けること、元気でいれること、そしてスキーができることって本当に素晴らしい奇跡!

あたり前があたり前にならないように、また明日からも大切に動いていきましょう。

 

<倒れる前日>



大人のスキーの読者の方と


気がつけば怒濤の日々の1月も、残すところ一週間。

あ〜〜〜どんどんパウダーシーズンが過ぎていきますね。

 

今はプライベートガイドに専念する時期なので、毎日いろんな方々とご一緒させていただいています。

 

そんな中、数年前に書かせいただいた「大人のスキー」の記事を読んだ方と昨日はご一緒してきました。

昨年メールをいただき、そのときの題材だった「スキーと五感」にとても共感してくださったそうで、私と滑りたい!と連絡をくださったのです。

 

こんなに嬉しいことってありません!

 

私は文章を書くのが大好きで、いつか文豪と呼ばれたい!と大妄想していますが(笑)、書いた記事に感動して、しかも行動に移してくれるというのは、一番願っていることなのです。

 

たくさん滑って、たくさんお話しました。

 

こんな風に感じ、こんなことを思ってくれたんだと、私自身にも気づきがたくさんあった時間でした。

 

忙しいと、つい忘れがちな気づきや感動を逆に教えてもらったかな。

よーし、心機一転またがんばろーっと。

 

ありがとうございます!



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