さて、CMHで浮かれていると思いきや、実はこの1ヶ月くらい、本当に本当に悩ましい日々を送っていました。
そう、乳房再建手術を受けるかどうかです。
私の乳がんが発見された時、しこりにならないタイプで範囲を特定するのがとても難しい状況でした。
MRI検査である程度解るらしいですが、喘息を持っている私はMRIが受けられません。主治医・川端先生と何度も何度も話をし、超音波でも再検査してもらい範囲を特定してもらいました。
「あやしい場所の2カ所のうち、1つは細胞診で黒。かなりの確立でもう1カ所も黒だと思います。ということは、浸潤がどれくらいかは別として広範囲に広がっている可能性が高いから、全摘出が望ましいです」と先生に言われました。
とにかく悩みました。
スポーツインストラクターとして、
女性として、とにかく温存したい!という想い。
最悪、全摘出するという決心のもとに温存手術を受けましたが、結果、再手術で全摘出することになった経緯があります。
それでもいつか再建手術を受けるんだという願いとともに…
今では同時再建が大分進んできましたが、たった5年前なのに、同時再建という方向性は私にはありませんでした。
身体も安定してきた昨年、いよいよ受けようと決心を固めていたんですが、日本を襲った大震災でそれどころではありませんでした。
今年、スキーシーズンが終わったらすぐに受けようと決心して、3月カナダに行く前に形成外科を受診して、手術方法と手術日まで決めたんです。
が、その時に形成の江口先生から言われた言葉が、どうもココロに引っかかっていて…
「大胸筋が薄い感じなんですよね。その場合、広背筋をもってきて大胸筋の補強をする可能性があります。筋肉をいじりたくないというのであれば、人工物を変わりにという手もあるけれど、人工物は人工物なので」という言葉。
それが日に日に大きくなってきて、医療関係者の知り合いに相談したり、再建を受けた友達に電話して聞いてみたり、ネットで調べたりと色々していました。
再度、江口先生に相談もして、超音波検査で筋肉量を調べてもらうことになりました。
調べてといっても、あくまでも推測の域からは脱せないそう。結局、手術で胸を開いてみて、初めてちゃんとしたことが解るのだそうですが。
下の部分に薄さがあるそうだけど、先生としては「なんとかいけるでしょう」と。
当初、予定していた通りで大丈夫そうだとなっても、何故かココロが落ち着いてこないんです。もっともっと違うシコリが私のココロの奥底にあるような。
「今、自分がどうしたいのか?」
たくさん投げかけました。頭が変になっちゃうんじゃないかなと思うくらい、いろんなことを考えました。
結果、、、再建手術を受けないことに決意して、今日、江口先生ともう一度お話してきました。
先生も心配していたそうです。
再建手術後、日常生活に支障が起こることはまず心配ないそうです。が、そこまで強い負荷がかかるスポーツをしているとなると、それがどう影響するのか…
来月早々に手術を受けたとしても、もう一度、秋に手術を受けるので、運動の許可が降りるのは8ヶ月後くらい。
となるとスキーシーズンにかぶります。
時間に余裕がなかったり、精神的に落ち着いてなかったりする場合、まずうまくいかないことの方が多いそうです。
それはそうですよね。
元々あったものを100%とはいかなくても、取り戻したいという思いで大変な手術に臨む訳です。そこまでやったのに、なんでこんな感じなの?とか、思ってたのと違うとか、落ち着いてなければその隙間に必ず入り込んでくることだと思いました。
先生が最後にこう言ってくださいました。
「再建手術はいくつになってもできます。また気持ちがそうなってきたら、そのときに一緒に考えましょう」と。
本当に、本当に嬉しかった(涙)。
今回もたくさんの方々に助けていただきました。そして、愛もたくさんいただきました。
ここまでくる間、辛かったこともたくさんあったけど、今の自分の身体、そしてココロと一心不乱に向き合えてココロから良かったと思います。
見守ってくださった方々へ。
本当にありがとうございます。ココロからのお礼とともに、これからもどうぞよろしくお願いいたします。