ご縁が始まる神無月
秋深き、「神無月」と呼ばれる10月になりましたね。
日本中の八百万の神々が、出雲へ出かけてしまうので「かみなしつき」と呼ばれています。
全ての神様がいなくなってしまっているのかというと、実は全員じゃなくて、お留守番をしてくれる神さまもいるそうです。
うん。
安心、安心。
ちなみにそのお方はというと、代表格は「恵比寿さま」。
有名な七福神の一柱と聞けば、誰もが思い浮かぶ様相だと思います。
古事記によると、イザナミとイザナキとの間に生まれた最初の神さまでヒルコと呼ばれたそうです。
この子を作る際に女神イザナミから先に、男神のイザナキに声をかけたことが原因で、グニャグニャな子として生まれたので、葦でできた船で流されてしまったとか。
気の毒な身の上なのに、福の神としてお守りくださるだなんて…
そう思うと、じーんときちゃいますよね。
だいぶ話が逸れました(苦笑)。
さてさて、出雲に集まった神さまたちが何をされているかというとですね。
会議です。
そうミーティングってやつ。
人の運命や縁(恋愛だけに限らず、さまざまな人間関係も)などを話し合って、「誰と誰を巡り合わせましょ」とか「この二人は結婚させちゃうか」を決めるんですって。
なんだか素敵です。
「運命の糸」って言うけど、やっぱり神さまたちが決めてたんだなーと思うと、真摯に受け止めないとですよね。
全ては旧暦のお話なので、実際は11月ですが、私としては10月から「神無月」が始まっているなーと思っちゃったりして。
ご不在ちゅ〜
- 2021.10.09 Saturday
- 徒然な日々
- 18:04
- comments(0)
- -
- -
- -
- by ゆっちん